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(鳥取)倉吉市長選は石田氏が3選決める

2018-03-26 20:48:49 | Weblog
(鳥取)倉吉市長選は石田氏が3選決める 2018年03月26日
記事リンク先 日本海 http://www.nnn.co.jp/today/180325/20180325159.html
★鳥取県倉吉市市長選挙結果
当 14072票 石田 耕太郎 68 男 無現 倉吉市長
  1340票 岡本義範 66 男 無新 自営業

 鳥取県倉吉市は、2005年3月に関金町を編入合併した県中部の人口4.7万人程の市で、市長選は2010年4月から2期8年現職を務めて3期目を目指す68歳の石田耕太郎氏に、自営業で66歳の岡本義範氏の8年前と同じ顔合わせ(8年前は石田氏が15612票VS岡本氏が2410票で石田氏が新人同士の争いを制して圧勝、4年前は石田氏の無投票再選)になりましたが、
 2期にわたって若者の定住支援などを進めた実績を強調。2016年の地震からの復興を最優先課題に掲げ、市政の継続を訴えた石田耕太郎氏が14072票を獲得して
 市職員のスキルアップに力を入れると主張したほか、県立美術館の建設に合わせ、市内へのアクセス環境を整えるべきと訴え1340票を獲得した岡本義範氏 を退けて3選を決めました。
 う~ん。こちらも栃木の大田原市長選同様10倍以上の格差に…。4年前は出馬しなかった岡本氏が8年ぶりに出馬したのも出て下さいと強く押す方がいたのかもしれませんが、こちらも選挙費用が勿体無かったと言ったらお叱りを受けるんでしょうね…。

鳥取市長に深沢氏再選 共産推薦の新人破る

2018-03-26 20:43:50 | Weblog
鳥取市長に深沢氏再選 共産推薦の新人破る 2018年03月26日
記事リンク先 日経(共同) https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28557860V20C18A3PE8000/
★鳥取県鳥取市 市長選挙結果
当 37187票 深沢義彦 無現
  11148票 塚田成幸 無新

 鳥取県鳥取市は2004年11月に国府町・福部村・気高町・鹿野町・青谷町・河原町・用瀬町・佐治村の8町村を編入した県東部の人口19.1万人程の県都で、市長選は2014年4月から1期4年現職を務めて再選を目指す自民・公明が推薦する65歳の深沢義彦氏に、共産が推薦する54歳の塚田成幸氏が挑みましたが、
 1期4年間の実績として本庁舎の新築移転や中核市移行への道筋を整えた取り組みなどをアピール。子育てプロジェクトの推進、安心して出産・子育てのできる教育環境の整備を実現する「ひとづくり政策」、地元中小企業の振興策の強力な展開する「しごとづくり政策」、子育て環境の充実やバリアフリー化などにより地域共生社会を実現する「まちづくり政策」、連携中枢都市圏を形成し医療・福祉・産業・観光を強化する「未来をつくる中核市」の4つの政策を掲げた深沢義彦氏が37187票を獲得して

 「2012年の住民投票では現庁舎の耐震改修を過半数が支持したにもかかわらず、新築移転を強行した」「新庁舎移転や水道料金の値上げの強行など、住民の声を十分に聞き入れていない」と現職を批判。 子育て支援や福祉の充実、総合支所の権限・予算増など住民目線の政治の実現を政策に掲げて11148票を獲得した塚田成幸氏
 に3倍以上の大差をつけて危なげなく再選を決めました。

 まあ、移転までするかどうかは別にして、市庁舎は築約50年で震度6強の地震で倒壊の恐れがあると指摘されていたようですし、住民投票の結果は「耐震改修」派が「移転新築」派に約16500票の大差をつけたものの、耐震改修には当初予定の倍の40億円以上がかかるとの試算結果が出たことから市議会は「耐震改修案の実現は困難」と結論づけて市のHPにも随時情報公開していましたし、移転や建て替え反対だけでは中々市民の理解を得るのも困難だったのかなと。
 移転となれば旧庁舎跡地の利用問題も出てくるのではないかと思うのですが、再選を決めた深沢義彦氏はどのような市政の舵取りをしてくれるのでしょうか。


(長野)上田市長に土屋氏初当選 寺島氏に1585票差

2018-03-26 20:39:22 | Weblog
(長野)上田市長に土屋氏初当選 寺島氏に1585票差 2018年03月26日
記事リンク先 信濃毎日 http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20180326/KT180321ATI090012000.php

