ゆめ未来     

遊びをせんとや生れけむ....
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しなやかに、のびやかに毎日を過ごそう。

酒の中島屋「日本酒の会 第326回」 を 「フィールド」で

2017年09月02日 | さらにもう一杯の日本酒に酔う
『酒の中島屋』さん主催の 「第326回 季節の美味しさと日本酒を楽しむ集い」 に参加しました。
会場は、『フィールド』 さんです。

今年1月の時と同様、 『長良川』(各務原市小町酒造) の杜氏金武直歩さんがゲストで参加されました。

    テーマは、『長良川』

 長良川 スパークリングにごり酒
 長良川 純米 袋吊り
 長良川 6号仕込み 純米吟醸 無濾過生原酒
 長良川 超辛口+20 
 長良川 別囲い 純米吟醸
 長良川 純米 謎の酒



今回のお酒で、話題になったのは、乾杯に使った「スパークリングにごり酒」(写真上)。

    スパークリングにごり生

「ボトル内自然発泡性にごり生酒となる泡にごり生」

地酒の蔵元さんは、どこも海外に販路を広げることに腐心されています。
ぼくもブログ(2017.8.20) 「日本酒消費、どう増やす?」で このことに触れてみました。
長良川さんも例外ではありません。
この「スパークリングにごり酒」に力を入れているとのこと。
ラベルのデザインも外人さんに依頼したと聞きました。
そう言われてみれば、並のラベルとはひと味違いませんか。くねくねピカピカ!

「謎の酒」とは、名称ではありません。
さて、どんなお酒が登場しますか? 「謎です」 の謎です。
出てきたのは、長良川さんでも「生もと造り」に挑戦したお酒でした。
そこで、「生もと」とはなんぞや? との質問があり、金武さんから丁寧な説明がありました。

この場でも、参考までに調べてみました。

「生もと と 山廃 について」 分かりやすく解説されています。
    泉橋酒造

近くのスーパーでもお手軽に手に入るお酒。
    菊正宗 酒造りの原点、「生もと造り」

本日試飲した日本酒は、あと9本。
そのうち、ぼくが気に入ったお酒は、次の2本です。



 南部美人 特別純米/ぎんおとめ/精米歩合55%/岩手県二戸市

 正雪 純米吟醸/愛山/精米歩合50%/静岡県静岡市

南部美人は、「IWC2007チャンピオン酒」とのことだが、本当に旨かった。

 ■ フィールドさんのお料理 2017.8.23 岐阜市








フィールド』 さんの料理は、派手さはないもののいずれの品も美味しかった。
期待の 真っ黒な甘めのおでん は、今回も出た。
おでんは、夏でも旨い。
冬は、さといも。夏は、大根。
フィールドさんは、エアコンを止めて、窓からのさわやかな風だけを感じたい空間。
そんな物思いに誘う、取り残された古風なたたずまい。
壁一面、本、雑誌、CDなどで埋め尽くされている。
黒電話よりも一歩進んだ薄緑色プッシュホン、チリチリと鳴り誰かとつながる。 え! 飾りでなく古が生きているんだ。
マスターは、温厚で落ち着いた優しいじっ様。アンリ・ルソーならきっとスケッチに描(か)き残すだろう。
時間も忘れ、本やコーヒー、お酒の話など語りつくしたいお人だ。
今夜もありがとう。

        『 フィールド  』

      住所 岐阜市美殿町27
      TEL ( 058 ) 262 - 7083

コメント (2)
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