ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

寝屋川コンビニ強盗殺人 「捕まりたくないから刺した」

2007-10-08 13:10:43 | Weblog
寝屋川コンビニ強盗殺人 「捕まりたくないから刺した」2007年10月8日 産経
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071008/crm0710080132000-n1.htm
 大阪府寝屋川市のコンビニエンスストアで万引をした2人組の男を追跡したアルバイト店員、上内健司さん(27)が刺殺された事件で、強盗殺人容疑で逮捕された工員の少年(19)が寝屋川署捜査本部の調べに、「捕まりたくなかったので刺した」と供述していることが7日、分かった。工員は犯行後、通行人の男性に取り押さえられたものの、再び逃走していたことも判明した。
 調べでは、工員が犯行直前に、同じ中学の後輩の内装工アルバイトの少年(15)に「ビールが飲みたいからやろう」と万引を持ちかけた。2人の所持金はほとんどなかったという。
 買い物かごに商品を入れて逃走する万引の手口は、若者の間で「かごダッシュ」と呼ばれているが、2人は「かごダッシュは初めてやった」と供述しているという。2人はこれまでにも窃盗事件を起こしたことがあった。
 また、工員は上内さんを刺した後、通りかかった男性にいったん取り押さえられていた。工員は男性に「おとなしくする」と話したものの、突然抵抗し、男性の制止をきかずに走って逃げたという。
 工員は「ナイフは近くに捨てた。もみあった際に脱げたTシャツは持って帰って自宅で着替えた」と話しており、捜査本部は、凶器とみられるナイフは現場付近で、犯行時に着ていた衣服を自宅からそれぞれ発見した。

コンビニ店員刺殺で逮捕の19歳工員、ナイフを常に携行 2007年10月8日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071008i401.htm?from=main4
 大阪府寝屋川市のコンビニエンスストア「セブン―イレブン寝屋川高宮店」でアルバイト店員上内(かみうち)健司さん(27)が万引きして逃げた少年に刺殺された事件で、逮捕された工員(19)は、ナイフを持ち歩き、「いざとなったら、ナイフで何とかなる」と周囲に語っていたことが、府警寝屋川署の捜査本部の調べでわかった。
 調べによると、工員は最近、ナイフを常に持ち歩き、けんか相手を脅したり、後輩を刺すまねをして「ナイフで何とかなる」と吹聴したりしていたという。
 犯行に使ったとみられるナイフは、現場付近で発見された。

コンビニ強殺:2少年逮捕 「ビール飲みたく万引き」2007年10月7日 毎日
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20071007k0000m040092000c.html
 大阪府寝屋川市のコンビニエンスストアで商品を万引きした男を追跡した店員が刺殺された事件で、府警寝屋川署捜査本部は6日、出頭してきた同市内の工員の少年(19)を強盗殺人容疑で、新たに身柄を確保した内装工アルバイトの少年(15)を強盗致死容疑で逮捕した。工員は調べに対し「ビールが飲みたくて最初から万引きをするつもりだった」と供述し、2人とも容疑を認めている。凶器のナイフは工員が普段から持っていたもので、捜査本部は店員の追跡を振り切るために刺したとみて追及。逃走に使った車を運転していた仲間の少年の行方を追っている。
 調べでは、2人は万引きすることを企て、店員に見つかればナイフを示して逃れようと示し合わせたうえ、6日午前0時50分ごろ、寝屋川市高宮1の「セブンイレブン寝屋川高宮店」で、缶ビール12本やプリン1個(計約3400円相当)を万引き。工員は逃走の際、追いかけてきたアルバイト店員の上内健司さん(27)=同市東神田町4=の左胸を、持っていたナイフで刺して殺害した疑い。ナイフは現場近くに捨てたという。
 工員と内装工は同じ中学時代の先輩と後輩。車を運転していた少年は内装工の知人という。事件直前、工員が「ビールが飲みたくなった」と内装工に万引きを発案。運転手役の少年と3人で現場近くまで行き、運転手役の少年は車内で待機していた。工員と内装工は所持金がほとんどなく、買い物かごに商品を入れたまま店から逃走。内装工は待機していた車に乗り込んで逃げたが、工員は上内さんに追いつかれて胸を刺した後、徒歩で自宅まで帰ったという。2人とも帰宅後に衣服を着替えるなど証拠隠滅も図っていた。
 一方、司法解剖の結果、上内さんは左胸1カ所を心臓に達するほどの深さまで刺されていたことが判明。捜査本部は、工員が逃走するために強い殺意を持って刺したとみて厳しく追及する。

◇「曲がったこと嫌いだった」
 「夢を追い続けろ」。上内健司さん(27)は希望に満ちた言葉を、寝屋川市立第五中学校の卒業アルバムに寄せ書きしていた。運動神経が抜群で、小学校時代は運動会のリレーでいつもアンカー。中学1年の担任、藤原國泰教諭(48)は「自主的に提出する学習ノートを欠かさずやり、こつこつ積み重ねるタイプだった。やるべきことをこなす性格が、犯人を追跡しようと思わせたのかもしれない」と声を落とす。
 弔問で上内さんの両親に会った女性は、母親から「夢であってほしい」と疲れきった様子で言われたという。
 刺殺現場には6日午後9時すぎ、府立南寝屋川高校で同級生だった男性2人が花を手向けた。上内さんは、電車内で携帯電話で話す大人を見ると「何でマナー守らへんのやろ」と憤り、卒業後はアルバイト先のコンビニに未成年者がたばこを買いに来ても止めていたという。「曲がったことが嫌いな性格だった」と冥福を祈っていた。



 大阪寝屋川でコンビニ店員が刺殺された事件ですが、この犯人達、未成年であるにも関わらずビールが飲みたいというふざけた動機で人1人殺してしまったようですね…(激怒
 この手の未成年の凶悪事件が起こるたびに、いつも思うことなのですが、このような殺人事件にまで、加害者が未成年であることを理由に氏名を公表しないなど、加害少年に配慮する必要が本当にあるのか? など、ついつい考えてしまいます。
 そもそも少年法の趣旨は、判断能力が不十分な少年が、万引き行為やケンカなどでつい感情的になって、命にまでは関わらない程度にケガを負わせてしまった程度を想定しているのだと思いますが、最近は法の趣旨を逆に悪用している事件が続発していますし、法を運用する側も逆送などで対応はしているようですが、さすがに『殺人を意図的に行うケース』まで氏名の報道をしないのは、逆に青少年の犯罪を助長するのではないかという、危惧を感じずには入られません。
 マスコミなど、ニュースを提供する側が暴走する危険性などもあり、そう簡単に法律が変わるとは思えませんが、加害少年(少女)にどう社会的な責任を取らせるのかなど、もう少し真剣に議論して欲しいと思います。


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
趣旨ですfが (太一)
2007-10-09 07:48:41
命にかかわるか否かで区別はしていないと思います。
区別しているなら少年法61条も、命にかかわる場合には、などと限定を加えるはずです。
Unknown (Unknown)
2015-01-18 23:33:14
死刑にせにゃいけりゃーせん!工員少年(19)はホンマ残酷な凶悪なヤカラだ!

コメントを投稿