goo blog サービス終了のお知らせ 

ゆめ未来     

遊びをせんとや生れけむ....
好きなことを、心から楽しもうよ。
しなやかに、のびやかに毎日を過ごそう。

日経平均、4週ぶり大幅反落

2024年07月21日 | 捕らぬ狸の経済



  7月18日
  日経平均 4万0063.79円(62.56円安)
  TOPIX 2860.83(7.80ポイント安)
  長期金利(新発10年国債) 1.040%(+0.005)
  1ドル= 157.31 - 157.33円(1.07円安)


7月16日 4万1275円  16億1614万株 3兆9010億円
7月17日 4万1097円  16億8632万株 4兆4302億円
7月18日 4万0126円  17億6450万株 4兆6658億円
7月19日 4万0063円  15億3386万株 3兆8167億円

株探ニュース 2024.7.20
------------------------------------------------------------------------------------------------
今週の【早わかり株式市況】4週ぶり大幅反落、値がさ半導体株に売りがかさむ

今週の相場ポイント
1.日経平均は4週ぶり大幅反落、急落場面再び
2.トランプ・トレード活発化、防衛株買われる
3.米国が対中規制強化、半導体セクターに売り
4.値がさ半導体下落で日本株急落、円高も逆風
5.リスクオフ続く、日経平均は4万円台の攻防に


週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比1126円(2.7%)安の4万0063円と、4週ぶりに下落した。

今週は前週末の大幅安に続き、再び急落場面に遭遇した。
米国の大統領選や対中政策、為替市場での円高といった不安定要素が重なり相場を押し下げた。
月曜が祝日だったため通常より1日少ない4日間の立ち合いだったが、日経平均は週間で1000円超下落した。


海の日を含む3連休明け16日(火)の東京株式市場は上昇。
前週末の大幅安からの反動が出たほか、日本が休場の間に米国株が上昇したことが寄与した。
13日に発生したトランプ前大統領への銃撃事件を受け、同氏への支持が広がり米大統領選で勝利する可能性が高まったとの見方が浮上。
トランプ氏が主張する政策を見据えた「トランプ・トレード」が活発化し、防衛関連や建機、銀行株などが買われた。

17日(水)は反落。
前日の米株高を引き継ぎ朝方はリスク選好ムードだったものの、買い一巡後は値を消しマイナス圏に沈んだ。
米国の対中半導体規制強化の動きが伝わり、値がさの半導体関連株に売りが出たことが響いた。

18日(木)は更に売りが加速。
日経平均は900円を超える下げとなった。
前日の米株市場でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が急落し、東京市場でも東京エレクトロンやディスコなど半導体セクターに売りがかさんだ。
為替市場で1ドル=155円台まで急速に円高が進んだことも輸出セクター中心に逆風となった。

19日(金)は小幅安。
米ハイテク株安が続くなか引き続きリスクオフムードに。
日経平均は4万円ラインを巡る攻防となり、朝安後に一時プラス圏に浮上した後、すぐに押し戻されるなど不安定な値動きが続いた。


来週のポイント
来週は為替の動向がポイントになりそうだ。
円高が急速に進んだこともあり、市場は方向性を見極められずにいる。
昨年末から円安方向に大きなトレンドを描いてきたが、それが崩れるとなれば株式市場にも影響が大きい。


重要イベントとしては、国内では特に無し。
海外では22日に発表される中国7月中国最優遇貸出金利、24日に発表される米国6月新築住宅販売件数、25日から開催されるG20財務相・中央銀行総裁会議、25日発表の米国4-6月期GDP、26日に発表される米国6月の個人所得と個人支出に注視が必要だろう。


日々の動き(7月16日~7月19日)
7月16日(火) 反発、米株高を受け防衛関連などが買われる
       日経平均 41275.08( +84.40) 売買高16億1614万株 売買代金3兆9010億円


7月17日(水) 反落、朝高も半導体株の急落が重荷に
       日経平均 41097.69( -177.39) 売買高16億8632万株 売買代金4兆4302億円


7月18日(木) 大幅続落、半導体株中心にリスク回避の売り優勢
       日経平均 40126.35( -971.34) 売買高17億6450万株 売買代金4兆6658億円


7月19日(金) 3日続落、米株安を受け持ち高調整の売り優勢
       日経平均 40063.79( -62.56) 売買高15億3386万株 売買代金3兆8167億円


セクター・トレンド
(1)全33業種中、22業種が値下がり
(2)下落率トップはSUBARUなど輸送用機器。輸出株は東エレクなど電機、ディスコなど機械も安い
(3)住友鉱など非鉄、商船三井など海運といった景気敏感株も売られた
(4)内需株はまちまち。リクルートなどサービス、ソフトバンクなど情報・通信が下落し、
  住友林など建設、キッコマンなど食料品が上昇
(5)りそなHDなど銀行、野村など証券、クレセゾンなどその他金融といった金融株が買われた
(6)上昇率トップはニッスイなど水産・農林


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(10) 円高メリット
2(4) 防衛
3(1) 半導体
4(5) 人工知能
5(2) サイバーセキュリティ
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日経平均、3週続伸一時4万2000円台到達

2024年07月14日 | 捕らぬ狸の経済



  7月12日
  日経平均 4万1190.68円(1033.34円安)
  TOPIX 2894.56(34.61ポイント安)
  長期金利(新発10年国債) 1.045%(-0.035)
  1ドル= 159.21 - 159.23円(2.41円高)


7月8日 4万0780円  16億6158万株 3兆9025億円
7月9日 4万1580円  17億0997万株 4兆4725億円
7月10日 4万1831円  18億9666万株 4兆7650億円
7月11日 4万2224円  18億0716万株 4兆7090億円

7月12日 4万1190円  18億3255万株 5兆2369億円

株探ニュース 2024.7.13
------------------------------------------------------------------------------------------------
今週の【早わかり株式市況】3週続伸、一時4万2000円台到達も週末に波乱

今週の相場ポイント
1.日経平均は3週続伸、一時4万2000円台に到達
2.木曜まで全体相場は上値追い、米株高・円安で
3.米CPI市場予想下回る、年内の米利下げ確実視
4.米ハイテク株に材料出尽くし売り、円高も進行
5.日本株は金曜に急落、半導体株に売りかさむ


週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比278円(0.7%)高の4万1190円と、3週連続で上昇した。

今週は月曜こそ前週大幅高の反動が出たが、その後は再び上昇トレンドに復帰。
日経平均は木曜に4万2000円台に到達した。
しかし、米CPI発表を境に状況が一変。
週末金曜は1000円超安と波乱の相場展開になった。


