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大分県知事、広瀬氏が4選

2015-04-13 12:30:12 | Weblog
大分県知事、広瀬氏が4選  2015年4月13日 共同
 12日投開票の大分県知事選は、無所属で現職の広瀬勝貞氏(72)が元大分市長で新人の釘宮磐氏(67)らを破り4選を果たした。
 同県知事選は自民、公明と民主の地方組織がそれぞれ支援する候補による与野党対決の構図で注目された。広瀬氏は政党色を前面に出さず、3期の実績を訴え支持を広げた。


 大分県知事選は、3期12年現職を務めて4選を目指す現職で72歳の広瀬勝貞氏に、元大分市長(2003年~2015年3月2日)で67歳の釘宮磐氏、共産党県常任委員で38歳の山下魁氏、造園業で65歳の箕迫高明氏、農業経営で61歳の池崎八生氏の5人による争いとなりましたが、
 国が進める地方創生は、われわれが取り組んできた県づくりと同じだ」と政権との連携をアピール。その上で、中小企業支援や雇用対策、観光振興の実績を強調し「人を育て、仕事をつくり、そして人を大分に呼び込む好循環をつくっていきたい」と訴えた広瀬勝貞氏が34万2583票を獲得して
 「上からの指示に従うだけで地域が活性化するなら、もうとっくになっている。市民の声を聞いて進めていくのが本当のまちづくりだ。草の根選挙をやっていく。業界団体と組んだ選挙ではない」「トップダウンではなく、ボトムアップな県政にする。そうでなければ大分県は変わらない」と広瀬県政を批判して17万8277票を獲得した釘宮磐氏 にダブルスコア近い差をつけて4選を決めました。
 山下魁氏は26214票。箕迫高明氏は2091票、池崎八生氏は1855票の獲得に留まっています。

福岡県知事、小川氏が再選

2015-04-13 12:27:40 | Weblog
福岡県知事、小川氏が再選  2015年4月13日 共同
 12日投開票の福岡県知事選は、無所属で現職の小川洋氏(65)=自民、公明、民主、維新、社民推薦=が、共産の支持を受けた無所属新人で弁護士の後藤富和氏(46)を破り、再選を果たした。
 小川氏は同日投開票の県議選や福岡市議選の候補者を通じて、経済対策などの公約への支持を広く訴えたほか、県医師会など支持団体の組織票固めで先行した。後藤氏は「脱原発」などを訴えたが及ばなかった。



 福岡県知事選は、1期4年現職を務めて再選を目指す自民・民主・公明・社会・維新が推薦する65歳の小川洋氏に、共産が推薦する46歳で弁護士の後藤富和氏が挑みましたが、
「九州を引っ張る、日本を支える」などと訴え、自動車産業の拠点化や水素エネルギーなどの先端産業の育成、収益性の高い農林水産業の確立や輸出促進などを公約に掲げた小川洋氏が126万0405票を獲得して
 「戦争、原発のない日本」や「中学3年までの医療費無料化」などを公約に掲げると共に九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の再稼働に反対。「日本初の『脱原発宣言』を福岡から」とアピールして28万4692票を獲得した後藤富和氏
 に4倍半近い圧倒的大差をつけて危なげなく再選を決めています。

広島市長、松井氏が再選

2015-04-13 12:24:49 | Weblog
広島市長、松井氏が再選  2015年4月13日 共同
 12日投開票の広島市長選は、無所属で現職の松井一実氏(62)=自民、公明、民主推薦=が、無所属新人で元会社社長の小谷野薫氏(52)らを破り再選を果たした。
 選挙戦では被爆地広島の平和行政の方向性に加え、市中心部のにぎわいづくりや住宅団地・中山間地域の活性化などが争点となった。
 松井氏は2020年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議の広島誘致を目指すことを掲げたほか、近隣市町を巻き込んだ都市連盟の実現によって人口減少に立ち向かう構想を訴えた。広島駅南口の再開発にメドをつけた実績や認知度など、現職の強みを生かし選挙戦を終始優位に進めた。地元経済界の応援も後押しになった。小谷野氏は市中心部でのスタジアム建設などをテコにした経済活性化を訴えたが、支持は広がりを欠いた。



