石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

通建連合の皆さんたちとの意見交換

2011-01-29 21:20:43 | 活動レポート
今日は、東京の晴海で開催された、情報労連・通建連合主催の政治学習会に参加して、いろいろとお話を伺ってきました。



通建連合の正式名称は『全国情報・通信・設備建設労働組合連合会』。通信・設備建設に携わる46の労働組合によって構成されていて、加盟人員は約17,000名です。北海道から沖縄まで、全国に組合員を有する全国組織で、私も各地で応援をいただいています。今日は、その通建連合の「第5回学習会」の最終日(3日間)ということで、午前中の一コマ、約90分をいただき、この間の活動報告や情報通信政策の動向、通常国会の展望などについて話しをさせていただきました。

質疑応答の時間などを使っていろいろと意見交換もさせていただいたのですが、今日、私が一番気になったのが、いわゆるIRU(公設民営)方式で進められている通信基盤整備の現場の状況です。

平成21年度の補正予算で「ブロードバンド・ゼロ地域の解消」のために約500億円というかなり巨額の予算が付けられ、「地域情報通信基盤整備推進交付金」(約433億円)と「地域イントラネット基盤施設整備事業」(67億円)という二つの事業が進められました。事業年度は平成21年度でしたが、繰り越しで事業の完了は平成22年度ということになり、整備事業が全国各地で進められてきているわけですが、その年度末がこの3月31日にやってきます。つまり、それまでに全ての事業を完成させなければいけないのですね。

そもそも、事業規模が巨大だったことや、対象となった基盤整備の地域が地方中心だったこと、事業認可が大幅に遅れたことなどで、計画の実行は当初から困難を極めたようです。初期段階では、光ファイバーそのものが手に入らなくなってしまった、というような事態も生じたそうです。

また、光ファイバーの敷設にはきちんとした技術と経験をもった技術者が必要なわけですが、その数は限られており、短期間で大勢育てられるわけでもありません。仮に大勢の技術者を急いで育てられたとしても、この事業は一時的な事業なわけですから、事業が終わってしまったら今度は大量の人あまりが生じてしまうことにもなるわけです。自ずと、現在いる技術者で何とか対応しようということになるわけですが、そうすると今度はその技術者の皆さんに大きな負担がかかってきます。

しかも、事業の追い込みにかかるこの時期は冬場。ただでさえ、寒さの厳しい、雪の多い地域で作業するのは困難なのですが、加えて今年はこの大雪。東北や山陰など、予想外の雪害に見舞われた地域では、既存の通信網への被害や電柱の倒壊などがあり、さらに困難な事態になっているとのことです。

一番心配なのは、労働者の皆さんの安全や健康です。年度内に終わらせないといけないというプレッシャーから、現場では相当なムリが生じていると思われます。それが、労働者の皆さんの命や健康に関わる問題になってしまうのが恐いのです。今日も、現場では実際に事故が起きていることをお聞きして、胸を痛めました。

私も今、総務省の担当部局とこの地域情報通信基盤整備事業の状況についてやり取りしていますが、今日、通建連合の皆さんから聞かせていただいた声を受けて、今後さらにスピードアップさせ、しっかり対応していきたいと思います。

1月28日(金)のつぶやき

2011-01-29 02:40:34 | 活動レポート
18:49 from goo
イタリア・トリノからの来訪(事務所だより) #goo_i484jp http://blog.goo.ne.jp/i484jp/e/705ff2bfde1eb28e6b849aface3dd04b
19:12 from Twitter for Mac
まだ議員会館で仕事中です。早朝からつぶやく暇もない一日でした。やっと一息。ふぅ~。今朝の「ILO活動推進議員連盟」総会の模様や、参議院本会議の様子はまた後でブログに書きますね。では、仕事に戻ります。
by ishibashi2010 on Twitter