気が付けば、早いものでツバメが巣立っていく季節になっていた。
今年のツバメは昨年と違い北側に巣を作り、外から丸見えであったためか5月の下旬の朝5時半頃カラスに襲われ巣が壊れた。丁度寝室の前であったのですぐ気付き、ベランダへ出て追っ払った。しかし、カラスもしつっこく、飛べないのを馬鹿にして電線の上から動かない。
竿代りに使っている園芸用の支柱棒棒を振り回して追っ払った。それでも斜向かいの母屋の三階の屋根にしばらく居たので、眼を飛ばした。1羽の雛が落ちてしまい犠牲になったが、後の雛は順調に育ち巣立った。
もう来ないのかなと思っていたらその後、昨年の巣を使い2番子を暖めているのに気付いた。今度は外からは見えにくい造りになっている。
しかし、何か様子が変!うつむき加減でとても寂しそうに見えた。
その後、雛がかえっても親は1羽しかおらず、卵は4,5個あると思われるが雛の姿は2羽しか見えなかった。交通事故にでも在ったのだろうか?雛が飛び立つまではカラスやヒヨに襲われる事が在るので、しょっちゅう分からないように糞を除け、ゴーヤの根元へ撒いた。
それでもピーピーツバメ達が乱舞し、警戒警報を出しているのでベランダへ出ると、ヒヨが前の家の屋根にいて様子を伺っていた。
4,5日前の夕方近くツバメが10羽近くピーピーピキピキと警戒警報を発令しているみたいなので見上げたがカラスもヒヨの姿も無い。そんな事が3日ほど続き、やっと訳が分かった。
ツバメ達は「早く飛びなさいよ。」と声を掛け、飛ぶ練習を催促していたのだ。
昼間は巣は空になっているが夜は帰ってくる。ちょっと寂しいけどもうすぐ南へ飛び立つのであろう。
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