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入店拒否に慰謝料認定 「黒人差別」めぐり、大阪高裁

2006-10-21 13:07:58 | Weblog
入店拒否に慰謝料認定 「黒人差別」めぐり、大阪高裁 2006年10月19日 産経
http://www.sankei.co.jp/news/061018/sha013.htm
 黒人だという理由で眼鏡店(大阪府大東市)に入るのを拒否されたとして、米国人男性が慰謝料など550万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は18日、請求を棄却した一審大阪地裁判決を変更し、店の経営者に35万円の支払いを命じた。
 田中壮太裁判長は、経営者が「向こうに行ってくれ」と退去を要求したと認定。「人種差別と認めるには不十分だが、社会通念を逸脱した一方的で理不尽な行為だ」として精神的苦痛による慰謝料を認めた。
 男性の弁護士は「差別を認めなかったのは不当だが、退去要求だけにしては高額な慰謝料を認めており、裁判所が一定の理解を示したのだろう」としている。
 判決によると、京都府精華町のデザイナー、スティーブ・マクガワンさん(42)は平成16年9月、知人と検眼のために眼鏡店に入ろうとした際、出てきた経営者に強い口調で「道路の向こうに行ってくれ」などと複数回にわたり言われた。
 マクガワンさんは「出て行け。黒人は嫌いだ」と言われたと主張したが、判決は「聞き誤りの可能性もあり、認めるのは困難」と退けた。


 今時、売り上げを上げるためならば、どんなお客様にも誠実に接するのが当たり前の時代になったと思っていましたが、未だにこんな人種差別を平気で行う経営者がいるなんて驚きですし、強い憤りを感じます。
 慰謝料としての35万円の支払いは妥当かと思いますが、この経営者 もし 今時の人となりつつあるライス国務長官が眼鏡を買いに来ても同じ態度をとったのでしょうか。


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