今日のハイライトはもちろん、内閣不信任決議案の否決・・・と言いたいところですが、私たち参議院の側は今日も粛々と、目の前の課題への取り組みを続けていました。そして、何と言っても今日のポイントは「スマートグリッド」でした。
まずは、朝一番で開催された民主党政策調査会の「情報通信ワーキングチーム(WT)」会合。テーマはその「スマートグリッド」。総務省と経済産業省からそれぞれ、スマートグリッドの取り組み状況と今後の展開についてヒアリング。そして全体で意見交換を行いました。
役所の説明とその後の質疑応答で分かったことは:(1)政府は、スマートグリッドを推進する立場を明確にしており、すでに国内および海外で取り組みを行っている、(2)しかし、現在はまだ、実証実験の域を出ておらず、コスト面、制度面(規制改革)、技術面での課題を抱えている、(3)東日本大震災の被災地の復興にスマートコミュニティー(スマートシティ)を導入していく点については、現段階では慎重、というところでしょうか。
今後、スマートグリッドの積極的展開に向けて、まずは政府側の旗振り役となるべき資源エネルギー庁を本気にすること(でなければ旗振り役を変えることまで考えないといけません)、それを核に省庁横断的な推進チームを作ること(経産省、総務省、厚労省、文科省、国交省、内閣府などが関わる必要があります)、復興会議などの場で、復興計画や今後の災害対策計画にスマートグリッドが盛り込まれること、などが必要です。今後、WTとしてさらに議論を深めていきたいと思っています。
この流れの中で、午後、衆議院本会議での内閣不信任決議案否決を確認した後、同僚の藤末健三参議院議員と一緒に、三菱総研を訪問し、スマートグリッドの今後の展開について意見交換してきました。
非常に刺激的な会合で、スマートグリッドの可能性についていろいろな示唆を受けると同時に、我々の側からもさまざまなアイデアを提示し、今後の展開に向けて建設的なやり取りが出来ました。
結局、「スマートグリッドは第二のインターネットになり得る」というのが私たちの共通認識になりました。最初は、スマートメーターの導入と太陽光発電などの自家発電を組み合わせた比較的シンプルな双方向の送配電網からスタートし、そこに様々な非化石燃料発電や、電力を利活用するアプリケーション・サービスを組み合わせ、さらに送電網ネットワーク同士をつないでいくことでより大きな、冗長性のある、災害に強いスマートシティネットワークに発展していく。その中核を担うのが情報通信(ICT)になるわけです。
上述のように、まだ解決すべき課題はたくさんがありますが、比較的導入しやすいシンプルなスマートグリッドからスタートすることで、課題解決型のアプローチを取りうると思います。ん~、これからの展開が楽しみです!
まずは、朝一番で開催された民主党政策調査会の「情報通信ワーキングチーム(WT)」会合。テーマはその「スマートグリッド」。総務省と経済産業省からそれぞれ、スマートグリッドの取り組み状況と今後の展開についてヒアリング。そして全体で意見交換を行いました。
役所の説明とその後の質疑応答で分かったことは:(1)政府は、スマートグリッドを推進する立場を明確にしており、すでに国内および海外で取り組みを行っている、(2)しかし、現在はまだ、実証実験の域を出ておらず、コスト面、制度面(規制改革)、技術面での課題を抱えている、(3)東日本大震災の被災地の復興にスマートコミュニティー(スマートシティ)を導入していく点については、現段階では慎重、というところでしょうか。
今後、スマートグリッドの積極的展開に向けて、まずは政府側の旗振り役となるべき資源エネルギー庁を本気にすること(でなければ旗振り役を変えることまで考えないといけません)、それを核に省庁横断的な推進チームを作ること(経産省、総務省、厚労省、文科省、国交省、内閣府などが関わる必要があります)、復興会議などの場で、復興計画や今後の災害対策計画にスマートグリッドが盛り込まれること、などが必要です。今後、WTとしてさらに議論を深めていきたいと思っています。
この流れの中で、午後、衆議院本会議での内閣不信任決議案否決を確認した後、同僚の藤末健三参議院議員と一緒に、三菱総研を訪問し、スマートグリッドの今後の展開について意見交換してきました。
非常に刺激的な会合で、スマートグリッドの可能性についていろいろな示唆を受けると同時に、我々の側からもさまざまなアイデアを提示し、今後の展開に向けて建設的なやり取りが出来ました。
結局、「スマートグリッドは第二のインターネットになり得る」というのが私たちの共通認識になりました。最初は、スマートメーターの導入と太陽光発電などの自家発電を組み合わせた比較的シンプルな双方向の送配電網からスタートし、そこに様々な非化石燃料発電や、電力を利活用するアプリケーション・サービスを組み合わせ、さらに送電網ネットワーク同士をつないでいくことでより大きな、冗長性のある、災害に強いスマートシティネットワークに発展していく。その中核を担うのが情報通信(ICT)になるわけです。
上述のように、まだ解決すべき課題はたくさんがありますが、比較的導入しやすいシンプルなスマートグリッドからスタートすることで、課題解決型のアプローチを取りうると思います。ん~、これからの展開が楽しみです!