華麗なる名物へ、今度はポンカンカレー いちき串木野市、地元店が奮闘中 2007年2月22日 毎日夕刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/shoku/news/20070222ddg001040002000c.html
◇消費アップ&地域おこし 目指せ「まぐろラーメン」
全国一の生産量を誇る鹿児島県産のポンカンを使ったユニークなカレーが注目を集めている。同県いちき串木野市の「いちきポンカレー」。「低迷するポンカンの消費増と地域おこしを」と試行錯誤の末に完成した。いちき串木野市と言えば「まぐろラーメン」が全国的に名を上げているが、果たしてその人気を超えることが出来るのか? 地元飲食店が新たな名物づくりに挑んでいる。
いちきポンカレーは昨年10月、地元の食材を集めた祭りでデビューした。商工会が同5月ごろ、市内の飲食店に「祭りで披露する料理を考えてくれないか」と持ちかけたところ、「御食事処ぎおん」など5店が集まった。「いちき飲食店連合組合」をつくり、同店の河原勇司さん(38)が代表になって、新しい料理に取り組んだ。
最初に考えたのは、ちりめんじゃこをふんだんに使った「ちりめん丼」。だが「あちこちでメニュー化されており、インパクトが弱かった」と、河原さん。別のメンバーが「ポンカンをカレーに入れてみては」と、ふと漏らした言葉にヒントを得て、ポンカンの果肉をすりつぶしたピューレをカレーのルーに混ぜてみた。河原さんは「初めは甘かったり、香りがきつかったりで、大変だった」と振り返る。何度もピューレとルーの比率を変えて試したところ、ベストな味を見つけた。食べてみると、コクとまろみのあるカレーにほんのり香るポンカンの甘酸っぱい香りがとてもさわやかで、一気に食べ尽くしてしまった。ピューレの比率について河原さんは「企業秘密です」と笑う。
いちきポンカレーは、ルーに地元産ポンカンのピューレを使う以外、調理法などに制限はない。店によってはカレーうどんにしてみたり、ルーをライスコロッケにかけてみたりと、さまざまな工夫を凝らす。
「アイデアの自由なところも売り。その方が可能性に広がりがあっていい」と河原さん。各店の値段は450~700円で、24日までにポンカレーを扱う全5店を食べ歩くと、抽選で宿泊券などが当たるキャンペーンも実施している。
これに追随するかのように先月以降、食品会社などがポンカンを使ったユニークな商品を開発し始めた。こんにゃくに混ぜた「ポンにゃく」、さつま揚げに入れた「ポンさつま」なども登場、街全体がポンカンの売り込みで盛り上がっている。
河原さんは「一過性のブームで終わらせず、ポンカンの人気を定着させたい」と話す。「これからたくさんの県内外の人に知ってもらって、まぐろラーメンを超えたい」と夢を膨らませている。
問い合わせは御食事処ぎおん(0996・36・3319)。
バナイモカレー:バナナ入りカレーいかが 大村のコーヒー園で販売中 /長崎 2007年2月27日 毎日
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/shoku/news/20070227ddlk42040538000c.html
大村市寿古町のコーヒー園「長崎スコーコーヒーパーク」が、バナナが入った特製「バナイモカレー」を売り出した。成熟前の青いバナナを使っており、食感はまるでジャガイモ。客からは「これって、本当にバナナなの?」と驚きの反応が続いているという。
園内では、コーヒーの木に直射日光を当てないように、バナナの木を約100本栽培。バナナが黄色く成熟したら、近くの幼稚園などにプレゼントしていた。
しかし、昨年春ごろ、中島洋彦社長が「成熟前の青バナナは、ジャガイモと味が変わらず、サトイモのようなまろやかさもある」と思いつき、半年間かけて試行錯誤を重ね、昨年12月から園に隣接するカフェ「スコーズ」で売り出した。
バナナをぶつ切りにし、鶏肉とともにグツグツ煮込み、スパイス代わりに、コーヒーパウダーを振り掛ける。香ばしさが絶妙。ライスにはパパイアの酢漬けと揚げたバナナ片も付いて、980円。中島社長は「インターネットで調べてみたら、バナナ入りカレーは日本でここだけ。食感はジャガイモなので、バナナなんて分からないはず」と“力作”に自信の表情を見せている。
ポンカンをカレーに入れたりバナナをカレーに入れたり、世の中にはホントいろんなカレーがあるんですね…(吃驚
まあ市販はしていないかもしれませんが、バナナカレー自体は他にも挑戦してみた人がいるようで、普通のバナナを使えば子供向けの味付けになるのだろうか…なんてついつい考えてしまいます。
