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パソコンデータの持ち出しも警備、綜合警備保障が新サービス

2008-06-09 18:34:59 | Weblog
パソコンデータの持ち出しも警備、綜合警備保障が新サービス 2008年6月5日
日経 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080604AT3K0400L04062008.html
読売 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080604-OYT1T00779.htm
 綜合警備保障は4日、官公庁や企業のパソコンを対象に、従業員によるデータの持ち出しを監視する「PC監視」サービスを5日に始めると発表した。従来のビル警備などに加えて、今後需要の伸びが見込める「情報警備事業」に乗り出し、同事業で2009年3月期に3億円、11年3月期には15億円の売り上げを目指す。
 メールへの文書添付やウェブサイトの閲覧といったパソコンの操作履歴を、綜合警備保障の監視センターで常に収集・分析する。月ごとに報告書を作成するほか、例えばUSBメモリーへのデータ複製など顧客が禁止した操作があった際には即日、管理者にメールで連絡する。
 費用はパソコン1台につき初期導入費が1785円で、ほかに年間1万7325円の利用料がかかる。PC監視サービスは東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県で開始し順次拡大する。09年3月までに1億円の販売を目指す。


 この手のサービスは大手企業は既にシステム会社経由で加入していると思いますが、実は内部からの情報漏洩にもっとも注意しなければならないのは、経営者がオフィスを空けがちな小規模企業。そういう意味ではお手軽な値段でパソコンデーターの持ち出し等を監視してくるこの仕組みは、中小企業事業主の関心を大いに集めそうですね。
 ちなみに、監視の対象は、外部記憶媒体については『USBメモリ等の外部記憶媒体へコピーしたファイル名、ファイルサイズ等』、メールは『メールソフトの利用状況、メールに添付されたファイル名』、プリンターは『印刷したファイル名、プリンタ名、枚数等』、WEBは『ブラウザの利用状況、アクセスしたサイトの状況等』、他 Winny等のP2Pソフトの利用状況、ダウンロード・アップロードしたファイル名とファイルサイズも監視してくれるようです。

ニュースリリースはこちら
http://www.alsok.co.jp/company/news/news_release_details.htm?alpc_news.news_detail[id]=512


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