8日(月)の東京株式市場は軟調。
前週末の米国株市場では金利低下を背景にハイテク株が買われ、ナスダックとS&P500指数は史上最高値を更新した。
これを受けて週明けの東京市場もリスク選好の地合いが期待されたが、前週に大きく買われた反動で利食い売りが優勢となった。

9日(火)は急反発。
米株高が続くなか、日本株も一気に上昇に転じた。
為替市場で1ドル=161円台と円安水準で推移したことも追い風に働いた。
日経平均は800円近い上昇で4万1000円台に乗せた。

10日(水)も上昇。
前日の米株市場が引き続き堅調に推移し、東京市場でもリスク許容度の高まった外国人投資家の買いが全体を押し上げた。
警戒されたETF分配金捻出に絡む売り圧力はさほど意識されなかった。

リスクオン地合いが加速し、11日(木)も上値追いの展開に。
日経平均は前日比392円高の4万2224円と、終値で4万2000円を突破した。
この日夜に米消費者物価指数(CPI)が発表された。
結果は市場予想を下回り、年内の米利下げが確実視される状況となった。
ただ、この日の米株市場ではこれまで利下げを織り込んで上昇してきたハイテク株が材料出尽くし売りに押されて下落。

この流れを引き継ぎ12日(金)の東京市場は急落。
日経平均は1000円を超える下落に見舞われた。
米利下げが意識されてドル円相場が一時157円台と急激に円高が進行したことも警戒され、半導体関連など主力株に売りがかさんだ。


来週のポイント
来週は、目先天井を打った感の強い日経平均がどの水準で支えられるかを見極めることがポイントになりそうだ。
地合いは堅いとみられ、大きく下値を探ることは考えにくい。
ただ、米国の指標や半導体企業の決算発表の内容によっては大きく触れる可能性もあり注意したい。


重要イベントとしては、国内では19日朝に発表される6月全国消費者物価指数が注目される。
海外では15日に発表される中国4-6月期GDP、中国6月の鉱工業生産指数と小売売上高、中国1-6月固定資産投資、16日に発表される米国6月小売売上高、17日に発表される米国6月の住宅着工件数と鉱工業生産指数および設備稼働率、18日発表のECB(欧州中央銀行)政策金利に注視が必要だろう。


日々の動き(7月8日~7月12日)
7月8日(月) 続落、目先過熱感からの利益確定売りが優勢
       日経平均 40780.70( -131.67) 売買高16億6158万株 売買代金3兆9025億円


7月9日(火) 急反発、半導体大手が買われ史上最高値を更新
       日経平均 41580.17( +799.47) 売買高17億0997万株 売買代金4兆4725億円


7月10日(水) 続伸、米ハイテク株高を受け連日で最高値
       日経平均 41831.99( +251.82) 売買高18億9666万株 売買代金4兆7650億円


7月11日(木) 3連騰、米株高に追随し4万2000円大台乗せ
       日経平均 42224.02( +392.03) 売買高18億0716万株 売買代金4兆7090億円


7月12日(金) 大幅反落、米ハイテク株安や円高で利益確定売り優勢
       日経平均 41190.68( -1033.34) 売買高18億3255万株 売買代金5兆2369億円


セクター・トレンド
(1)全33業種中、19業種が値上がり
(2)値上がり率トップはエーザイなど医薬品
(3)味の素など食料品、リクルートなどサービス、積水ハウスなど建設といった内需株が堅調
(4)輸出株はまちまち。HOYAなど精密機器は買われたが三菱重など機械、ホンダなど自動車は売られた
(5)三菱UFJなど銀行、第一生命HDなど保険、日本取引所などその他金融といった金融株は下落
(6)郵船など海運が下落率断トツ


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(2) 半導体
2(1) サイバーセキュリティ
3(140) 水道 水道管耐震化の緊急点検を首相表明
4(4) 防衛 三菱重の株価パフォーマンスに視線集中
5(3) 人工知能
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日経平均、一時4万1100円台 取引時間中で最高値

2024年07月07日 | 捕らぬ狸の経済



  7月5日
  日経平均 4万0912.37円(1.28円安)
  TOPIX 2884.18(14.29ポイント安)
  長期金利(新発10年国債) 1.065%(-0.015)
  1ドル= 160.76 - 160.78円(0.51円高)


7月1日 3万9631円  16億2884万株 3兆8632億円
7月2日 4万0074円  18億5011万株 4兆5345億円
7月3日 4万0580円  16億9035万株 4兆3443億円
7月4日 4万0913円  16億3530万株 4兆1303億円
7月5日 4万0912円  16億3561万株 4兆0288億円

株探ニュース 2024.7.6
------------------------------------------------------------------------------------------------
今週の【早わかり株式市況】続伸、日経平均とTOPIX共に最高値更新

今週の相場ポイント
1.日経平均は2週続伸、一時4万1000円台乗せる
2.TOPIX34年ぶり最高値、バリュー株に買い
3.161円台後半まで円安進む、株高の追い風に
4.リスクオン加速、日経平均も再び最高値更新
5.金曜は軟調展開、雇用統計控え様子見ムード


週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比1329円(3.4%)高の4万0912円と、2週連続で上昇した。

今週は相場の上昇が加速した。
米株高や円安を背景にハイテク株、バリュー株とも幅広く買われ、全体相場は一気に押し上げられた。
日経平均は3月以来となる最高値圏に再び浮上。
TOPIXは34年ぶりに最高値更新を果たした。


週明け1日(月)の東京株式市場は前週末に続き上昇。
バリュー株物色の流れが続いた。
前週末の欧州株市場では政局懸念からフランス株が下値模索を続けるなどリスクオフの地合いで、米国株市場も金利上昇を横目に軟調な動きとなっていたが、押し目買いは活発だった。

2日(火)も上昇。
日経平均は終値で4万円大台を回復した。
前日の米株市場がハイテク株中心に切り返したことや、為替市場で1ドル=161円台後半まで円安が進んだことが追い風となった。

3日(水)は株高の流れが加速。
日経平均は一時600円を超える値上がりをみせた。
米株高と円安を背景に引き続き幅広い銘柄が買われた。

4日(木)も買いの勢いは衰えず、リスクオンの地合いが継続。
日経平均は4万0900円台まで上値を伸ばし、3月22日につけた最高値を再び上回った。
更に、TOPIXは1989年12月につけた高値(2884.80)を上回り、34年半ぶりに史上最高値を更新した。
半導体関連などハイテク株に加え、メガバンクをはじめとするバリュー株も買われ、全体相場を大きく押し上げた。

一転して5日(金)は売り買い交錯。
朝方は買い優勢でスタートし、日経平均は一時4万1000円台に乗せたものの、その後は軟調な展開に。
前日まで大きく水準を切り上げていただけに、その反動で利益確定売りが出やすかった。
この日夜に米雇用統計の発表を控えていたこともあり様子見ムードは強かった。