 広島市長選は現職で再選を目指す自民・公明・民主が推薦する62歳の松井一実氏に、駐車場経営で72歳の荒木実氏、サンフレッチェ広島元社長で52歳の小谷野薫氏、元飲食店経営で34歳の橋本征俊氏、広島民主商工会元事務局長で60歳の河辺尊文氏の4新人が挑戦しましたが、
 市政運営をオーケストラに例え、「奏者がベストを尽くし、全体が調和するための方向性を打ち出すのが市長の仕事。指揮者のようなものだ」合議制を取り入れ、一部の幹部だけで決めることはしないと語った松井一実氏が27万5773票を獲得して
 四半世紀近く、企業の経営再建や事業提携に携わり、2013年にサンフレッチェ広島の社長に就任。「広島の町には停滞感や閉塞感がある。市民の声をよく聞き、望みを実現する広島をつくっていきたい」と語り70116票を獲得した小谷野薫氏 に大差をつけて再選。
 経済と環境の保護が両立できる「循環型都市」のモデルづくりを掲げた橋本征俊氏は16675票
 「市職員がやってきたことでも、市長が変わるとできなくなることがある」「命と暮らしを守る」と訴えた河辺尊文氏は17279票
 地域で子供を見守る力を強化するための町内会を強化。「心のケア」をする社会制度の提案などと掲げて 票を獲得した荒木実氏は10750票 の獲得に留まりました。
 事実上は現職の松井一実氏にサンフレッチェ広島元社長の小谷野薫氏がどこまで挑めるかが焦点だったかと思いますが、結果は現職の圧勝に終わりました。

島根県知事、溝口氏が3選

2015-04-13 12:23:04 | Weblog
島根県知事、溝口氏が3選 2015年4月13日 共同
 12日投開票の島根県知事選は、無所属で現職の溝口善兵衛氏(69)=自民、公明推薦=が、共産公認の新人で元県議の万代弘美氏(65)を破り、3選を果たした。溝口氏は産業振興や人口減対策などでの実績と知名度で終始優位に選挙戦を進めた。



 島根県知事選は、2期8年現職を務めて3選を目指す自民・公明が推薦する69歳の溝口善兵衛氏に、元県議で共産が推薦する65歳の萬代弘美氏が挑みましたが、
 企業誘致について2期8年の実績を示し、国の地方創生策を活用した地域振興を目指すと強調。若い世代の育児環境や医療、介護、福祉の充実など「安心して暮らせる地域の実現」を公約に掲げた溝口善兵衛氏が26万8284票を獲得して、
 「政治信条は命の平等」として医療、福祉、教育の充実を主張。中国電力島根原発(松江市鹿島町)の再稼働の中止による自然エネルギーへの転換、集団的自衛権の行使容認の反対などを訴え6万5088票を獲得した萬代弘美氏
 に4倍以上の差をつけて危なげなく3選を決めました。

鳥取県知事、平井氏が3選

2015-04-13 12:21:42 | Weblog
鳥取県知事、平井氏が3選  2015年4月13日 共同
 12日投開票の鳥取県知事選は、無所属で現職の平井伸治氏(53)=自民、公明、民主推薦=が無所属で新人の岩永尚之氏(58)=共産推薦=を破り、3選を果たした。
 地域振興への積極姿勢と実績を強調した平井氏は経済界を中心に広く支持をまとめた。岩永氏は無党派層取り込みを狙ったが及ばなかった。



