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同窓会帰りの8人ひき逃げ、高裁が「懲役20年」支持 

2006-11-03 00:55:08 | Weblog
同窓会帰りの8人ひき逃げ、高裁が「懲役20年」支持 2006年11月2日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061102i105.htm
 千葉県山武市(旧・松尾町)で2005年2月、同窓会帰りの男女8人がひき逃げされ死傷した事件で、危険運転致死傷などの罪に問われた土木作業員、田中佳志被告(33)の控訴審判決が2日、東京高裁であった。
 河辺義正裁判長は、「帰宅時に運転する予定だったにもかかわらず飲酒しており、危険運転の強い意思がうかがえる。遺族らの憤りも激しく、量刑が重すぎるとは言えない」として、懲役20年(求刑・懲役25年)とした1審・千葉地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。
 弁護側は、「運転が困難なほど酒に酔っていなかった」として、業務上過失致死傷罪を適用するよう求めていたが、判決は、「ブレーキをかけた跡もなく、飲酒の影響で正常な運転が困難な状態に陥っていた」として退けた。
 判決によると、田中被告は免許停止中だった05年2月5日夜、知人宅の法要で日本酒1リットルなどを飲んだ後、酩酊(めいてい)状態で軽ワゴン車を運転。道路左脇を歩いていた8人を次々とはね、4人を死亡させ、4人に重軽傷を負わせて逃走するなどした。


 酔っ払い運転のあげく、人を4人もひき殺しておいて逃亡した罪が20年とはあまりにも短すぎますね。この被告、重軽傷を負わせた4人や死亡した4人の遺族にいまだにお詫びの言葉一つも言っていないようですし、どうして1審で検察側の求刑に対して減刑などしたのか、未だに納得がいきません。
 自宅に戻ってテレビをつけると、ちょうどこのニュースを報道していたのですが、重軽傷を負わせられた4人の被害者の1人の『お友達を返して下さい』という悲痛な叫びがいつまでも心に響きました。多分被告にはこの悲痛の叫びも届いていないんでしょうね…。そう思うと悔しくてたまりません。


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