来週のポイント
来週は5日に発表された米国6月雇用統計の結果をはじめとした重要指標やフランス議会選挙など、海外イベントに左右されそうだ。
日経平均は4万円値固めができるかどうかが一つのポイントになるだろう。


重要イベントとしては、国内では11日朝に発表される5月機械受注、12日のオプションSQ算出が注目される。
海外では9日のパウエルFRB議長の上院銀行委員会証言、10日に発表される中国6月の消費者物価指数と生産者物価指数、11日に発表される米国6月消費者物価指数、12日に発表される中国6月貿易収支に注視が必要だろう。


日々の動き(7月1日~7月5日)

7月1日(月)  続伸、高値警戒感もバリュー株中心に買い優勢
       日経平均 39631.06( +47.98) 売買高16億2884万株 売買代金3兆8632億円


7月2日(火) 大幅続伸、バリュー株が買われ4万円大台を回復
       日経平均 40074.69( +443.63) 売買高18億5011万株 売買代金4兆5345億円


7月3日(水) 4日続伸、米株高や円安でリスク選好の買い継続
       日経平均 40580.76( +506.07) 売買高16億9035万株 売買代金4兆3443億円


7月4日(木) 5連騰、終始リスク選好の地合いで最高値更新
       日経平均 40913.65( +332.89) 売買高16億3530万株 売買代金4兆1303億円


7月5日(金) 小反落、一時最高値更新も利益確定売りが優勢
       日経平均 40912.37( -1.28) 売買高16億3561万株 売買代金4兆0288億円


セクター・トレンド
(1)全33業種中、26業種が上昇
(2)値上がり率トップは川崎汽など海運
(3)第一生命HDなど保険、日本取引所などその他金融、大和など証券といった金融株が大幅高
(4)三菱重など機械、スクリンなど電機、HOYAなど精密機器といった輸出株も高い
(5)内需株はメルカリなど情報・通信、リクルートなどサービス、三井不など不動産が買われた
(6)下落率トップは王子HDなどパルプ・紙


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(12) サイバーセキュリティ 企業や自治体でサイバー攻撃相次ぐ
2(2) 半導体 エヌビディアに暗雲もマクロ環境は改善顕著に
3(3) 人工知能
4(8) 防衛
5(7) 生成AI
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日経平均、前週末比986円高の3万9583円と2週ぶりに上昇

2024年06月30日 | 捕らぬ狸の経済



  6月28日
  日経平均 3万9583.08円(241.54円高)
  TOPIX 2809.63(15.93ポイント高)
  長期金利(新発10年国債) 1.040%(-0.030)
  1ドル= 160.92 - 160.94円(0.38円安)


6月24日 3万8804円  13億8644万株 3兆4666億円
6月25日 3万9173円  15億4831万株 3兆9594億円
6月26日 3万9667円  15億7703万株 4兆2538億円
6月27日 3万9341円  16億2759万株 3兆9859億円
6月28日 3万9583円  17億1853万株 4兆2833億円

株探ニュース 2024.6.29
------------------------------------------------------------------------------------------------
今週の【早わかり株式市況】大幅反発、バリュー株買われTOPIXが34年ぶり高値圏

今週の相場ポイント
1.日経平均は2週ぶり大幅反発、4万円台が視野
2.エヌビディア急落、ナスダック指数は3日続落
3.国内半導体株に売り、バリュー株には資金流入
4.TOPIXは一時年初来高値、34年ぶり高値圏浮上
5.1ドル=161円突破、輸出セクター中心に追い風


週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比986円(2.6%)高の3万9583円と、2週ぶりに上昇した。

今週は比較的強い地合いだった。
米ハイテク株安を受けて半導体株に逆風が吹く場面もあったが、バリュー株に買いが入り全体相場は上昇基調を維持。
その後半導体株が回復し、株高に弾みがついた。
日経平均は4万円の大台が視野に入った。


週明け24日(月)の東京株式市場は前週末から反発。
朝方は前週末の欧米株市場を引き継ぐ形で日経平均は軟調にスタートしたが、下値は固かった。
為替市場で進む円安を追い風に輸出セクターを中心に買い戻しの動きが徐々に強まり、プラス圏に切り返した。

25日(火)も上昇。
日経平均は終値で3万9000円台を回復した。
前日の米国株市場では米エヌビディアが急落するなど半導体関連株の下げがきつく、ナスダック総合株価指数は3日続落した。
これを受けて東京市場もリスク回避ムードが高まるかに思われたが、日本株は強い動きに。
半導体セクターは売られたが、銀行や自動車、エネルギー関連といったバリュー株に投資資金が流入し全体相場を押し上げた。

26日(水)も上昇が続いた。
エヌビディアを含む米ハイテク株がひとまず反発したことで投資家心理が改善。
ディスコなど値がさ半導体株が上昇に転じ、日経平均は3万9000円台後半まで上値を伸ばした。

一転して27日(木)は下落。
前日までの上昇の反動で利益確定売りが広がったが、下値では押し目買いの動きもみられた。

28日(金)は再び上昇。
半導体や金融など幅広いセクターに買いが入った。
TOPIXは一時年初来高値を上回り、約34年ぶりの高値圏に浮上する場面があった。
為替市場では円安が一段と進み、ドル円相場は1ドル=161円を突破した。


来週のポイント
来週はTOPIXの最高値更新が達成されるかに注目したい。
内需・バリュー株比率の高いTOPIXは国内の金利や為替動向の影響が大きく、その意味で7月1日に発表される日銀短観は一つのポイントとなりそうだ。


重要イベントとしては、国内では前述した日銀短観のほか、5日に発表される5月景気動向指数、7日に投開票が行われる東京都知事選が注目される。
海外では1日に発表される中国6月財新製造業PMI、米国6月ISM製造業景気指数、3日に発表される中国6月財新サービス業PMI、米国6月のADP雇用統計とISM非製造業景気指数、5日に発表される米国6月雇用統計に注視が必要だろう。


日々の動き(6月24日~6月28日)
6月24日(月) 反発、円安進行で輸出株を中心に買い優勢
       日経平均 38804.65( +208.18) 売買高13億8644万株 売買代金3兆4666億円


6月25日(火) 続伸、バリュー株中心に買われ3万9000円台回復
       日経平均 39173.15( +368.50) 売買高15億4831万株 売買代金3兆9594億円


6月26日(水) 3日続伸、米ハイテク株高を受け買い優勢
       日経平均 39667.07( +493.92) 売買高15億7703万株 売買代金4兆2538億円


6月27日(木) 4日ぶり反落、半導体株中心に利益確定売りが優勢
       日経平均 39341.54( -325.53) 売買高16億2759万株 売買代金3兆9859億円


