英語を使い過ぎ(その 29)

2016-03-20 15:04:56 | 語学学習
 さっきテレビでクイズ番組を見ていたら、日本語の単語を英単語で答えるという問題があって、「共有する」は?という問題に解答者が答えられなかった......。正解は、「シェア」なのだが、その解答者は答えを聞いて「ああ、そうだよね。」と納得していた。

 こういう現象が起きるということは、いかにみんなが「シェア」という英単語をふだん当たり前のように使っていて「共有する」という日本語を忘れてしまっているのではないか、ということだ。ちゃんとした日本語があるのに、英単語を使い過ぎているから、そういうことになるのではないか?やっぱり、ちゃんとした日本語がある限り、不必要に英語をわざわざ使う必要があるのだろうか?

 ちなみに、「シェア」は、「share」と書きますが、意味は代表的には「~を共有する、食べ物を分け合う」です。
なので、例えば、「Let’s share the salad.」と言えば、「そのサラダを分け合って食べよう。」という意味の英文になるし、
「I shared the room with a friend.」と言えば、「私は友達と部屋を共有した。」という意味の英文になります。
英語に興味のある人は、参考にしてくださいね。

 とにかく、繰り返しになりますが、英語は必要な時に使えばいいのであって、使わなくてもいいところでわざわざ使う必要はない、と思います。

 では、今日はこの辺で。