 鳥取県知事選は、2期8年現職を務めて3選を目指す自民・民主・公明が推薦する53歳の平井伸治氏に、共産党県書記長で58歳の岩永尚之氏が挑みましたが、
 自動車部品や医薬健康関連分野などの企業誘致を進め、手厚い支援策を拡充していく。新規で正規雇用1万人を目指す目標を掲げ、県内の中小企業の経営革新を引き続き支援。新産業の創出にも力を入れると述べた平井伸治氏が23万4291票を獲得して
 誘致企業への企業立地補助金制度をやめ、企業誘致策として税減免などの優遇措置はせず、中小零細企業を支援すべきだと主張。新規学卒者の地元雇用を進め、最低賃金は時給千円以上に引き上げると語り29425票を獲得した岩永尚之氏
 に実に8倍近い圧倒的大差をつけて危なげなく3選を決めました。

徳島県知事、飯泉氏が4選

2015-04-13 12:19:19 | Weblog
徳島県知事、飯泉氏が4選  2015年4月13日 共同
 12日投開票の徳島県知事選は、無所属で現職の飯泉嘉門氏(54)が、共産新人で元県議の古田美知代氏(66)を破り、4選を果たした。


 徳島県知事選は、3期12年現職を務めて4選を目指す現職で54歳の飯泉嘉門氏に、共産党県副委員長で66歳の古田美知代氏が挑みましたが、
 「地方創生を絵に描いた餅ではなく県民、国民においしく食べていただける餅とし、日本創生へとつなげるため、本県の取り組みをもう一段高い次元へと進化させるべき時だ」と続投を求めた飯泉嘉門氏が20万1364票を獲得して
 「県民の願いはまだまだ届いておらず、県民本意の県政に切り替えたい」と語り、「安心、元気、希望の徳島にするため、暮らしや福祉を守る政治が問われている」と語り 4万9562票を獲得した古田美知代氏 
 に4倍の大差をつけて危なげなく4選を決めました。

奈良県知事、荒井氏が3選

2015-04-13 12:17:52 | Weblog
奈良県知事、荒井氏が3選 2015年4月13日 共同
 12日投開票の奈良県知事選は無所属で現職の荒井正吾氏(70)=自民、公明、民主、改革推薦=が、無所属新人で元生駒市長の山下真(46)、共産公認の新人で党県書記長の谷川和広氏(36)、無所属新人で会社社長の岩崎孝彦氏(44)を破り3選を果たした。
 荒井氏は250を超す業界団体から推薦を受けたほか、生駒市を除く市町村長の支援を受け、手堅く選挙戦を進めた。山下氏は県北部など大阪通勤圏で善戦したが支持が全県に広がらなかった。


 奈良県知事選は、2期8年現職を務めて3選を目指す70歳で自民・民主・公明が推薦する荒井正吾氏に、元生駒市長で46歳の山下真氏、共産党県書記長で36歳の谷川和広氏、経営相談業で44歳の岩崎孝彦氏の4人による争いとなりましたが、
「奈良を良くする流れが出てきたのは、かつての歴史でなかった。この流れを止めたくない」と支援を呼び掛けた荒井正吾氏が28万3432票を獲得して
 閉塞した政治行政の打破と、関西広域連合への参加問題、財政再建を挙げ、「内向きの県政から打って出る奈良県へ、また組織が仕切る県政から県民が横につながる県政に変える。県の刷新と再生は今しかない」と訴えて22万7687票を獲得した山下真氏 を退けて3選を決めました。
 子ども医療費の窓口負担ゼロや関西広域連合への不参加、奈良から世界に平和を発信することなどを掲げ「命、暮らしを何よりも大切にできる県政にしていく」と力強く語った谷川和広氏は39127票。
 リニア中央新幹線王寺駅の設置と、学生寮や学生会館などを集めた学園都市の創設を挙げてた岩崎孝彦氏は14903票を獲得しました。

 与野党相乗りの現職に、2006年1月から生駒市長に就任して2010年に再選&2014年1月も2人のライバル候補に大差をつけて圧勝した山下真氏が挑む実質2人の争いだったかと思いますが、現職が逃げ切る形になりました。