6月28日(金) 反発、米株高を受けリスク選好の買い優勢
       日経平均 39583.08( +241.54) 売買高17億1853万株 売買代金4兆2833億円


セクター・トレンド
(1)全33業種中、32業種が値上がり
(2)東京海上など保険が上昇率断トツ、次いで三菱UFJなど銀行と金融株が大きく買われた
(3)トヨタなど自動車、ソニーGなど電機、オリンパスなど精密機器といった輸出株も高い
(4)NTTなど 情報・通信、JR東日本など陸運、三井不など不動産といった内需株も上昇
(5)伊藤忠など卸売、ENEOSなど石油、K&Oエナジなど鉱業といった資源株も堅調
(6)唯一の値下がりはブリヂストンなどゴム製品


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(1) データセンター
2(3) 半導体
3(5) 人工知能
4(33) グローバルニッチ 不安定相場でも抜群の戦略商品を持つ企業は強い
5(2) ペロブスカイト太陽電池
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日経平均、3週ぶり反落前週末比218円安

2024年06月23日 | 捕らぬ狸の経済



  6月21日
  日経平均 3万8596.47円(36.55円安)
  TOPIX 2724.69(0.85ポイント安)
  長期金利(新発10年国債) 0.975%(+0.025)
  1ドル= 158.76 - 158.79円(0.49円安)


6月17日 3万8102円  15億7082万株 3兆6272億円
6月18日 3万8482円  14億1403万株 3兆4100億円
6月19日 3万8570円  13億6219万株 3兆3474億円
6月20日 3万8633円  13億1087万株 3兆1756億円
6月21日 3万8596円  20億4499万株 5兆2859億円

株探ニュース 2024.6.22
------------------------------------------------------------------------------------------------
今週の【早わかり株式市況】3週ぶり反落、週初の急落から下げ渋るも上値は限定的

今週の相場ポイント
1.日経平均3週ぶり反落、一時3万8000円割れ
2.週明け波乱展開、欧州政局不安で売り噴出
3.ナスダック最高値更新、日本株も切り返しへ
4.底堅さ発揮、半導体関連株を中心に買い戻し
5.総会巡りSBG株下落、日経平均押し下げ


週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比218円(0.6%)安の3万8596円と、3週ぶりに下落した。

今週は月曜こそ急落に見舞われたが、その後は概ね底堅い展開となった。
とはいえ米株市場の休場日があったため手掛かり材料に欠け、上値は限定的に。
日経平均は3万8000円台半ばで取引を終えた。


週明け17日(月)の東京株式市場は波乱展開。
日経平均は一時800円を超える急落で3万8000円台を割る場面があった。
欧州の政局不安などを背景に海外投資家と思われる売りが先物を絡め噴出し、全体指数を押し下げる格好に。
プライム市場全体の7割以上の銘柄が値下がりする売り圧力の強い地合いだった。

18日(火)は反発。
前日の米国株市場が強い動きで、ナスダック総合株価指数とS&P500指数が揃って最高値を更新した。
欧州の政局不安は依然くすぶるものの、東京市場も前日大幅安の反動で買い戻しが入った。

19日(水)も上昇基調を維持。
大型株中心に買い戻しの動きが続いた。
ただ、この日の米株市場が休場とあって手掛かり材料に欠け、積極的に上値を追う展開とはならなかった。

20(木)は朝安後に上昇に転じた。
前日の米株市場の休場で材料難のなか、朝方は売り圧力が表面化し、日経平均は一時300円安に。
ただ、売り一巡後は半導体関連株を中心に買い戻しが入り、底堅さを発揮した。
ただ、プラス圏に浮上したものの前日に続き上値は限定的だった。

21日(金)は小反落。
引き続き材料難で方向感に乏しい地合いが続いた。
個別では、株主総会での孫正義会長兼社長の発言を巡ってソフトバンクグループがやや荒い値動きをみせた。
同社株の下落によって日経平均は63円程度押し下げられた。


来週のポイント
来週も手掛かり材料難となりそうだ。
懸念点としては欧州の政局不安の広がりであるが、現時点では相場を急変させるような事態には発展しないとの見方が優勢だ。
28日に3月決算企業の期末配当金支払いが集中することから、配当再投資の動きには注目したい。


重要イベントとしては、国内では24日朝に発表される日銀金融政策決定会合の主な意見(6月13~14日分)、28日朝に発表される5月の完全失業率、有効求人倍率、鉱工業生産が注目される。
海外では25日に発表される米国6月コンファレンスボード消費者信頼感指数、26日に発表される米国5月新築住宅販売件数、27日に行われる米大統領選に向けたバイデン氏とトランプ氏によるテレビ討論会、28日に発表される米国5月の個人所得と個人消費支出、30日に発表される中国6月製造業PMIに注視が必要だろう。


日々の動き(6月17日~6月21日)
6月17日(月) 大幅反落、欧州の政局不安で一時3万8000円割れ
       日経平均 38102.44( -712.12)  売買高15億7082万株 売買代金 3兆6272億円


6月18日(火) 反発、欧米株高を受けリスク選好の買い優勢
       日経平均 38482.11( +379.67) 売買高14億1403万株 売買代金3兆4100億円


6月19日(水) 続伸、朝高も戻り売り圧力で上値は重い
       日経平均 38570.76( +88.65) 売買高13億6219万株 売買代金3兆3474億円


6月20日(木) 3日続伸、朝安も半導体関連株に買い戻し
       日経平均 38633.02( +62.26) 売買高13億1087万株 売買代金3兆1756億円


6月21日(金) 4日ぶり反落、手掛かり材料難で様子見姿勢
       日経平均 38596.47( -36.55) 売買高20億4499万株 売買代金5兆2859億円


セクター・トレンド
(1)全33業種中、26業種が値下がり
(2)値下がり率トップのENEOSなど石油をはじめ、伊藤忠など大手商社、フジクラなど非鉄といった資源株が下落
(3)オリンパスなど精密機器、ホンダなど自動車、日立など電機といった輸出株も売られた
(4)内需株は三井不など不動産、住友林など建設、三越伊勢丹など小売など全般安いも、
  リクルートなどサービスは値上がり率トップに買われた
(5)金融株はまちまち。野村など証券、三菱UFJなど銀行は下落したが、
  第一生命HDなど保険、オリックスなどその他金融は上昇
(6)郵船など海運、SMCなど機械、神戸鋼など鉄鋼といった景気敏感株も軟調


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(1) データセンター 物色人気派生し出世株の輩出続く
2(5) ペロブスカイト太陽電池
3(2) 半導体
4(4) 親子上場  帝人のインフォコム売却など動き相次ぐ
5(3) 人工知能
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日経平均、引き続き上値の重い展開が予想される

