英語を使い過ぎ(その 9)

2015-04-11 16:02:58 | 語学学習
 またまたテレビを見ている時のことでした。ある番組で、下町の飲食店を紹介していたのですが、その中で、一軒の居酒屋が紹介された時に、「この店は、おつまみが
アメイジングなんですよ」という説明が耳に入って来ました。これを聞いて、「アメイジングって何だ?」と思った人がけっこういたと思います。

 アメイジング(amazing)は、「人をびっくりさせるような、驚くべき」という意味の英語ですが、あえて英語を使う必要があったのでしょうか?

 その居酒屋は、昭和時代からの完全に和風の店なので、わざわざ英語を使わないで、「おつまみが驚きです、とか、びっくりです」と言えばよかったのではないでしょうか......。せっかくとても日本的な店なのに、英語が使われたので、その店の雰囲気が台無しになってしまったと感じたのは、はたして僕だけでしょうか......?

 結局、僕が言いたいことはいつもと同じなのですが、「やっぱり英語を不必要に使い過ぎだ」ということです。「使うべき時にちゃんと使えばいいんです」。

 いつもの「清水節」になってしまいましたが、今後もお付き合い下さい。

 では、また。