石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

『生協総研・全国研究集会』と『国際連帯税・東京シンポジウム』に参加してきました

2010-09-26 23:59:11 | 活動レポート
この週末、二つの大きなシンポジウムに参加してきました。

まずは土曜日の午前中、都内で行われた『生協総合研究所の第20回全国研究集会』です。

今回のメインテーマは「経済危機とくらし~生協の理念と地域社会との協働~」。私は生協総研のメンバーではないのですが、今回のテーマと講演の中身が非常に興味あるものだったのでお願いしてみたところ、参加してもいいよと言っていただいたので、喜び勇んで行ってきたわけです。

集会は、三つの講演とそれに続くパネルディスカッションという構成でした。最初の二つの講演が私の最も楽しみにしていたところなのですが、まずは神野直彦・東京大学名誉教授による「分かち合いの経済学と希望の構想」、そして宮本太郎・北海道大学教授による「参加保障とアクティベーション」です。実は、このお二方の著書や論文をいつも参考にさせていただいているのです。で、直接お話を伺う機会がないかと思っていたのですが、この生協研の研究集会がその機会を提供してくれたわけですね。

話の中身は、かねがねお二人が主張をされていることが中心だったので、私自身にとっても神野教授の分かち合いの税制論や、宮本教授のアクティベーション論を「再確認した」という感じでしたね。2時間があっという間で、楽しい時間を過ごさせてもらいました。

出来ればその後のセッションも聞きたかったのですが、お昼休みに入ったタイミングで会場を離れ、そのまま羽田空港へ向かって、午後の便で青森へ飛びました。

青森では、情報労連・青森県協とNTT労組青森県グループ連絡協議会の仲間の皆さんとお会いして、国政報告や今後の活動への抱負を述べさせていただいた後、ざっくばらんな意見交換をしてきました。この1ヶ月半の活動の模様や、代表選挙の裏話など、皆さんからたくさんの質問をいただいてじっくりお話をしたのですが、最後に「青森の仲間たちに、石橋のメッセージをしっかり伝えるから!」と言っていただいたのが大変印象に残りました。ありがとうございました!

一泊して日曜日の午前中に東京に戻り、午後はもう一つのシンポジウム、『国際連帯税・東京シンポジウム2010』に参加してきました。

「グローバル通貨取引税・航空券連帯税の実現に向けて」というサブタイトルが付けられたこのシンポジウムは、国際連帯税推進協議会、国際連帯税を推進する市民の会、国際連帯税創設を求める議員連盟の共催で開催されたものです。私はまだこの超党派の国会議員で運営されている「国際連帯税創設を求める議員連盟」には加盟していないのですが、以前から国際労働運動やILOの活動を通じて、投機的短期資金の抑制を目指した「トービン税」を学んでいた関係で、この国際連帯税にも興味を持っていました。今回、事務局にも参加をしているNTT労組の仲間からお誘いをいただいたので、ぜひということで参加してきたわけです。

冒頭、寺島実郎さんからの基調講演があり、さらに国際連帯税推進協議会が取りまとめた最終報告書の説明や、協議会委員の皆さんによるパネルディスカッション、そして参加者との質疑応答など、とても充実した内容でした。国際連帯税についての国際的な議論の状況や、日本国内の動向、そして今後の展開などについてよく理解することができました。今後、議連に参加して活動していくことも検討してみたいと思います。

国際連帯税については、また別の機会にこのブログで詳細を説明したいと思っています。

以上、この週末の活動報告でした!

9月25日(土)のつぶやき

2010-09-26 02:02:58 | 活動レポート
14:44 from ついっぷる for iPad
今日は午前中、明治大学の駿河台キャンパスで開催された生協研の研究集会に参加してきました。神野直彦・東大名誉教授と宮本太郎・北大教授のお二方の講演があるということで、ぜひ直接お話を聞いてみたかったのです。いやいや、しっかりと勉強させていただきました。そして、これから青森です!
by ishibashi2010 on Twitter