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保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

今日は撮影の日?

2008-04-22 23:37:44 | 映画・芸能界
今日の保津川下りの乗船場は朝からいつも違う雰囲気???

カメラマンを筆頭に明らかに撮影クルーらしき人物の
姿が、乗船場のあちらこちらに見受けられます。

「これは誰か有名人が来てるな~」

このスタッフの数は、よくお越しく下さるバラエティ番組等
とは比べものにならない規模。そして物々しい雰囲気・・・
明らかに有名人が来ている時のそれです。

しばらく見ていると、大勢のスタッフに囲まれた輪の
中心に、それらしき人物が目にとまりました。

その人物に見覚えがありました。
今、テレビ、映画その他で活躍する有名若手俳優さんでした。
その横を陣取るメンバーも今売り出し中の若手イケメン俳優
さんたちです。
紅一点、女優さんの方は、美しい女優が一挙に出演する
ことで話題となった某化粧品会社のCMに出られている
方でした。

なんでも若者たちの青春群像を描いた映画の撮影だそうです。


その船が出航した後、今度は関西ローカル局の番組
痛快!エブリディの撮影隊がお越しになられました。

番組の中の「エブリ旅行社」というコーナで
毎回、ゲストを招き、関西のいいとこを案内する
という旅シリーズらしく、今回は、かしまし娘の
正司歌江師匠を落語家の桂 春菜さんが案内するという
設定でした。

番組のスタッフから事前に、この船の案内役を
仰せつかった私は今年入社した新人と一緒に
撮影のお手伝いをさせていただきました。

嵐山までまさにお二人の痛快なトークに笑わせていただき
ながら、保津川の魅力を精一杯語らして貰いました。

いずれ放送日がわかればこのブログでも
お知らせすることが出来ると思います。

「痛快!」には以前、落語家の桂 雀々さんの
コーナーで、弟船頭のサトシと私の両親を船に乗せて
親孝行をするいう内容で出演させて頂いたことが
あり、なじみのある番組です。

峡谷には新緑も出だし、春情緒がいっぱい!

これから撮影も増えることでしょう。

テレビで保津川下りを見掛けたら、是非、チャンネルはそのままで!

太秦キネマ塾・第4期修了式。

2008-04-08 16:15:52 | 映画・芸能界
京都を中心に、日本の伝統文化を
映像や音、活字で記録する事業を進めている
NPO[京都の文化を映像で記録する会」が、
子供達に映画つくりの楽しさを知って貰おうと
運営している 「太秦キネマ塾」の
第4回修了式・作品発表会が6日、
太秦小学校・ふれあいサロンで
午後1時から行なわれ、私も出席してきました。

今年から我が息子コウジロウと甥っ子ハルキが
この太秦キネマ塾の塾生として、映像技術を学び
その習得に励んでいたのですが、6日に
今期の修了式と一年間で制作した作品の発表会を
行なうというので、私も保護者としての参加です。

当日、会場には映画・テレビなどのメディア関係者や
保護者など大勢の方が参加する盛大な修了式でした。


式典ではまず、生徒ひとりひとりへ修了証書が授与され、
その後、NPO京文映の浜口十四郎理事長から一年間制作作業に
頑張った子供達へねぎらいの言葉とともに映像に対する思いについて
熱いメッセージを贈って下さいました。

授与式終了後、今期塾生の作品発表会と移ります。

コウジロウは「さが野さん策」とういう題で作品発表です。

画面には保津川の流れ、嵐山の自然、仁和寺や大悲閣など寺院や
蛇塚や松竹映画撮影所など一年間掛けてロケした嵯峨野の名所が
本人のナレーション入りで紹介されていました。
技術的な事は講師指導が入りますが、映像の撮影から編集、
ナレーションの文章と声入れまで全て塾生本人の感性で
作成されたということですが、映像の視点や流れ、カット割りなど
大人の私が観てもなかなか本格的な出来映えと感じました。

映像の中には保津川下りの船を漕ぐ私の姿も映っていました。
この映像は去年の夏、嵐山の着船場でお客さんを降ろした後、
嵐山をロケしている子供達に偶然遭遇した時のもの。
完成映像では、保津川下りの船に乗り込み、渡月橋横の法輪寺へ
行くという想定でなっています。
お客さんを降ろし、一息つく船頭たちの表情や生の声も
入っていて、ちょっとしたドキメンタリーです。

昨年の春までホーム用のビデオカメラすら持ったことの
なかった子供を、これほど上手いカメラワークをこなすまで
に指導して下さったキネマ塾の講師陣、おそるべし!です。

全ての映像作品の発表会が終了した後に、同塾のサブスタッフ
として指導下さった立命館大学映像学部の先生方から同塾の
活動意義と子供達の作品への暖かいご意見と感想、また
励ましの言葉を頂きました。

修了作品を完成させた4名の塾生達。ひとりひとりが映像制作の
楽しさや大変さについて感想を述べるシーンも。
みんな晴れやかな瞳で感想を述べていたのが印象的でした。


また、この日は京都のケーブルテレビ「みやびじょん」の
取材もあり、今期修了した子供達ひとりひとりに
インタビューがありました。
みんなテレビカメラを前に緊張しながらも、しっかり
自分の言葉で感想を語っていたようです。


日本映画の発祥の地この太秦で、その映画隆盛期を現場で
支ええたプロの講師の方々に、映像技術のノウハウを
基礎から直接指導していただくという機会に恵まれたこと、
本当に子供達は幸せだな~と感じいます。

一年間ご指導下さった講師の皆様、本当にありがとう
ございました。
二人とも今年も継続して、さらに映像技術を向上したいと
申しておりますので、第5期もよろしくお願い申し上げます。

セリーヌ・ディオン ワールドツアーIN京セラドーム。

2008-03-11 23:58:44 | 映画・芸能界
2億枚のセールスを誇る地球NO.1の
歌姫セリーヌ・ディオンの
ワールドツアーIN京セラドームに
行ってきました!・・・妻が・・・

歌うことも聴くことも、音楽が大好きな彼女。
今度はいつ行なわれるか分からない
セリーヌのワールドツアーとあって、
たったひとりで大阪にある京セラドームへ向かったのです!

