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日経平均、3万9000円台は上値が重いか

2024年05月26日 | 捕らぬ狸の経済



  5月24日
  日経平均 3万8646.11円(457.11円安)
  TOPIX 2742.54(12.21ポイント安)
  長期金利(新発10年国債) 1.005%(+0.005)
  1ドル= 157.04 - 157.06円(0.28円安)


5月20日 3万9069円  18億0371万株 4兆1510億円
5月21日 3万8946円  15億7678万株 3兆9173億円
5月22日 3万8617円  15億4459万株 3兆8359億円
5月23日 3万9103円  15億6422万株 4兆4084億円
5月24日 3万8646円  13億9976万株 3兆8624億円

株探ニュース 2024.5.25
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今週の【早わかり株式市況】反落、半導体株高も米利下げ期待後退でリスク回避

今週の相場ポイント
1.日経平均は2週ぶり反落、一時3万9000円回復
2.週初は堅調スタート、前週末ダウ4万ドル乗せ
3.長期金利1%台に、不動産株などの下げ目立つ
4.エヌビディア好決算、半導体関連株が軒並み高
5.米利下げ期待再び後退、株高ラリー機運しぼむ


週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比141円(0.4%)安の33万8646円と、2週ぶりに下落した。

今週は、週前半は米半導体大手エヌビディアの決算を控えて様子見ムードとなったが、同社の好決算が判明すると半導体株を中心に全体相場が上昇した。
ただ、米国で再び早期利下げ期待が後退し株安に。
週末金曜の日本株も大幅安を余儀なくされた。


週明け20日(月)の東京株式市場は堅調スタート。
日経平均は約1ヵ月ぶりに3万9000円台を回復した。
前週末の米国株市場でNYダウが終値で初めて4万ドルの大台に乗せたことを受けて投資家のリスク許容度が上向いた。

21日(火)は反落。
米ハイテク株高の流れを引き継ぎ朝方は高くスタートしたものの、買い一巡後は値を消す展開に。
22日の米エヌビディア決算(日本時間23日早朝)を前に様子見姿勢が強まったようだ。

22日(水)も下落。
半導体関連株が総じて冴えず全体を押し下げた。
国内長期金利が1%台と約11年ぶりの高水準をつけるなか、金利上昇デメリットセクターである不動産株などの下げも目立った。
引き続きエヌビディアの決算内容を見極めたいとのムードが強く、積極的に買いを入れる動きは限られた。
注目のエヌビディアの2-4月期決算は純利益が前年同期比7倍超と急拡大。
5-7月期も好調が続く見通しを示した。

時間外取引で同社株が急伸するなか、23日(木)の東京市場は急反発。
半導体株が軒並み高に買われた。
日経平均は一時500円を超える値上がりをみせた。

しかし一転して24日(金)は大幅反落。
前日の米株市場では経済指標を手掛かりに早期利下げ期待が後退し、NYダウが今年最大の下げ幅を記録。
好決算を発表したエヌビディアは独歩高の様相を呈した。
米株安を受け、東京市場でもリスク回避ムードが高まった。
半導体株を中心とした株高ラリーへの機運は急速にしぼんだ。


来週のポイント
来週は週末まで国内の重要イベントが無く、結果的に米国株の動向に振らされる展開となりそうだ。
米金利の早期利下げ期待がカギとなるが、発表される指標によって強弱あり方向感が一定しない。
日経平均は4月下旬から底堅く推移し、日足75日線上を往来する動きを続けているが、このラインを明確に上抜けることができれば4万円奪回も視野に入る。


重要イベントとしては、国内では31日朝に発表される4月の完全失業率と有効求人倍率、鉱工業生産が注目される。
海外では、28日に発表される米国5月コンファレンスボード消費者信頼感指数、31日に発表される中国5月製造業PMI、米国4月の個人所得と個人支出に注視が必要だろう。


日々の動き(5月20日~5月24日)

5月20日(月) 反発、NYダウ4万ドル乗せでリスクオンの買い優勢
       日経平均 39069.68( +282.30) 売買高18億0371万株 売買代金4兆1510億円


5月21日(火) 反落、朝高も買い一巡後は売りに押される
       日経平均 38946.93( -122.75) 売買高15億7678万株 売買代金3兆9173億円


5月22日(水) 続落、エヌビディア決算控え持ち高調整の売り優勢
       日経平均 38617.10( -329.83) 売買高15億4459万株 売買代金3兆8359億円


5月23日(木) 大幅反発、半導体関連株を中心に買い優勢
       日経平均 39103.22( +486.12) 売買高15億6422万株 売買代金4兆4084億円


5月24日(金) 急反落、米株安を受け利益確定の売り優勢
       日経平均 38646.11( -457.11) 売買高13億9976万株 売買代金4兆8624億円


セクター・トレンド
(1)全33業種中、値下がりが20業種
(2)国内長期金利上昇の影響で菱地所など不動産が値下がり率断トツ
(3)内需株はLINEヤフーなど情報・通信、日清粉Gなど食料品が安く、上組など倉庫・運輸が高い
(4)輸出株はHOYAなど精密機器、三菱重など機械が売られたが、日立など電機は堅調
(5)金融株はMS&ADなど保険が値上がり率トップ、野村など証券、三菱UFJなど銀行もしっかり
(6)資源株はENEOSなど石油、住友鉱など非鉄が買われ、石油資源など鉱業が売られた


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(2) 半導体
2(60) エヌビディア 米国時間22日に決算発表を予定
3(1) データセンター
4(3) 人工知能
5(7) 生成AI
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)

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