立川市長選、現職・清水庄平氏が再選 2011年09月05日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110904-OYT1T00689.htm
東京都立川市長選は4日、投開票が行われ、現職の清水庄平氏(66)(無=自民推薦、公明支持)が、弁護士・村田光男氏(60)(無)、共産党地区委員長・吉岡正史氏(37)(無=共産推薦)の2新人を破り再選。
投票率34.62%。
★東京都立川市市長選挙結果
当 32726 清水庄平(66) 無現=自民推薦、民主、公明支持
8041 村田光男(60) 無新
7861 吉岡正史(37) 無新=共産推薦
東京都立川市は、東京都の多摩地域にある人口17.9万人程の市で、市長選は4年前に5新人の争いを制して初当選を決めた現職で66歳の自民が推薦・民主と公明が支持する清水庄平氏に対して、前回も立候補するも4300票差で敗れた弁護士で60歳の村田光男氏、政党役員で共産党が推薦する37歳の吉岡まさふみ氏の2新人が挑みましたが、
「行財政改革で四年間で五十四億円の財源をつくり、環境、子育て、高齢者対策に取り組んできた」と1期4年の実績をアピールすると共に、
「まだまだ市政にはムダがある。職員を減らし、民間にも仕事を任せて行財政改革を続行したい」と強調。防災計画の見直しや、保育園の整備といった子育て支援の拡充などの公約を掲げながら「立川市民が安心して暮らせるよう、引き続き市政を担っていきたい」と訴えた清水庄平氏が32726票を獲得し、
「市民を守るために放射線量の徹底調査を行う。予算がないのなら私が企業に頭を下げて協力を求めていく」と原発事故による放射能への対応を第一に掲げると共に、「市民の命を守るのは、国ではなく市区町村だ」と強調。立川断層などの自然災害の危険性を指摘しながら「東日本大震災級の地震が起きても、一人の命も落とさないまちづくりを目指す」と訴え8041票を獲得した村田光男氏、
「現市政で削られたのは暮らしの分野ばかり。大型開発を優先させる市政から、暮らしと防災を優先させる市政に転換しよう」と福祉や災害対策の充実を強く訴え、さらに「立川から社会の閉塞感を打ち破る」として、公契約条例の制定などで市内の中小企業を育てる考えを示すと共に、福島第一原発事故を受けて「市長選ではエネルギー政策が問われる」との認識を示し、「これ以上原発に頼るわけにはいかない。原発ゼロ、自然エネルギー先進都市にする」と訴え7861票を獲得した吉岡正史氏 を危なげなく振り切って再選を決めました。
それにしても、今回は現職清水氏と村田氏の差が随分ついてしまいましたねぇ。現職故の知名度の高さと与野党双方からの推薦や支持を得たとはいえ、清水氏は1万5000票近く獲得票数を伸ばし、前回中々良い勝負をした村田氏は5500票近くも支持票を失う有様。現職が評価されたという意味なのだろうな…とは思いますが、落選した候補が落選した4年間に何をやってきたかで、人の評価はこれ程まで変わるものかとある意味考えさせられるものがありました。
再選を決めた清水氏は次の4年間でどのような実績を残してくれるのでしょうか…。
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110904-OYT1T00689.htm
東京都立川市長選は4日、投開票が行われ、現職の清水庄平氏(66)(無=自民推薦、公明支持)が、弁護士・村田光男氏(60)(無)、共産党地区委員長・吉岡正史氏(37)(無=共産推薦)の2新人を破り再選。
投票率34.62%。
★東京都立川市市長選挙結果
当 32726 清水庄平(66) 無現=自民推薦、民主、公明支持
8041 村田光男(60) 無新
7861 吉岡正史(37) 無新=共産推薦
東京都立川市は、東京都の多摩地域にある人口17.9万人程の市で、市長選は4年前に5新人の争いを制して初当選を決めた現職で66歳の自民が推薦・民主と公明が支持する清水庄平氏に対して、前回も立候補するも4300票差で敗れた弁護士で60歳の村田光男氏、政党役員で共産党が推薦する37歳の吉岡まさふみ氏の2新人が挑みましたが、
「行財政改革で四年間で五十四億円の財源をつくり、環境、子育て、高齢者対策に取り組んできた」と1期4年の実績をアピールすると共に、
「まだまだ市政にはムダがある。職員を減らし、民間にも仕事を任せて行財政改革を続行したい」と強調。防災計画の見直しや、保育園の整備といった子育て支援の拡充などの公約を掲げながら「立川市民が安心して暮らせるよう、引き続き市政を担っていきたい」と訴えた清水庄平氏が32726票を獲得し、
「市民を守るために放射線量の徹底調査を行う。予算がないのなら私が企業に頭を下げて協力を求めていく」と原発事故による放射能への対応を第一に掲げると共に、「市民の命を守るのは、国ではなく市区町村だ」と強調。立川断層などの自然災害の危険性を指摘しながら「東日本大震災級の地震が起きても、一人の命も落とさないまちづくりを目指す」と訴え8041票を獲得した村田光男氏、
「現市政で削られたのは暮らしの分野ばかり。大型開発を優先させる市政から、暮らしと防災を優先させる市政に転換しよう」と福祉や災害対策の充実を強く訴え、さらに「立川から社会の閉塞感を打ち破る」として、公契約条例の制定などで市内の中小企業を育てる考えを示すと共に、福島第一原発事故を受けて「市長選ではエネルギー政策が問われる」との認識を示し、「これ以上原発に頼るわけにはいかない。原発ゼロ、自然エネルギー先進都市にする」と訴え7861票を獲得した吉岡正史氏 を危なげなく振り切って再選を決めました。
それにしても、今回は現職清水氏と村田氏の差が随分ついてしまいましたねぇ。現職故の知名度の高さと与野党双方からの推薦や支持を得たとはいえ、清水氏は1万5000票近く獲得票数を伸ばし、前回中々良い勝負をした村田氏は5500票近くも支持票を失う有様。現職が評価されたという意味なのだろうな…とは思いますが、落選した候補が落選した4年間に何をやってきたかで、人の評価はこれ程まで変わるものかとある意味考えさせられるものがありました。
再選を決めた清水氏は次の4年間でどのような実績を残してくれるのでしょうか…。