三重県知事、鈴木氏が当選

2015-04-13 12:17:04 | Weblog
三重県知事、鈴木氏が当選  2015年4月13日 共同
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFB08H4T_S5A410C1000000/
 12日投開票の三重県知事選は、無所属で現職の鈴木英敬氏(40)=自民、公明推薦=が、共産推薦の新人で団体役員の藤井新一氏(56)を破り、当選した。



 三重県知事選は、1期4年現職を務めて再選を目指す自民・公明が推薦する40歳の鈴木英敬氏に、共産が推薦する市民団体役員で56歳の藤井新一氏が挑みましたが、 
 「県民の思いを受けて戦う。三重県をもっと良くしていく」と訴えた鈴木英敬氏が60万3697票を獲得して
 「命と暮らしを第一にする県政に切り替える」と訴え10万0860票を獲得した藤井新一氏
 に実に6倍の圧倒的大差をつけて危なげなく再選を決めました。

静岡市長、田辺氏が再選

2015-04-13 08:28:34 | Weblog
静岡市長、田辺氏が再選  2015年4月13日 共同
 12日投開票の静岡市長選は、無所属で現職の田辺信宏氏(53)=自民、公明、改革推薦=が、いずれも新人で無所属の高田都子氏(62)と、共産推薦の松浦敏夫氏(62)を抑え、再選を果たした。人口減少対策などが争点となるなか、組織票を手堅く積み上げた。



 静岡市は、現職で再選を目指す自民・公明・新党改革が推薦する53歳の田辺信宏氏にドラッグストアチェーン役員で62歳の高田都子氏、市民団体役員で共産が推薦する62歳の松浦敏夫氏が挑みましたが、
 「駿府城の再建を目指し、ビジターセンターや歴史博物館、サクラの名所など人が集まる仕掛けで交流人口を増やす。中心市街地の呉服町や七間町を外国人が行き交うような世界的水準の街を目指す」と訴えた田辺信宏氏が18万4856票を獲得して
 「女性に優しく、女性が住みやすい街となるよう施策を進める」と強調。女性の市民税をゼロにすることで若い女性の流出を防ぎ、消費拡大にもつながると訴え68895票を獲得した高田都子氏
 「日本平山頂の自然や茶畑を削る公園計画に百四十億円も投資するハコもの優先の現在の市政から、市民が主人公となる市政に切り替える」と主張。国民健康保険料のさらなる引き下げや特別養護老人ホームの増設などで市民負担を減らし、安心して住み続けられる市政を目指すと呼び掛けて22066票を獲得した松浦敏夫氏
 の両氏を退けて再選を決めました。

浜松市長、鈴木氏が3選

2015-04-13 08:27:01 | Weblog
浜松市長、鈴木氏が3選 2015年4月13日 共同
 12日投開票の浜松市長選は、無所属で現職の鈴木康友氏(57)が共産推薦の嶋田博氏(66)を破り、3選を果たした。鈴木氏は行財政改革による市債の削減や、保育所の定員増など子育て支援分野での実績を強調。経済界を中心に幅広く支持を集めた。


 浜松市は、現職で3選を目指す57歳の鈴木康友氏に、県西部地区労働組合連合議長で66歳の嶋田博氏が挑みましたが、
 区再編について「合併から十年。今の構造でいいのか、より効率的な行政体に変えていくべきなのか、考える時期に来た」と意欲を示した鈴木康友氏が26万5234票を獲得して
 同区再編問題についてに「市民に役立つ身近な区役所にするため、現行の七区を守る」と反対姿勢を明確にして68007票を獲得した嶋田博氏
 に3.9倍の大差をつけて危なげなく3選を決めました。

 こちらは4年前の前回市長選で政令指定都市で初の現職の無投票再選が決まったことが話題になりましたが、今回は対抗候補を擁立したものの、全く勝負になりませんでしたねぇ。

