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大分 大分市長選 佐藤氏が初当選

2015-04-30 19:45:08 | Weblog
大分 大分市長選 佐藤氏が初当選 2015年04月27日 大分合同
自民系、1万8千票差
 第18回統一地方選の「後半戦」で26日、大分、別府両市長選と大分県内6市町議選が投開票された。大分市長選は元中小企業庁次長の佐藤樹一郎氏(57)が、元大分大学副学長の椋野美智子氏(59)に約1万8千票差をつけ新人同士の一騎打ちを制した。新人5人が争った別府市長選は、元市議の長野恭紘氏(40)が元国土交通省技官の春田義信氏(58)らを破って初当選を果たした。両市とも12年ぶりに新市長による市政がスタートする。別府、中津、日田、杵築、宇佐、玖珠の各市町議選は計129人の当選者が決まった。
 自民、公明両党などの支援を受けた佐藤氏が、保守層を中心に支持を集めて初当選。自民党が推す候補としては、旧民社党出身で2003年に引退した木下敬之助元市長以来、12年ぶりに市長の座を奪った。
 佐藤氏は経済産業省でのキャリアを基に「産業力の強化」などを訴え、経済界を軸に支持を広げた。自民党市連や党所属国会議員の組織をベースにしたが、党派色を抑えた「市民党」を掲げ、無党派層にも一定程度浸透した。中学、高校の同窓生や地元の稙田地域の後援会も活発に集票。親しい間柄にある広瀬勝貞知事の支援者も後押しした。
 民主、社民両党が支援した椋野氏は釘宮磐前市長の実質的な後継候補だったが、今年2月の出馬表明後に態勢づくりが遅れた。連合大分の労組票を基盤に組織戦を展開。「県内初の女性市長」を前面にアピールしたが、挽回できなかった。

活性化へ県と連携
 佐藤氏の話 本当に多くの方から応援を頂いた。うれしさと同時に身の引き締まる思い。県と連携して産業の振興や福祉の向上、中心市街地の活性化などに取り組む。新しい大分市に生まれ変わる第一歩。市職員と一緒に市民のために汗を流したい。
佐藤樹一郎((さとう・きいちろう) 57 無新(1) =自民・維新・元気推薦、公明県本部支持=元中小企業庁次長(JSR戦略事業企画部長、ジェトロニューヨーク事務所長、中部経産局長)市内木上。東大卒

★大分県大分市 市長選挙結果
当 91200 (55.6%) 佐藤 樹一郎 57 無所属(自・維・気) 新 1(元)中部経産局長
  72695 (44.4%) 椋野美智子 59 無所属新 (元)大分大副学長


 大分市は、県のほぼ中央に位置する人口約47.8万人の県都で、市長選は 釘宮磐前市長が知事選に出馬(落選)したことから、元中小企業庁次長で57歳の自民・維新などが支援する57歳で(知事選を制した広瀬知事の経済産業省の後輩にあたる)佐藤樹一郎氏と、元大分大学副学長で59歳の(同知事選で敗れた釘宮磐前大分市長らの要請で立候補を表明した)椋野美智子氏の2新人による争いという事実上の知事選の第2ラウンドになりましたが、
 国や県と連携する姿勢を掲げた佐藤樹一郎氏が91200票を獲得して
 国追随ではなく市の自主性に軸足を置く方針を訴え72695票を獲得した椋野美智子氏 を振り切り新人同士の争いを制しました。


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