石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

教育クラウドのショールームを視察してきました

2011-12-05 23:35:57 | 活動レポート

今日は、午前中、明日の厚生労働委員会での質問に向けて、厚生労働省の担当の皆さんたちとのディスカッション。議題となる法案は、基礎年金の国庫負担2分の1の財源を確保するための法案ですが、これに関連して、民主党政権がめざす年金改革の方向性について、国民の皆さんに分かりやすい回答を引き出せるように質問しようと思っています。

明日の委員会は10時からですが、私の質問は(珍しくラストバッターなので)午後1時から。30分程度ですが、ぜひ参議院インターネット中継でご覧下さい。

ところで、今日は明日の質問準備の合間を縫って、教育のICT化の取り組み状況について事業者の皆さんの取り組みを勉強させて貰おうということで、NTTグループの「NOTE」というショールームに行ってきました。NOTEは、ICTの利活用によっていかに国民生活の向上が図れるか、そして社会の中のさまざまな課題に対処していけるか、という観点でのさまざまなサービスや活用事例を実際に体験することの出来るスペースです。

このNOTEの2階に、NTTグループが進めるICTの利活用による「新たな学びの実現」を目指した『教育スクエア×ICT』の新しい展示コーナーが出来たということで、そこを体験させていただきに行ったわけです。

いやいや、面白かった! この展示ルーム、なんと、学校の教室のような雰囲気でデコレーションされていて、説明を聞いているとなんだか生徒になったような気分。ここで、「教育スクエア×ICT」の教育クラウドの概要や、全国10校の小中学校で進められているフィールドトライアルの模様について伺うとともに、実際に、生徒たちが使っているデジタル機器や教材などを使った体験をさせて貰いました。

このブログでも何度か報告している通り、総務省と文部科学省が共同で進めている「フューチャースクール推進事業」との大きな違いは、対象が小学校5年生と中学校2年生だけと、ターゲットが絞り込まれている点や、家庭との連携や国際交流などが最初から組み込まれている点など。使っている情報端末も違うので、フューチャースクール事業との相互補完でさまざまな知見を得ることができると思います。

特に、国内の他の学校と交流したり、国際交流したり出来るのがいいですね。オーストラリアの学校と提携しているそうで、子どもたちは英語の授業で実際にオーストラリアの子どもたちとやり取りしています。ん~、私が子どもの頃にこんなのあったら良かったのに・・・。

ということで、大変面白いショールームでした。次の機会には、国会議員の仲間たちにも体験して貰えたらと思っています。

なお、今度はKDDIが取り組む教育のICT化の現場にお邪魔させていただく予定にしています。こちらの報告も乞うご期待!