一方ポンカンは想像が付かないですね。まあカレー自体がいろんなものを溶かし込む料理なので、余程個性の強い食べ物でなければ基本的に合うのでは…などと言ったら無責任過ぎるでしょうか。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/shoku/news/20070222ddg001040002000c.html
◇消費アップ&地域おこし 目指せ「まぐろラーメン」
全国一の生産量を誇る鹿児島県産のポンカンを使ったユニークなカレーが注目を集めている。同県いちき串木野市の「いちきポンカレー」。「低迷するポンカンの消費増と地域おこしを」と試行錯誤の末に完成した。いちき串木野市と言えば「まぐろラーメン」が全国的に名を上げているが、果たしてその人気を超えることが出来るのか? 地元飲食店が新たな名物づくりに挑んでいる。
いちきポンカレーは昨年10月、地元の食材を集めた祭りでデビューした。商工会が同5月ごろ、市内の飲食店に「祭りで披露する料理を考えてくれないか」と持ちかけたところ、「御食事処ぎおん」など5店が集まった。「いちき飲食店連合組合」をつくり、同店の河原勇司さん(38)が代表になって、新しい料理に取り組んだ。
最初に考えたのは、ちりめんじゃこをふんだんに使った「ちりめん丼」。だが「あちこちでメニュー化されており、インパクトが弱かった」と、河原さん。別のメンバーが「ポンカンをカレーに入れてみては」と、ふと漏らした言葉にヒントを得て、ポンカンの果肉をすりつぶしたピューレをカレーのルーに混ぜてみた。河原さんは「初めは甘かったり、香りがきつかったりで、大変だった」と振り返る。何度もピューレとルーの比率を変えて試したところ、ベストな味を見つけた。食べてみると、コクとまろみのあるカレーにほんのり香るポンカンの甘酸っぱい香りがとてもさわやかで、一気に食べ尽くしてしまった。ピューレの比率について河原さんは「企業秘密です」と笑う。
いちきポンカレーは、ルーに地元産ポンカンのピューレを使う以外、調理法などに制限はない。店によってはカレーうどんにしてみたり、ルーをライスコロッケにかけてみたりと、さまざまな工夫を凝らす。
「アイデアの自由なところも売り。その方が可能性に広がりがあっていい」と河原さん。各店の値段は450~700円で、24日までにポンカレーを扱う全5店を食べ歩くと、抽選で宿泊券などが当たるキャンペーンも実施している。
これに追随するかのように先月以降、食品会社などがポンカンを使ったユニークな商品を開発し始めた。こんにゃくに混ぜた「ポンにゃく」、さつま揚げに入れた「ポンさつま」なども登場、街全体がポンカンの売り込みで盛り上がっている。
河原さんは「一過性のブームで終わらせず、ポンカンの人気を定着させたい」と話す。「これからたくさんの県内外の人に知ってもらって、まぐろラーメンを超えたい」と夢を膨らませている。
問い合わせは御食事処ぎおん(0996・36・3319)。
バナイモカレー:バナナ入りカレーいかが 大村のコーヒー園で販売中 /長崎 2007年2月27日 毎日
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/shoku/news/20070227ddlk42040538000c.html
大村市寿古町のコーヒー園「長崎スコーコーヒーパーク」が、バナナが入った特製「バナイモカレー」を売り出した。成熟前の青いバナナを使っており、食感はまるでジャガイモ。客からは「これって、本当にバナナなの?」と驚きの反応が続いているという。
園内では、コーヒーの木に直射日光を当てないように、バナナの木を約100本栽培。バナナが黄色く成熟したら、近くの幼稚園などにプレゼントしていた。
しかし、昨年春ごろ、中島洋彦社長が「成熟前の青バナナは、ジャガイモと味が変わらず、サトイモのようなまろやかさもある」と思いつき、半年間かけて試行錯誤を重ね、昨年12月から園に隣接するカフェ「スコーズ」で売り出した。
バナナをぶつ切りにし、鶏肉とともにグツグツ煮込み、スパイス代わりに、コーヒーパウダーを振り掛ける。香ばしさが絶妙。ライスにはパパイアの酢漬けと揚げたバナナ片も付いて、980円。中島社長は「インターネットで調べてみたら、バナナ入りカレーは日本でここだけ。食感はジャガイモなので、バナナなんて分からないはず」と“力作”に自信の表情を見せている。
ポンカンをカレーに入れたりバナナをカレーに入れたり、世の中にはホントいろんなカレーがあるんですね…(吃驚
まあ市販はしていないかもしれませんが、バナナカレー自体は他にも挑戦してみた人がいるようで、普通のバナナを使えば子供向けの味付けになるのだろうか…なんてついつい考えてしまいます。
一方ポンカンは想像が付かないですね。まあカレー自体がいろんなものを溶かし込む料理なので、余程個性の強い食べ物でなければ基本的に合うのでは…などと言ったら無責任過ぎるでしょうか。