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「グロソブ」の基準価額が5000円を割り込む、連日の設定来安値更新

2011-09-16 05:25:38 | Weblog
「グロソブ」の基準価額が5000円を割り込む、連日の設定来安値更新 2011年09月15日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK050856520110915
 国内最大の公募投信である国際投信の「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」の15日時点の基準価額が5000円を割り込んだ。13日以来、設定来安値を3日連続で更新している。
 15日時点の基準価額は前日比31円安の4978円。純資産残高は2兆1915億円。債務危機問題に揺れる欧州市場の影響を大きく受けた格好だが、同ファンドは9月の分配日も控えており、今後も基準価額、純資産ともに下方圧力が働く可能性が高いと見られている。
 野村総合研究所の試算によると、9月1日から12日までの同ファンドの資金フローは約201億円の流出超となっている。



 ピーク時には5兆7000億円という有数の資産規模を持ち、現在でも2兆1915億円という巨大ファンドのグロソブことグローバル・ソブリン・オープンですが、運用資産のユーロ比率の高さが直撃し、このタイプ(海外債券投資タイプ)としては異例の基準価額5000円割れです。
 まあ、毎月分配型投信の場合は、多少の元本割れは想定の上で、主に足りない公的年金支給額を補うために利子収入を充てにしていた高齢者の方も購入者が多いだけに、基準価額の額だけを持って一概には言えませんが、あまり急激な基準価額の下落が進んで解約が続出するようだと、解約のための換金でキャッシュ比率を高めければならないということにもなりかねず、それが更に運用成績の悪化につながるという悪循環にもなるケースも時折あるだけに、 急激に基準価額を下げ+保有資産も激減している 投資信託を保有の方の場合は、そういった
要素からも投信保有の継続の是非を検討して欲しいと思います