英語を使い過ぎ(その 35)

2017-10-05 17:14:37 | 語学学習
 先日車の中でラジオを聞いていたら、たまたま次の表現が耳に入ってきた。「さあ、次はトラフィック・インフォメーションです。」と。僕は、「ああ、またかあ......」と思ってしまった。「なんでわざわざここで英語を使わなきゃいけないんだ??」と感じてしまった。だって、残念ながら日本人が全員英語を知っているとは思えないし、「交通情報」という立派な日本語があるんですからね。しかも「交通情報」と日本語で言えば、100パーセント誤解なく日本人に伝わるでしょうに!

 というように僕はまた憤りを感じていたのでした。上記の例のみならず、「なんでここでわざわざ英語なんだ???」と思われる場面が、最近本当にたくさんあって、僕は疑問を感じざるを得ないのです。これまでも書いてきたように、「コーヒー」、「ピザ」などのように外国から伝わったものに対しては、外来語をそのまま使うしかないけれど、ちゃんとした日本語があるのにどうして使わないでわざわざ英語を持ってくるのかが僕には全く理解できないんです。

 やっぱり、英語は使うべき場面で正しく使いましょう!むやみやたらに、不必要に使うものじゃないんですから。

 ついでながら、トラフィックは英語では「traffic」と書きます。意味はもちろん「交通(量)」です。インフォメーションは「information」と書きます。意味はもちろん「情報」です。

 それでは、今日はこの辺で。