相模原市長、加山氏が3選

2015-04-13 08:26:13 | Weblog
相模原市長、加山氏が3選 2015年4月13日 共同
 12日投開票の相模原市長選は、無所属で現職の加山俊夫氏(70)=自民、公明、民主推薦=が、共産公認の新人、中野渡旬氏(66)を破り3選を果たした。同市長選は2027年に開業を予定するリニア中央新幹線の新駅周辺開発の是非などが争点となった。組織力や知名度で勝る加山氏が終始優位に選挙戦を進めた。


 相模原市は、自民・民主・公明が推薦する3選を目指す70歳の加山俊夫氏に、共産党公認の新人で党北部地区常任委員の66歳の中野渡旬氏が挑みましたが、
 「市民が安心して暮らせる街づくりを」と訴えた加山俊夫氏が20万8579票を獲得して
 市民目線の政治に切り替えていく」と訴え52253票を獲得した中野渡旬氏
 にほぼ4倍の大差をつけて危なげなく3選を決めています、

福井県知事、西川氏が4選

2015-04-13 08:12:02 | Weblog
福井県知事、西川氏が4選 2015年4月13日 共同
 12日投開票の福井県知事選は、無所属で現職の西川一誠氏(70)が、共産公認の新人で党県書記長の金元幸枝氏(57)を破り、4選を果たした。
 西川氏は北陸新幹線の敦賀延伸の3年前倒しを実現したことなど、過去3期12年の実績を強調した。金元氏は脱原発を訴えたが支持を広げられなかった。



 福井県知事選は3期12年現職を務めて4選を目指す現職で70歳の西川一誠氏に、共産党県書記長出57歳の金元幸枝氏が挑みましたが、 
 3期目までに幸福度日本一や、舞鶴若狭自動車道の全線開通、北陸新幹線の県内延伸決定などを実現。8年後の新幹線開業への対応策などを残る課題とした西川一誠氏が24万2544票を獲得して
 県の予算を新幹線に使うくらいなら、教育や医療に回すべきだ。今頑張らないといけないと思って出馬を決めたと語り59115票を獲得した金元幸枝氏 に4倍の大差をつけて危なげなく4選を決めました。

神奈川県知事、黒岩氏が再選

2015-04-13 08:09:29 | Weblog
神奈川県知事、黒岩氏が再選  2015年4月13日 共同
 12日投開票の神奈川県知事選は、無所属で現職の黒岩祐治氏(60)=自民、公明、民主、元気推薦=が、無所属で団体役員の岡本一氏(69)=共産推薦=を破り再選を果たした。選挙は黒岩氏の1期目の評価が最大の争点となった。同氏は高い知名度に加え、最重点施策に成長戦略の具現化を掲げ、幅広い層から支持を集めた。岡本氏は無党派層への支持を広げきれなかった。



 神奈川県知事選は1期4年現職を務めて再選を目指す自民・民・公明などが推薦する60歳の黒岩祐治氏に、共産が推薦する69歳で政策NPO理事の岡本一氏が挑みましたが、 
 「大きな方向性を示し、夢を与えて皆を引っ張る。ビジョンを掲げたら、ぶれずに信念をもって突き進む」と語った黒岩祐治氏が219万5764票を獲得して
 「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」県政では「リストラに歯止めをかける県条例を実現したい」と話り66万5751票を獲得した岡本一氏
 にトリプルスコア以上の大差をつけて危なげなく再選を決めました。

札幌市長、秋元氏が初当選 12年ぶり新市長

2015-04-13 08:05:36 | Weblog
札幌市長、秋元氏が初当選 12年ぶり新市長 2015年4月13日 共同
 12日投開票の札幌市長選は、無所属で新人の元副市長の秋元克広氏(59)=民主、維新推薦=が、自民推薦の新人で元総務省職員の本間奈々氏(45)ら4人の候補を破り初当選した。12年ぶりに新しい市長が誕生する。
 秋元氏は人口が間もなく減少に転じるとされるなど、札幌市が転換点にさしかかっている点を強調。道外企業の誘致による優秀な人材の流出防止や、民間投資を呼び込むまちづくりの推進などを政策として掲げた。民主党や連合北海道など現職の上田文雄市長(66)の支持基盤を押さえた上で、地元経済界や公明支持層の一部も取り込んだ。
 対抗馬の最有力とされた本間氏は、市営地下鉄の複数路線の延伸といった積極的なインフラ投資策に加え、国や与党とのパイプの太さを訴えたものの、無党派層の支持を集めた秋元氏に水をあけられた。