2024年06月16日 | 捕らぬ狸の経済



  6月14日
  日経平均 3万8814.56円(94.09円高)
  TOPIX 2746.61(14.83ポイント高)
  長期金利(新発10年国債) 0.930%(-0.035)
  1ドル= 157.66 - 157.68円(0.40円安)


6月10日 3万9038円  13億2952万株 3兆3195億円
6月11日 3万9134円  13億7719万株 3兆5422億円
6月12日 3万8876円  15億0127万株 3兆3653億円
6月13日 3万8720円  16億1802万株 3兆9883億円
6月14日 3万8814円  21億5662万株 5兆3191億円

株探ニュース 2024.6.15
------------------------------------------------------------------------------------------------
今週の【早わかり株式市況】続伸、日米金融会合後に堅調展開も伸び悩む

今週の相場ポイント
1.日経平均は2週続伸、3万9000円前後で推移
2.米株市場は最高値更新続く、日本株も堅調
3.FOMC金利据え置き、年内利下げ見通し1回に
4.日銀会合で国債の減額方針決定、相場は上昇
5.会合受け長期金利低下、不動産株など追い風


週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比130円(0.3%)高の3万8814円と、2週連続で上昇した。

今週は米株高を背景に概ね堅調な地合いだった。
日米の金融会合を前に様子見ムードが高まる場面もあったが、マーケットが急変動することはなく、両会合の通過後は再びしっかりした値動きに。
日経平均は3万9000円前後で推移した。


週明け10日(月)の東京株式市場は上昇。
前週末発表された米5月雇用統計は市場予想を上回る内容で米長期金利の上昇が顕著となったものの、米国株市場は比較的底堅い動きとなり投資家の過度な不安心理が緩和。
為替市場で円安が進んだことも追い風に、月曜の東京市場では輸出セクターを中心にリスクを取る動きが広がった。

11日(火)も小幅に上昇。
米株市場でナスダックやS&P500が史上最高値を更新するなか、日本株も堅調な地合いが続いた。

一転して12日(水)は下落。
日米金融会合の日程が接近し様子見ムードが高まった。
翌未明に注目の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が判明した。
政策金利据え置きは事前の予想通りながら、年内の利下げ見通しについて従来の3回から1回へ減少。
これを受けて米株市場は上昇基調を維持しつつもやや伸び悩んだ。

13日(木)の東京市場は続落。
朝方は買いが先行したが、その後は総じて売りに押された。
日本では翌日に日銀金融政策決定会合を控えているとあって買いが手控えられた。

14日(金)は反発。
日銀はこの日、決定会合で国債買い入れ額を減額する方針を決定した。
次回の会合で具体的な計画を決めるという。
全体相場は軟調に推移していたが、この発表を受けて為替の円安が進むとプラス圏に浮上。
債券市場では長期金利が低下し、三井不動産など不動産株に追い風となった。


来週のポイント
来週は為替の動向がポイントになりそうだ。
国内の利上げ観測が後退したことで円安が加速しそうな状況であるが、ここ円安が物価高を連想させ売られる銘柄も増えていることには注意が必要だ。
日経平均は引き続き上値の重い展開が予想される。


重要イベントとしては、国内では17日朝に発表される4月機械受注、21日朝に発表される5月全国消費者物価指数が注目される。
海外では、17日に発表される中国5月の鉱工業生産指数と小売売上高、中国1-5月固定資産投資、18日に発表される米国5月の小売売上高と鉱工業生産指数、20日に発表される中国6月中国最優遇貸出金利、米国5月住宅着工件数、米国1-3月期経常収支、21日に発表される米国6月製造業PMI、米国5月コンファレンス・ボード景気先行指数に注視が必要だろう。


日々の動き(6月10日~6月14日)
6月10日(月) 反発、リスク選好の買いで3万9000円台回復
       日経平均 39038.16( +354.23) 売買高13億2952万株 売買代金3兆3195億円


6月11日(火) 続伸、米株高好感も買い一巡後は伸び悩む
       日経平均 39134.79( +96.63) 売買高13億7719万株 売買代金3兆5422億円


6月12日(水) 3日ぶり反落、米CPIやFOMC発表控え様子見ムード
       日経平均 38876.71( -258.08) 売買高15億0127万株 売買代金 3兆3653億円


6月13日(木) 続落、朝高も日銀決定会合を控え売り優勢
       日経平均 38720.47( -156.24) 売買高16億1802万株 売買代金3兆9883億円


6月14日(金) 3日ぶり反発、日銀会合を受け上昇も終盤伸び悩む
       日経平均 38814.56( +94.09) 売買高21億5662万株 売買代金5兆3191億円


セクター・トレンド
(1)全33業種中、22業種が値下がり
(2)値下がり率トップは川崎汽など海運
(3)大和など証券・商品、三菱UFJなど銀行、日本取引所などその他金融といった金融株が下落
(4)輸出株はまちまち。トヨタなど自動車、テルモなど精密機器が安いが、三菱重など機械は大幅高
(5)内需株もまちまち。JR東日本など陸運、キリンHDなど食料品、セブン&アイなど小売が売られ、
  ソフトバンクGなど情報・通信、安田倉など倉庫・運輸は買われた
(6)値上がり率トップのENEOSなど石油をはじめ住友電など非鉄、K&Oエナジなど鉱業といった資源株が高い


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(1) データセンター
2(2) 半導体
3(4) 人工知能
4(22) 親子上場
5(6) ペロブスカイト太陽電池
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日経平均、週後半上値の重い展開となる

2024年06月09日 | 捕らぬ狸の経済



  6月7日
  日経平均 3万8683.93円(19.58円安)
  TOPIX 2755.03(2.20ポイント安)
  長期金利(新発10年国債) 0.970%(+0.015)
  1ドル= 155.41 - 155.43円(0.86円高)


6月3日 3万8923円  16億7604万株 4兆1313億円
6月4日 3万8837円  17億0486万株 4兆2702億円
6月5日 3万8490円  17億1743万株 4兆6224億円
6月6日 3万8703円  16億5286万株 4兆2683億円
6月7日 3万8683円  13億4640万株 3兆4623億円

株探ニュース 2024.6.8
------------------------------------------------------------------------------------------------
今週の【早わかり株式市況】3週ぶり反落、米インフレ懸念後退も様子見姿勢強く

今週の相場ポイント
1.日経平均は3週ぶり反発、一時3万9000円台回復
2.米株市場は最高値更新、インフレ警戒感が後退
3.日本株は軟調地合い、レーザーテク株安や円高で
4.エヌビディア連日高、国内半導体株に買い戻しも
5.週末様子見ムード強まる、米雇用統計の発表控え


週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比196円(0.5%)高の3万8683円と、3週ぶりに上昇した。

