本日午前11時から、民主党「教育の情報化推進に関するWT」第2回会合を開催しました。
今日は、第1回会合の議論を受けて、特にデジタル教科書に関わる課題を整理するため、「一般社団法人教科書協会」の皆さんと、「デジタル教科書教材協議会」の皆さんにお出でをいただき、デジタル教科書開発や利活用の現状や、今後の利活用推進に向けての課題などを中心にお話を伺いました。
結論から言えば・・・
面白かった！ やはり、デジタル教科書＆教材開発の現場でがんばっておられる皆さん方のお話は、現場の実態に即しているだけにリアルで説得力があります。とりわけ、デジタル教科書の展開に向けた課題や、それを乗り越えるために政治に期待することなど、私たちの今後の議論に具体的に参考になるお話を聞くことができました。
やはり「著作権の課題」は大きいです。さらには、デジタル時代に即した「指導要領」や「教科書検定」のあり方も考えて行かなくてはなりませんし、ICT基盤整備のために地方に送られている交付税をどう実際の基盤整備に結びつけるかも重要な課題です。今後、これらの課題を個別具体的に取り上げながら議論を進めて行かなくてはなりません。
ところで、昨日開催された「情報通信議員連盟第8回総会」で、新成長戦略に基づいてIT戦略本部で取り組んできている「情報通信技術利活用のための規制・制度改革」について進捗状況の報告がありました。その中でちょうど、教育に関係して「教科書のデジタル化」と「指導要録・表簿の電子化」、さらにはデジタル教科書・教材にも関連する「著作権制度の整備（フェアユース）」について取り組み状況の説明があったのですが、残念ながらスピードが遅い・・・。
WT、がんばらないといけませんね！