★長野県上田市 市長選挙結果
当 29131票 土屋陽一 61 男 無新 元市議
  27546票 寺島義幸 64 男 無新 社会福祉法人理事 元衆院議員
  17459票 金井忠一 67 男 無新 農業 元市議


 長野県上田市は、2006年3月に旧上田市と丸子町・真田町・武石村と合併して発足した人口約15.5万人程の市で、2002年2月の旧上田市時代から市長を務めていた母袋創一氏が出馬を見送ったことから、市長選は元衆院議員で母袋創一市長が後継指名した64歳の寺島義幸氏、元市議で61歳の土屋陽一氏、元市議で67歳の金井忠一氏の3新人による争いとなりましたが、
 旧町村との市町村合併から12年がたったことを受け「上田を再構築していきたい」と主張。「完全給付型奨学金」を検討するとし、さらに「新たな防災体制、支援体制をつくるために消防学校や危機管理施設を誘致する」長野大学に新しい学部・学科を創設することや地域との連携強化を政策に掲げ、「大学を活用した町づくりを実施していく」と訴えた土屋陽一氏が29131票を獲得して

 「今日までの経験を生かして、母袋市長が築いた土台の上に、しっかりと新たな挑戦をしていく」主役は市民で、「女性が活躍でき、若者が定住し、お年寄りや障害者が生きがいを持って上田に住むことができる」という市政を目指す。医療、介護、教育分野の充実を図る。「それらを実現するためには税収を増やさなければならない」とし、商工業や観光業、農林業への支援、産業振興にも力を入れる。「一市町村の時代ではなく、広域の時代。上田市が発展すれば周りが発展する。周りが発展すれば上田も光る。連携を図りながら前に進め、必ず結果を出していく」と強調して27546票を獲得した寺島義幸氏、

 合併前から16年続いた現市政のゴミ処理施設建設対応を「一つも新クリーンセンターができないのはおかしい」と批判。医療の課題にも取り組むとし、「千曲川の左岸に入院施設があるのは塩田病院しかない。安心して老いていける上田市をつくるためには、新しい病院が必要」と主張。「毎年、建設資金を積み立てる基金を設けて道筋をつける」と強調して17459票を獲得した金井忠一氏
 の両氏を退けて新人同士の争いを制しました。

 三つ巴の戦いを勝利した土屋陽一氏は、母袋氏の観光施策を評価しつつも現市政には改善の余地が多い―として「再構築」を訴えていたのですが、初当選した土屋陽一氏はどのような市政運営を行ってくれるのでしょうか。

山梨中央市長選 田中氏が4選 「継続・安定」訴え浸透

2018-03-26 20:36:55 | Weblog

山梨中央市長選 田中氏が4選 「継続・安定」訴え浸透 2018年03月26日
記事リンク先 山梨日々 http://www.sannichi.co.jp/article/2018/03/26/00260441
★山梨県中央市 市長選挙結果
当 7380票 田中久雄 70 男 無現 中央市長
  6444票 山村一 66 男 無新 元市議


 山梨県中央市は、2006年2月に玉穂町・田富町・豊富村が合併して発足した県中央部の人口3万人程の市で、市長選は初代市長として3期12年現職を務めて4期目を目指す現職で70歳の田中久雄氏に、元市議で66歳の山村一氏が挑む4年前と同じ顔合わせになりましたが、
 3期12年の実績を強調しながら子育て支援や高齢者福祉の充実、リニア開通を見据えた街づくりを訴えた田中久雄氏が7380票を獲得して
 保育園の完全無償化や18歳までの医療費の無料化を公約に掲げて市政の転換を訴えて6444票を獲得した山村一氏 を振り切って4選を決めています。

(埼玉)戸田市長選、菅原氏が初当選

2018-03-26 20:28:45 | Weblog
(埼玉)戸田市長選、菅原氏が初当選 経験をベース、優位に選挙戦展開 子育て世代を中心に幅広く支持集める 2018年03月26日
記事リンク先 埼玉 www.saitama-np.co.jp/news/2018/03/26/07_.html
★埼玉県戸田市 市長選挙結果
当 26029票 菅原文仁 42 男 無新 大学客員教授 元県議
  10163票 石津賢治 53 男 無新 前北本市長
  4055票 望月久晴 70 男 無新 団体役員 元市議

 埼玉県戸田市は、県南部の人口14万人程の市で、1998年3月から5期20年現職を務めた神保国男氏が出馬を見送ったことから、前北本市長(99年4月に出馬も次点落選。2003年4月~2015年4月北本市長に就任。2015年4月に4期目を目指すも敗れた後、2016年3月に神保国男市長の誘いを受ける形で戸田市副市長に就任して2017年9月まで勤務)で、前戸田市副市長で53歳の自民が推薦&神保市長から後継指名を受けた石津賢治氏、元市議で70歳の望月久晴氏、元県議で42歳の菅原文仁氏の3新人による争いとなりましたが、
 「現市政の良いところは継承し、世代交代を進めたい」との考えを示し、現市政の教育への予算シフトは継続しつつ、乳幼保と小中学校での一貫教育「戸田15年教育推進」の実現、待機児童解消対策に保育所・学童保育室のさらなる増設などを公約に掲げると共に、「つくる まもる つなぐ 戸田を動かす3×3=9つの挑戦」をスローガンに、教育・子育て・経済による「未来への投資で元気をつくる」、高齢者や障がい者・命と暮らし・健康長寿による「安心のくらしを全力でまもる」、人と街・自然と文化やスポーツ・地域と市役所による「人・自然・街を共感でつなぐ」を政策に掲げた菅原文仁氏が26029票を獲得して

 「市政のトップには10年先を見通しながら必要な施策を行うこと、市民の声を聞きながら必要な改革を行うことなどの能力が必要」との考えを示し、「22年に渡る行政経営経験を活かし、安全・安心に暮らせるまちづくりを実現したい」今回は情報・通信技術を活用した地域の課題解決、認知症初期の集中支援チームの2か所設置、民間学習塾との連携など教育の充実、情報システム改革による経費削減などを政策に掲げて10163票を獲得した石津賢治氏

 「戸田市は県下一の財政力がありながら、過大な公共施設建て替えで財政が厳しくなり、公共料金や税の連続値上げ、福祉の切り捨てが行われている」と現市政を批判。「上げすぎた公共料金・税の見直し」「建設事業のムダ使いの見直し」「マンションの管理運営の支援」を重点政策に掲げ。特別養護老人ホームの増設や納骨堂設置への補助金など高齢者向け施策、国民健康保険税や介護保険料の引き下げ、計画中の小中一貫校の見直しなどを公約に挙げて4055票を獲得した望月久晴氏
 の両氏を退けて新人同士の争いを制しました。

 この三つ巴の選挙戦。戸田市にとっては現職からの後継指名を受けながら北本市長を3期12年経験した石津賢治氏を選ぶのか、現市政の良いところは継承したいと現職の方針に一定の理解を示した菅原文仁氏を選ぶのか…だったと思いますが、市民は菅原文仁氏を選択。さすがに2倍半の差がつくとは予想していませんでした。
 

(栃木)大田原市長選 津久井氏が3選 投票率は36.12%

2018-03-26 20:26:34 | Weblog
(栃木)大田原市長選 津久井氏が3選 投票率は36.12% 2018年03月26日
記事リンク先 下野 http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20180325/3005649
【大田原市長選解説】リーダー育成に注力を
記事リンク先 www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20180326/3006663
★栃木県大田原市 市長選挙結果
当 津久井富雄 19222票 68 男 無現
  本沢捷治  1868票 73 男 無新 農業

 栃木県大田原市は、県の北東部に位置する2005年10月に湯津上村・黒羽町を編入した人口7.4万人程の市で、市長選は2010年4月から2期8年現職を務めて3期目を目指す68歳の津久井富雄氏に、農業経営で73歳の本沢捷治氏が挑むも
 2期8年の実績を強調した津久井富雄氏が19222票を獲得して
「肝心なところをきちんと運営していない。補助金行政は正しくない。税の無駄遣いを正したい」と現市政を批判。高齢者対策の強化やごみ処理施設の移設に向けた取り組みなどを公約として掲げて1868票を獲得した本沢捷治氏 に10倍以上の圧倒的大差をつけて危なげなく3選を決めました。
 地元紙には津久井氏に対抗する勢力が弱い状況があったとまで言われる状況ですが、ここまで票差が開くケースも珍しいような。
 選挙費用が勿体無かったと言ったらお叱りを受けるんでしょうね…。