今週は終始、膠着感の強い相場展開だった。
週末の米雇用統計の発表を控え様子見ムードが拡大。
積極的に上値を追う動きは限られ、一方で下値では押し目買いが入るなど底堅く推移した。


週明け3日(月)の東京株式市場は前週末から反発。
日経平均は大幅高で一時3万9000円台を回復した。
米国で物価指標が事前予想と一致し、鈍化傾向をみせたことでインフレに対する警戒感が後退。
米長期金利が低下して株式の相対的な割高感が和らぎ、前週末の米国株市場は大きく上昇し、東京市場もこの流れを引き継いだ。

4日(火)は小幅に反落。
利益確定の動きが出て終始マイナス圏で推移する軟調な地合いだった。
下値では押し目買いが入り底堅さはみられた。

5日(水)も下落。
レーザーテックなど半導体関連の一角が売られ、市場センチメントが悪化してリスク回避ムード一色に。
米金利低下を背景に為替市場で円高が進んだことも警戒された。

米株市場で主要株価指数が最高値を更新するなど上昇が続くなか、東京市場は6日(木)にようやく切り返した。
先物主導で買い戻しが流入。
米エヌビディアの連日高を手掛かりに半導体株への買いが目立った。
日経平均は再び3万9000円台に乗せる場面もあったが、買いが一巡すると伸び悩み上値は限定的となった。

7日(金)は小反落。
この日夜の米5月雇用統計の発表を前に様子見姿勢が強まった。
日経平均は3万8000円台半ばで一進一退が続いた。
個別では肥満症治療薬のフェーズ2試験結果に対する失望売りで塩野義製薬が急落し、マーケットの視線を集めた。


来週のポイント
来週は11~12日に行われる米FOMC、13~14日に行われる日銀金融政策決定会合が焦点となりそうだ。
特に日銀会合で国債買い入れの減額が示されれば、国内金利が上昇し株式市場には逆風となることも予想される。


重要イベントとしては、前述した米FOMCと日銀会合のほか、国内では13日朝に発表される4-6月期法人企業統計調査、14日のメジャーSQ算出が注目される。
海外では、12日に発表される中国5月の消費者物価指数と生産者物価指数、米国5月消費者物価指数に注視が必要だろう。


日々の動き(6月3日~6月6日)

6月3日(月) 大幅伸、NYダウ上昇でリスク選好の買い優勢
       日経平均 38923.03( +435.13) 売買高16億7604万株 売買代金4兆1313億円


6月4日(火) 反落、NYダウ下落や円高で利益確定売り優勢
       日経平均 38837.46( -85.57) 売買高17億0486万株 売買代金4兆2707億円


6月5日(水) 続落、半導体関連など主力株中心に売り優勢
       日経平均 38490.17( -347.29) 売買高17億1743万株 売買代金4兆6224億円


6月6日(木) 3日ぶり反発、米ハイテク株高を受け買い優勢
       日経平均 38703.51( +213.34) 売買高16億5286万株 売買代金4兆2683億円


6月7日(金) 小反落、米雇用統計を控え様子見姿勢が強まる
       日経平均 38683.93( -19.58) 売買高13億4640万株 売買代金3兆4623億円


セクター・トレンド
(1)全33業種中、20業種が値下がり
(2)値下がり率トップはトヨタなど自動車。輸出株はダイキンなど機械も下落したが、
  オリンパスなど精密機器やソニーGなど電機は堅調
(3)内需株はまちまち。三菱倉など倉庫・運輸が値上がり率トップに買われたが、
  大和ハウスなど建設、小田急など陸運は売られた
(4)金融株もまちまち。大和など証券、日本取引所などその他金融は上昇したが三菱UFJなど銀行、第一生命HDなど保険は値下がり
(5)INPEXなど鉱業、ENEOSなど石油、住友鉱など非鉄といった資源株も軟調


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(1) データセンター
2(3) 半導体
3(9) 地方銀行
4(5) 人工知能
5(6) 金利上昇メリット
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日経平均、国内長期金利の動向が影響大

2024年06月02日 | 捕らぬ狸の経済



  5月31日
  日経平均 3万8487.90円(433.77円高)
  TOPIX 2772.49(46.29ポイント高)
  長期金利(新発10年国債) 1.070%(+0.015)
  1ドル= 157.14 - 157.15円(0.18円安)


5月27日 3万8900円  13億7756万株 3兆3847億円
5月28日 3万8855円  15億0047万株 3兆7244億円
5月29日 3万8556円  17億9926万株 4兆3727億円
5月30日 3万8054円  17億0870万株 4兆3985億円
5月31日 3万8487円  29億8398万株 7兆7612億円

株探ニュース 2024.6.1
------------------------------------------------------------------------------------------------
今週の【早わかり株式市況】続落、長期金利13年ぶり上昇と米株安でリスク回避加速

今週の相場ポイント
1.日経平均は2週続落、一時3万8000円台割れ
2.長期金利13年ぶり高水準、日銀正常化観測で
3.金利上昇で高PER株に逆風、半導体株など下落
4.リスク回避ムード加速、木曜に一時急落も
5.金曜は自律反発の買い流入、金融株が上昇


週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比158円(0.4%)安の3万8487円と、2週連続で下落した。

今週は堅調地合いでスタートしたが、その後は国内長期金利の上昇を嫌気して相場のムードは徐々に悪化。
米ハイテク株高のなかも日本株は冴えない動きが続いた。
木曜には日経平均が一時900円安と急落する場面があった。


週明け27日(月)の東京株式市場は上昇。
前週末の米国株市場でハイテク株が買われた流れを引き継ぎリスク選好の地合いとなった。
半導体関連株を中心に物色が活発化し全体相場を押し上げた。

28日(火)は小反落。
日経平均は狭いゾーンでのもみ合いに終始した。
前日の米株市場がメモリアルデーで休場だったため手掛かり材料に欠けた。
日銀による金融政策の正常化観測が強まり、国内長期金利が上昇したことも重荷に。
金利上昇が追い風となる銀行や生保といった金融株は堅調だった。

29日(水)は朝高後に下落。
米ハイテク株高が続くなか東京市場も好調な地合いが想定されたが、買い一巡後に手控え感が台頭。
国内金利の上昇傾向が続き、半導体関連など高PERのハイテク株への向かい風が強く意識された。

30日(木)も売り優勢の展開に。
引き続き金利上昇が嫌気されるなか、前日の欧米株安も重なりリスク回避ムードが一気に加速し日経平均は900円を超える値下がりで3万8000円台を一時割り込んだ。
この日、国内債券市場で新発10年物国債の利回りは1.1%台をつけ、2011年以来およそ13年ぶりの高水準となった。