 札幌市長選は、元総務省自治大学校研究部長で自民が推薦する45歳の本間奈々氏、前副市長で民主・維新が推薦する59歳の秋元克広氏、共産党道委員会副委員長で56歳の春木智江氏、元衆院議員秘書で42歳の飯田佳宏氏、アパート経営で52歳の須田真功氏の5新人による争いとなりましたが、
 市職員35年の経験を強調し、経済・雇用対策を柱に中小企業の支援充実や本社機能の札幌移転促進などを掲げた秋元克広氏が45万3493票を獲得して
 経済活性化を掲げ、市営地下鉄東豊線福住駅(豊平区)など3方面の延伸検討や緊縮財政からの転換を訴え31万6829票を獲得した本間奈々氏
 北海道電力泊原発の廃炉などを主張して69559票を獲得した春木智江氏
 26年冬季五輪・パラリンピック開催都市立候補の撤回を主張して44729票を獲得した飯田佳宏氏
 23605票を獲得した須田真功氏 を退けて新人同士の争いを制しました。
 こちらは新人同士の争いだったことに加えて、前副市長と4年前の前回市長選でも当時の現職に敗れ雪辱を果たそうと再出馬した方との事実上の一騎打ち。
 ただ、札幌市民からすれば、3年間程愛知県春日井市の副市長経験はあるものの人生の大半を総務省や大学で過ごしとりわけ北海道と縁が深いわけでもない本間奈々氏に思い入れの深い方もそう多くはなかったのでしょうし、無党派層を固め副市長としての知名度もある秋元克広氏が振り切った形でしょうか。

北海道知事、高橋氏が当選 4選は道政史上初

2015-04-13 08:03:39 | Weblog
北海道知事、高橋氏が当選 4選は道政史上初 2015年4月13日 共同
 12日投開票の北海道知事選は、無所属で現職の高橋はるみ氏(61)=自民党道連、公明党道本部推薦=が、民主党道連などが支援する新人でフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を破り、4回目の当選を果たした。4選は道政史上初めて。
 高橋氏は人口減少対策や経済活性化策などを訴え、道内の幅広い層に浸透した。事実上の与野党対決となった北海道を重点区とした自民は、党幹部らを相次ぎ道内に送り込み保守層や業界団体などの支持を固めた。
 佐藤氏は脱原発などを掲げたが及ばなかった。現職の4選阻止を目指して野党が結集したが、民主などの支援決定の遅れも響いた。



 北海道知事選は3期12年現職を務めて4選を目指す現職で自民・公明が推薦する61歳の高橋はるみ氏に、キャスターで民主・維新・共産・社民・新党大地が推薦する65歳の佐藤のりゆき氏が挑みましたが、
 「人口減少問題という危機突破には、誰より地域を巡り、行政を理解した私自身が先頭に立たねばならないと決意した」「新しい発想で大胆に行動したい。まだ働き盛りだ」と述べた高橋はるみ氏が149万6915票を獲得して
 「この12年、北海道を前に動かす企画がなかった。どうして4期やらなければならないのか」と現職を批判。道民所得が全国平均を下回っている現状を打開する策として、1次産業の高付加価値化などを提案し「この企画をぜひ実行したい」と訴え114万6573票を獲得した佐藤のりゆき氏 を退けて4選を決めました。
 佐藤氏は現職の4選阻止を目指して野党が結集したものの、民主の支援決定が遅れたことで一歩及ばなかったようですね。