茨城 下妻市長選 市長に菊池氏 現職・稲葉氏破り初当選

2018-03-26 20:19:31 | Weblog
茨城 下妻市長選 市長に菊池氏 現職・稲葉氏破り初当選 2018年03月26日
記事リンク先 毎日 https://mainichi.jp/articles/20180326/ddl/k08/010/105000c
★茨城県下妻市 市長選挙結果
当 菊池博 無新 8803票
  稲葉本治 無現 8237票

 茨城県下妻市は、県西部の2006年1月に千代川村を編入した人口4.2万人程の市(つくば市の西)で、市長選は2010年4月から2期8年現職を務めて3期目を目指す72歳の稲葉本治氏に、55歳の菊池博氏が挑みましたが、

 現市政について合併特例債の使い方に計画性がないと批判。自らの若さで市政刷新をしたい。子どもや高齢者、障がい者にも優しく、活気みなぎる下妻をつくる」と意欲を見せると共に「市民が主役のまちづくり」「永続的な市財政のための取り組み」「安心・安全なまちづくり」「教育・医療・福祉の充実」「元気な下妻づくりを応援」の5つの柱を掲げ具体的な公約としては市民の意見の市政への提案、災害対策、老朽化する公共施設の長寿命化および改廃対策の推進、教育環境の充実、少子高齢化社会に対応できる医療・福祉の充実、農・商・工観光分野の振興施策の推進などを掲げた菊池博氏が8803票を獲得して
 「2期8年でイベントを楽しめるドームをつくり、農産物のブランド化を進めた。これまで培った人脈をフル活用して誇れる下妻をつくる」と実績をアピールすると共に、公約として外国人指導助手増員による小中学校の英語教育の強化、施設・定員の拡充による待機児童ゼロ、高校3年生までの医療費無償化などの子育て支援、防犯灯のLED化や防災無線のデジタル化などによる防犯防災対策、在宅医療や病院・介護施設の連携強化、道路や排水溝の整備などによるまちづくり、高齢者スポーツや文化活動の推進、ブランド力向上による農業所得向上、企業誘致、健康長寿対策、地域包括ケアシステムの構築などによる福祉対策などを掲げて8237票を獲得した現職の稲葉本治氏 を破り初当選を決めました。

26日の日経平均 序盤に270円安も買い戻し 148円24銭高い20766円10銭 高値引けで終了

2018-03-26 17:42:59 | Weblog
 週明け26日の日経平均ですが、先週末23日の米国市場は大幅続落で終了(ダウ1.77%安、ナスダック2.43%安、S&P500種2.1%安)する中、先週末終値(20617円86銭)よりも194円49銭安い20423円37銭でスタート&序盤に20347円49銭まで下落した後は11時前まで20400~20450円程のレンジで推移した後に上昇に転じて、20561円60銭まで下げ幅を縮小する場面も見られ、前場は先週末比81円98銭安い20535円88銭で終了。
 午後は13時前に20600円乗せしてから13時40分頃に20480円近辺に調整も、その後は再び買い戻しが入り、終値ベースでは先週末比148円24銭高い20766円10銭。高値引けで終了しました。
 先週末に974円も調整していた所に米国の日経平均先物が夜間取引で下落して210円安の20140円で終了したと聞いていただけにどうなるかと懸念しましたが、売り注文が一巡した後の朝方に270円安も10時45分頃から買い戻し第一弾、13時40分頃から上昇第二弾でプラス圏かつ高値引けでの終了となりましたね。

 指数別では、日経平均が0.72%高、JPX400が0.41%高。トピックスが0.38%高。
 他、東証2部は0.40%高でしたが、日経ジャスダック平均が0.50%安、ジャスダックインデックスが0.31%安、東証マザーズが0.46%安、東証REIT指数が0.71%安など新興市場は冴えない展開。
 イーブックが15.86%高となった他、岩井コスモが9.21%高と大きく買い戻され、石油資源開発が4.60%高、資生堂が3.18%高、コーセーが2.92%高、リクルートが3.06%高など。
 ファナックは2.22%高、ファーストリテイリングは1.29%高。

 一方の下落組では、ここ1カ月程でほぼ倍の株価になった鎌倉新書が16.54%安とさすがに利食い売り。
 他、関西電力が4.05%安、(2018年3月期に過去最大の1600億円の連結営業赤字と報道された)リコーが3.87%安など。任天堂は0.59%安。
 含み益が減る懸念も意識されたのか、保険はAIGが2.08%安、第一生命が1.76%安、かんぽ生命が1.53%安、MS&ADが1.11%安とイマイチですね。