31日(金)はようやく反発。
前日までの下落を受けた自律反発狙いの買いが流入。
国内金利が高水準を維持するなか、三菱UFJフィナンシャル・グループなど金融株の上昇が目立った。


来週のポイント
来週も米国市場の動向と国内長期金利が焦点となる。
米重要指標が相次いで発表されることに注意したい。
日経平均は上値が重く、3万9000円ラインでは戻り売り圧力が高まりそうだ。
個別では金利上昇メリットのある金融株人気が継続するだろう。


重要イベントとしては、国内では6月3日朝に発表される1-3月期法人企業統計調査、7日に発表される4月景気動向指数が注目される。
海外では、3日に発表される中国5月財新製造業PMI、米国5月ISM製造業景気指数、5日発表の中国5月財新サービス業PMI、米国5月のADP雇用統計とISM非製造業景気指数、6日に発表される米国4月貿易収支、7日に発表される中国5月貿易収支、米国5月雇用統計に注視が必要だろう。


日々の動き(5月27日~5月30日)
5月27日(月) 反発、半導体関連が買われ高値引け
       日経平均 38900.02( +253.91) 売買高13億7756万株 売買代金3兆3847億円


5月28日(火) 反落、長期金利上昇でハイテク株が売られる
       日経平均 38855.37( -44.65) 売買高15億0047万株 売買代金3兆7244億円


5月29日(水) 続落、長期金利上昇でグロース株中心に売り優勢
       日経平均 38556.87( -298.50) 売買高17億9926万株 売買代金4兆3727億円


5月30日(木) 大幅続落、日米金利上昇でリスク回避の売り優勢
       日経平均 38054.13( -502.74) 売買高17億0870万株 売買代金4兆3985億円


5月31日(金) 4日ぶり反発、自律反発狙いの買い流入
       日経平均 38487.90( +433.77) 売買高29億8398万株 売買代金7兆7612億円


セクター・トレンド
(1)全33業種中、25業種が値上がり
(2)値上がり率トップのT&Dなど保険をはじめ三菱UFJなど銀行、大和など証券といった金融株が大幅高
(3)輸出株はまちまち。HOYAなど精密機器、ホンダなど自動車は買われたが荏原など機械は安い
(4)内需株もまちまち。三井不など不動産、ソフトバンクG情報・通信が堅調だが、
  味の素など食料品、JR東日本など陸運は軟調
(5)ENEOSなど石油、住友電など非鉄、INPEXなど鉱業といった資源株が高い
(6)値下がり率トップはニッスイなど水産・農林


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(3) データセンター
2(2) エヌビディア
3(1) 半導体
4(8) ペロブスカイト太陽電池
5(4) 人工知能
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日経平均、3万9000円台は上値が重いか

2024年05月26日 | 捕らぬ狸の経済



  5月24日
  日経平均 3万8646.11円(457.11円安)
  TOPIX 2742.54(12.21ポイント安)
  長期金利(新発10年国債) 1.005%(+0.005)
  1ドル= 157.04 - 157.06円(0.28円安)


5月20日 3万9069円  18億0371万株 4兆1510億円
5月21日 3万8946円  15億7678万株 3兆9173億円
5月22日 3万8617円  15億4459万株 3兆8359億円
5月23日 3万9103円  15億6422万株 4兆4084億円
5月24日 3万8646円  13億9976万株 3兆8624億円

株探ニュース 2024.5.25
------------------------------------------------------------------------------------------------
今週の【早わかり株式市況】反落、半導体株高も米利下げ期待後退でリスク回避

今週の相場ポイント
1.日経平均は2週ぶり反落、一時3万9000円回復
2.週初は堅調スタート、前週末ダウ4万ドル乗せ
3.長期金利1%台に、不動産株などの下げ目立つ
4.エヌビディア好決算、半導体関連株が軒並み高
5.米利下げ期待再び後退、株高ラリー機運しぼむ


週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比141円(0.4%)安の33万8646円と、2週ぶりに下落した。

今週は、週前半は米半導体大手エヌビディアの決算を控えて様子見ムードとなったが、同社の好決算が判明すると半導体株を中心に全体相場が上昇した。
ただ、米国で再び早期利下げ期待が後退し株安に。
週末金曜の日本株も大幅安を余儀なくされた。


週明け20日(月)の東京株式市場は堅調スタート。
日経平均は約1ヵ月ぶりに3万9000円台を回復した。
前週末の米国株市場でNYダウが終値で初めて4万ドルの大台に乗せたことを受けて投資家のリスク許容度が上向いた。

21日(火)は反落。
米ハイテク株高の流れを引き継ぎ朝方は高くスタートしたものの、買い一巡後は値を消す展開に。
22日の米エヌビディア決算(日本時間23日早朝)を前に様子見姿勢が強まったようだ。

22日(水)も下落。
半導体関連株が総じて冴えず全体を押し下げた。
国内長期金利が1%台と約11年ぶりの高水準をつけるなか、金利上昇デメリットセクターである不動産株などの下げも目立った。
引き続きエヌビディアの決算内容を見極めたいとのムードが強く、積極的に買いを入れる動きは限られた。
注目のエヌビディアの2-4月期決算は純利益が前年同期比7倍超と急拡大。
5-7月期も好調が続く見通しを示した。

時間外取引で同社株が急伸するなか、23日(木)の東京市場は急反発。
半導体株が軒並み高に買われた。
日経平均は一時500円を超える値上がりをみせた。

しかし一転して24日(金)は大幅反落。
前日の米株市場では経済指標を手掛かりに早期利下げ期待が後退し、NYダウが今年最大の下げ幅を記録。
好決算を発表したエヌビディアは独歩高の様相を呈した。
米株安を受け、東京市場でもリスク回避ムードが高まった。
半導体株を中心とした株高ラリーへの機運は急速にしぼんだ。


来週のポイント
来週は週末まで国内の重要イベントが無く、結果的に米国株の動向に振らされる展開となりそうだ。
米金利の早期利下げ期待がカギとなるが、発表される指標によって強弱あり方向感が一定しない。
日経平均は4月下旬から底堅く推移し、日足75日線上を往来する動きを続けているが、このラインを明確に上抜けることができれば4万円奪回も視野に入る。


重要イベントとしては、国内では31日朝に発表される4月の完全失業率と有効求人倍率、鉱工業生産が注目される。
海外では、28日に発表される米国5月コンファレンスボード消費者信頼感指数、31日に発表される中国5月製造業PMI、米国4月の個人所得と個人支出に注視が必要だろう。


日々の動き(5月20日~5月24日)

5月20日(月) 反発、NYダウ4万ドル乗せでリスクオンの買い優勢
       日経平均 39069.68( +282.30) 売買高18億0371万株 売買代金4兆1510億円


