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日経平均、3週続伸一時4万2000円台到達

2024年07月14日 | 捕らぬ狸の経済



  7月12日
  日経平均 4万1190.68円(1033.34円安)
  TOPIX 2894.56(34.61ポイント安)
  長期金利(新発10年国債) 1.045%(-0.035)
  1ドル= 159.21 - 159.23円(2.41円高)


7月8日 4万0780円  16億6158万株 3兆9025億円
7月9日 4万1580円  17億0997万株 4兆4725億円
7月10日 4万1831円  18億9666万株 4兆7650億円
7月11日 4万2224円  18億0716万株 4兆7090億円

7月12日 4万1190円  18億3255万株 5兆2369億円

株探ニュース 2024.7.13
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今週の【早わかり株式市況】3週続伸、一時4万2000円台到達も週末に波乱

今週の相場ポイント
1.日経平均は3週続伸、一時4万2000円台に到達
2.木曜まで全体相場は上値追い、米株高・円安で
3.米CPI市場予想下回る、年内の米利下げ確実視
4.米ハイテク株に材料出尽くし売り、円高も進行
5.日本株は金曜に急落、半導体株に売りかさむ


週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比278円(0.7%)高の4万1190円と、3週連続で上昇した。

今週は月曜こそ前週大幅高の反動が出たが、その後は再び上昇トレンドに復帰。
日経平均は木曜に4万2000円台に到達した。
しかし、米CPI発表を境に状況が一変。
週末金曜は1000円超安と波乱の相場展開になった。


8日(月)の東京株式市場は軟調。
前週末の米国株市場では金利低下を背景にハイテク株が買われ、ナスダックとS&P500指数は史上最高値を更新した。
これを受けて週明けの東京市場もリスク選好の地合いが期待されたが、前週に大きく買われた反動で利食い売りが優勢となった。

9日(火)は急反発。
米株高が続くなか、日本株も一気に上昇に転じた。
為替市場で1ドル=161円台と円安水準で推移したことも追い風に働いた。
日経平均は800円近い上昇で4万1000円台に乗せた。

10日(水)も上昇。
前日の米株市場が引き続き堅調に推移し、東京市場でもリスク許容度の高まった外国人投資家の買いが全体を押し上げた。
警戒されたETF分配金捻出に絡む売り圧力はさほど意識されなかった。

リスクオン地合いが加速し、11日(木)も上値追いの展開に。
日経平均は前日比392円高の4万2224円と、終値で4万2000円を突破した。
この日夜に米消費者物価指数(CPI)が発表された。
結果は市場予想を下回り、年内の米利下げが確実視される状況となった。
ただ、この日の米株市場ではこれまで利下げを織り込んで上昇してきたハイテク株が材料出尽くし売りに押されて下落。

この流れを引き継ぎ12日(金)の東京市場は急落。
日経平均は1000円を超える下落に見舞われた。
米利下げが意識されてドル円相場が一時157円台と急激に円高が進行したことも警戒され、半導体関連など主力株に売りがかさんだ。


来週のポイント
来週は、目先天井を打った感の強い日経平均がどの水準で支えられるかを見極めることがポイントになりそうだ。
地合いは堅いとみられ、大きく下値を探ることは考えにくい。
ただ、米国の指標や半導体企業の決算発表の内容によっては大きく触れる可能性もあり注意したい。


重要イベントとしては、国内では19日朝に発表される6月全国消費者物価指数が注目される。
海外では15日に発表される中国4-6月期GDP、中国6月の鉱工業生産指数と小売売上高、中国1-6月固定資産投資、16日に発表される米国6月小売売上高、17日に発表される米国6月の住宅着工件数と鉱工業生産指数および設備稼働率、18日発表のECB(欧州中央銀行)政策金利に注視が必要だろう。


日々の動き(7月8日~7月12日)
7月8日(月) 続落、目先過熱感からの利益確定売りが優勢
       日経平均 40780.70( -131.67) 売買高16億6158万株 売買代金3兆9025億円


7月9日(火) 急反発、半導体大手が買われ史上最高値を更新
       日経平均 41580.17( +799.47) 売買高17億0997万株 売買代金4兆4725億円


7月10日(水) 続伸、米ハイテク株高を受け連日で最高値
       日経平均 41831.99( +251.82) 売買高18億9666万株 売買代金4兆7650億円


7月11日(木) 3連騰、米株高に追随し4万2000円大台乗せ
       日経平均 42224.02( +392.03) 売買高18億0716万株 売買代金4兆7090億円


7月12日(金) 大幅反落、米ハイテク株安や円高で利益確定売り優勢
       日経平均 41190.68( -1033.34) 売買高18億3255万株 売買代金5兆2369億円


セクター・トレンド
(1)全33業種中、19業種が値上がり
(2)値上がり率トップはエーザイなど医薬品
(3)味の素など食料品、リクルートなどサービス、積水ハウスなど建設といった内需株が堅調
(4)輸出株はまちまち。HOYAなど精密機器は買われたが三菱重など機械、ホンダなど自動車は売られた
(5)三菱UFJなど銀行、第一生命HDなど保険、日本取引所などその他金融といった金融株は下落
(6)郵船など海運が下落率断トツ


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(2) 半導体
2(1) サイバーセキュリティ
3(140) 水道 水道管耐震化の緊急点検を首相表明
4(4) 防衛 三菱重の株価パフォーマンスに視線集中
5(3) 人工知能
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)



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