石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

ヤマト運輸労組中央研修会に参加してきました

2011-06-14 23:12:56 | 活動レポート


今日は、朝から東京・晴海にある東京ビッグサイト(国際展示場)へ。昨日からこの会場で開催されていた、運輸労連・ヤマト運輸労働組合の中央研修会に参加して、約1時間、講演してきました。

実は、東京ビッグサイトへ行くのは今回が初めて。これまでにも、ここでさまざまなイベントが開催され、行けたら行こう!と思っていたのが結構あったのですが、結局、いずれも叶わず。今日、ようやく訪問が実現したわけです。

新橋と豊洲を結んでいる東京ゆりかもめで国際展示場正門駅へ。駅を降りると、目の前がもうビッグサイトです。まあさすがにビッグサイトと言うだけあって、巨大な建物が目の前にでぇ~んと待ち構えています。いやいや、なかなかのたたずまい。まるでお上りさんのように、左右をキョロキョロ眺めながら会場へと向かいました。

さて、ヤマト運輸労働組合の中央研修会ですが、参加者は約850人。大きな会場は、もう後ろの席までびっしり。全国から集まって来られたヤマト運輸労組役員の皆さんたちで熱気むんむんです。その大会場のセンターステージで、今日は私の得意分野であるアジアの、しかも青年労働者というテーマで話しをさせて貰いました。

そもそも、今回の中央研修会のメインテーマは「ダイバーシティ」。そのダイバーシティをどういう切り口でお話ししたら良いかという悩みがあったわけですが、結局は基本に立ち返って、「労働者が、自分たちの働き方、生き方について声を上げることができる、それがダイバーシティへの第一歩」ということを基本に、フィリピンを中心としたアジアの国々と、イタリアを中心とした欧州の国々で、果たして労働者が声を上げ、自らの権利や労働条件を守ることが出来ているのかどうか、という点を中心に話しを組み立てました。

そして、この日本では、18.5%の労働者しか労働組合に参加出来ていない、それ以外の労働者の多くは自ら声を上げ、賃金や労働条件の向上、働き方や生き方の選択のために行動することが出来ないことが問題であると。労働組合が、81.5%の働く仲間たちにいかに守りを提供し、一緒に声を上げることが出来るかどうかがカギだと訴えました。

最後に、会場の皆さんへのメッセージとして、今後、会社が多国籍企業として海外、とりわけアジアへ進出していくのに合わせ、ぜひ、労働組合としても運動の国際化を図り、これまで声を上げることの出来なかった多くのアジアの仲間たちにも、労働組合の守りを提供して欲しいとお願いし、講演を終えました。

質疑の時間があれば良かったのですが、今日は時間が無くて残念ながら講演だけで終わり。会場におられた皆さんには、ぜひ、感想や質問をお寄せいただきたいとお願いしておきました。この場をお借りして、再度、お願いしておきます。

それにしても、900人からの皆さんを前にステージで講演させて貰えるというのもそうそうある機会ではありません。今日はとってもいい気分でした!