5月21日(火) 反落、朝高も買い一巡後は売りに押される
       日経平均 38946.93( -122.75) 売買高15億7678万株 売買代金3兆9173億円


5月22日(水) 続落、エヌビディア決算控え持ち高調整の売り優勢
       日経平均 38617.10( -329.83) 売買高15億4459万株 売買代金3兆8359億円


5月23日(木) 大幅反発、半導体関連株を中心に買い優勢
       日経平均 39103.22( +486.12) 売買高15億6422万株 売買代金4兆4084億円


5月24日(金) 急反落、米株安を受け利益確定の売り優勢
       日経平均 38646.11( -457.11) 売買高13億9976万株 売買代金4兆8624億円


セクター・トレンド
(1)全33業種中、値下がりが20業種
(2)国内長期金利上昇の影響で菱地所など不動産が値下がり率断トツ
(3)内需株はLINEヤフーなど情報・通信、日清粉Gなど食料品が安く、上組など倉庫・運輸が高い
(4)輸出株はHOYAなど精密機器、三菱重など機械が売られたが、日立など電機は堅調
(5)金融株はMS&ADなど保険が値上がり率トップ、野村など証券、三菱UFJなど銀行もしっかり
(6)資源株はENEOSなど石油、住友鉱など非鉄が買われ、石油資源など鉱業が売られた


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(2) 半導体
2(60) エヌビディア 米国時間22日に決算発表を予定
3(1) データセンター
4(3) 人工知能
5(7) 生成AI
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週22日に発表される米エヌビディアの決算発表が最大の注目

2024年05月19日 | 捕らぬ狸の経済



  5月17日
  日経平均 3万8787.38円(132.88円安)
  TOPIX 2745.62(8.08ポイント高)
  長期金利(新発10年国債) 0.945%(+0.025)
  1ドル= 155.81 - 155.83円(1.40円安)


5月13日 3万8179円  19億7474万株 4兆6093億円
5月14日 3万8356円  21億1328万株 5兆0680億円
5月15日 3万8385円  21億4682万株 5兆0141億円
5月16日 3万8920円  22億1709万株 5兆0657億円
5月17日 3万8787円  18億4255万株 4兆0236億円

株探ニュース 2024.5.18
------------------------------------------------------------------------------------------------
今週の【早わかり株式市況】2週ぶり反発、米株高引き継ぐも上値の重さ意識

今週の相場ポイント
1.日経平均は2週ぶり反発、木曜500円超高が寄与
2.週初は方向感なく、前週末の欧米株高引き継げず
3.CPIは市場予想下回る、米主要3指数は最高値更新
4.東京市場も大幅高、半導体関連株中心に買われる
5.金曜は利益確定売りに押される、上値の重さ意識


週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比558円(1.5%)高の3万8787円と、2週ぶりに上昇した。

今週は週初から方向感に欠ける地合いが続いたが、米CPIを受けた米国株市場の上昇で日経平均は木曜に500円を超える値上がりをみせた。
しかし買いは続かず、金曜は利益確定売りに押される展開に。
木曜の大幅高が週間の上げ幅にほぼ寄与した格好となった。


週明け13日(月)の東京株式市場は前週末から小反落。
日経平均は方向感なく上下にもみ合う展開となった。
前週末の欧米株市場が総じて強い動きを示したものの、東京市場はこれを引き継げなかった。
日銀がこれまでの大規模緩和策を終了し引き締め策に転じることへの警戒感が買いを手控えさせた。

14日(火)は反発。
売り買い交錯のなか下値抵抗力を発揮し、引けにかけて値がさ株の一角が買われ全体指数を支えた。

15日(水)も小幅に上昇。
前日の米株高を受けて日経平均は朝方に一時400円以上水準を切り上げたが、その後は値を消した。
この日夜に発表予定の米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとの思惑が買いを手控えさせた。
注目されたCPIは事前の市場コンセンサスを下回った。
米インフレ再燃への警戒感が和らぎ、これが好感されて同日の米株市場ではNYダウなど主要3指数がそろって最高値を更新。

これを踏まえ翌16日(木)の東京市場も大幅高となった。
半導体関連など主力株を中心に上昇し、先物主導のインデックス買いも呼び込み全体相場が大きく押し上げられた。

一転して17日(金)は反落。
前日の米株安が嫌気されたほか、決算発表を行った米アプライド・マテリアルズが時間外取引で値を下げたことが警戒された。
東京市場は前日に大幅高していたこともあり、その反動も出た形だ。
総じて上値の重さが意識された。


来週のポイント
来週は22日に発表される米エヌビディアの決算発表が最大の注目ポイントだ。
ここ日経平均は半導体関連の値動きが鍵を握っており、米ハイテク半導体のシンボルストックである同社の業績が市場に与える影響は大きい。


重要イベントとしては、国内では22日朝に発表される3月機械受注、24日朝に発表される4月全国消費者物価指数が注目される。
海外では、20日発表の中国5月最優遇貸出金利、23日に発表される米国4月新築住宅販売件数、23~25日に開催されるG7財務相・中央銀行総裁会合に注視が必要だろう。


日々の動き(5月13日~5月17日)

5月13日(月) 小反落、日銀の引き締め政策を警戒
       日経平均 38179.46( -49.65) 売買高19億7474万株 売買代金4兆6093億円


5月14日(火) 反発、方向感に欠ける展開も主力株の一角に買い
       日経平均 38356.06( +176.60) 売買高21億1328万株 売買代金5兆0680億円


5月15日(水) 小幅続伸、朝高も米CPIを控え失速
       日経平均 38385.73( +29.67) 売買高21億4682万株 売買代金5兆0141億円


5月16日(木) 3日続伸、欧米株高を受けリスク選好の買い優勢
       日経平均 38920.26( +534.53) 売買高22億1709万株 売買代金5兆0657億円


5月17日(金) 4日ぶり反落、米株下落で利益確定売りが優勢
       日経平均 38787.38( -132.88) 売買高18億4255万株 売買代金4兆0236億円


セクター・トレンド
(1)全33業種中、20業種が値下がり
(2)値下がり率トップは三井不など不動産。内需株は清水建など建設、上組など倉庫・運輸も安い
(3)丸紅など商社、出光興産など石油、INPEXなど鉱業といった資源株も下落
(4)輸出株はオリンパスなど精密機器が高くソニーG など電機、日製鋼など機械も堅調
(5)金融株はまちまち。三井住友FGなど銀行、野村など証券が買われ、T&Dなど保険は売られた
(6)値上がり率トップは任天堂などその他製品


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(1) データセンター 生成AI絡みで投資需要が急拡大
2(2) 半導体
3(4) 人工知能 リスク管理も含めた世界的な取り組みが進む
4(8) TOPIXコア30
5(23) 地方銀行
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする