ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

2日の日経平均 542円83銭安い21181円64銭で終了

2018-03-02 17:53:17 | Weblog
 2日の日経平均ですが、1日の米国市場が大幅続落で終了(ダウ1.68%安、ナスダック1.27%安、S&P500種1.33%安)する中、前日終値(21724円47銭)よりも384円49銭安い21339円98銭でスタート&直後に21366円09銭も9時10分頃にまず21163円78銭。その後は10時過ぎまで21200円を挟んだ様子見もじりじりと下落して、前場は前日比627円12銭安い21097円35銭で終了(午前安値は21088円96銭)。
 午後は日銀の黒田総裁が「必要があればさらなる金融緩和も検討する」などと発言したこともあり、13時半頃に21250円近辺まで戻してからは様子見でしたが、終盤に下落したことから、終値ベースでは前日比542円83銭安い21181円64銭で終了しました。
 トランプ米大統領が鉄鋼とアルミニウムについて輸入制限の発動を表明した一件については、駆け引きの一つの選択肢として、かねがね噂はされていましたが、実際に報道されてしまうと、やはり激しく反応が起きましたね。

 指数別では、日経平均が2.50%安、JPX400が1.89%安、トピックスは1.83%安。
 東証マザーズが1.52%安、東証2部が1.33%安で、日経ジャスダック平均は1.08%安、ジャスダックインデックスは1.00%安、東証REIT指数は0.44%安。
 全体的に総じて下げたものの日経平均の下落率が目立ちました。

 東証1部の上昇組では、良品計画が2.07%高、コーセーが1.81%高。
 一方の下落組では、伊藤園が8.17%安と下落率トップとなった他、中外製薬が6.05%安、日揮が5.63%安、DMG森精機が5.25%安、ヤマハ発動機が4.64%安、河合楽器製作所が4.5%安、オリンパスが4.48%安、横河電機が4.44%安となるなど、海外売り上げ比率の高い銘柄が上位にランクイン。
 銀行セクターは、三菱UFJが1.35%安、みずほFGが0.76%安、三井住友FGが0.56%安となるなど今日も全面安。
 含み益が吹き飛ぶ保険セクターはSOMPOの2.65%安を筆頭に、AIGが2.44%安、第一生命が2.34%安、T&Dが2.27%安、ソニーFHが2.16%安、MS&ADが1.43%安、アフラックが1.25%安、かんぽが1.23%安、東京海上が1.05%安。
 今日のような相場展開だと金融が引き続き売られるのは仕方ないでしょうね。


1日の米国市場 ダウ1.68%安、ナスダック1.27%安、S&P500種1.33%安

2018-03-02 08:14:40 | Weblog
 1日の米国株式市場は、トランプ米大統領が鉄鋼輸入品に対し25%、アルミニウム製品には10%の関税を課す方針を来週発表することを表明したことから、中国などとの貿易戦争が激化して、米企業業績に悪影響が及ぶことを警戒した売りが加速して大幅続落。
 NYダウは、一時586ドル64セント安い24442ドル56セントまで下落する場面が見られ、終値ベースでも前日比420ドル22セント安い24608ドル98セントで終了(1.68%安)。
 ナスダックは、前日比92.45ポイント安い7180.56ポイントで終了(1.27%安)。
 S&P500種は、前日比36.16ポイント安い2677.67ポイントで終了(1.33%安)しました。

 ダウ構成30銘柄ではコカコーラ(0.49%高)、P&G、シェブロンは上昇も、残りの27銘柄で下落となり、2%を超える下落だけでもボーイングが3.46%安、ユナイテッドテクノロジーズが3.3%安、インテルが2.94%安、キャタピラ―が2.85%安、アメックスが2.43%安、ゴールドマンサックスが2.34%安シスコシステムズとダウデュポンが2.19%安、ビザが2.07%安、ジョンソン&ジョンソンが2%安。
 GEは一時13ドル95セントと14ドルを割り込む場面が見られ、終値ベースでは9セント安い14ドル02セントで0.64%安。
 
 NY原油は、前日比0.65ドル安い1バレル60.99ドルで終了。
 NY金は、前日比12.7ドル安い1トロイオンス1305.2ドルで終了しています。