9年ぶりの来日となったセリーヌのコンサートには
な、なんと!3万人の観客動員数があったようです。
さすが、タイタニック!(ちょっと古い)

会場は四方から観ることができる中央ステージ。
彼女はS席9列目という近い座席だった様で、
美しいセリーヌの生の歌声に酔いしれたみたいです。

素晴らしいのは歌声だけではなく、ダンスと趣向を凝らした
演出や映像で、ラスベガスのショーを思いおこす様な華やかさ。
ここが野球場とは全く思えない‘異空間’だったそうです。

また、特別ゲストとして今、セリーヌとデュエットして
CDを出している伊藤由奈さんも登場。そして
アンコールはそうあの曲!(曲名はないしょ)
観客は息をする音さえ憚られる静けさ。
そして深い~海の底へ~誘われていく。

と、まぁ~こんな感じで帰ってきた今も
コンサートの感動し余韻に浸っている彼女。

このブログを書いている今もセリーヌ話はとどまること知らず
おそらく、今夜は寝不足になりそうな予感・・・

でも、本物の音楽は人を幸せにしてくれるのですね。

これからも‘いい音楽’を聴くぞ~ 俺も・・・

セリーヌディオン公式ホームページ

素晴らしき地球!映画「earth(アース)」12日に公開。

2008-01-10 21:39:38 | 映画・芸能界
「全く静寂の中で青い地球が燦然と足元に輝き、
頭上は無限の闇が広がっている。宇宙と、
美しく生きている地球の間に私は今、漂っている・・・」

これはアポロ10号の乗員であった宇宙飛行士
ラッセル・シュワイカート氏が、月面着地船から
出て、生命維持装置を背中に背負って宇宙遊泳した
際の神秘と感動の体験を語った言葉です。

冷たく深く暗い‘無限の孤独な空間’の中に
唯一‘いのち’の輝きを浮かびあがらせる
我々のふるさと・美しき星地球。

その‘いのち’の惑星・地球の美しい自然と生命の営みを
映像で綴った映画「earth(アース)が今月12日(土曜日)
に全国の映画館で公開されます。

記録的な大ヒットとなった「ディープ・ブルー」と
地球の素顔を極上の映像で描いた「プラネットアース」
のスタッフが集結、全世界約200箇所を5年の歳月と
最先端のカメラ装置で製作した、誰も見たことのない光景
と奇跡の瞬間をとらえた、究極の地球ドキュメンタリー
映画です。

今、地球環境は悪化の一途を辿り、温暖化による
異常現象が世界各地で報告されています。
欲望に裏打ちされた国家間、個人レベルの生存競争は
熾烈を極め、近い将来、46億年という永い歳月を
かけて地球体内に蓄積された水や石油、ガス資源など
も枯渇する危機的状況の中、まさに人類は破局への道
をノーブレーキで突き進んでいる感があります。

私達が住みいのちを育んでいるこの地球がいかに
美しい星か、そして生命の営みがいかに感動的で
素晴らしいものなのか、ということを
この映画「earth」の映像美を通して感じることで、
自国中心主義や個人主義から脱却をはかり、人間生存
の唯一の基盤である地球環境の大切さを共有し、
統一した価値観を形成する機会になれば嬉しく思います。

地球破局のカウントダウンはもうはじまった!
といわれるこの時、この映画の公開が、
人間の尊厳を呼び起こす希望の映画になれば・・・
との願いを込めて鑑賞しようと私は思うのです。

映画「earth(アース)」公式HP

「水戸黄門」第38話、今日からスタート!

2008-01-07 15:55:58 | 映画・芸能界
今日から「水戸黄門」の第38話がスタートします!

里見浩太郎さんの黄門さま、原田龍二さんの助さん、
合田雅史さんの格さんというお馴染みの3人さんを
中心に、今回もどの様に巷にはびこる‘悪’を
ばっさり一刀両断!してくれるのか、楽しみですね!

今夜の放送本番にさきがけ、今日の朝に特別番組も
放送されていたので、ご覧になられた方もおられること
と思います。
私も、保津川遊船の船頭控え室で、仲間の船頭達と
一緒にテレビを観させていただきました。

特番では、出演者の紹介にともに撮影場所のロケ地も
案内されていました。
どの場所も馴染みのある所ばかりでしたが、保津川が
出て来なかったのは少し残念・・・京都には
今も、時代劇に使えるロケ場所が幾つも存在し、時代が
移り変わっても変わらない空間が現存しているのも
京都の魅力。その環境を大事に守ってきた京都人の
心のあらわれを見ることが出来るのも時代劇ならでは。
伝統ある日本時代劇を継承する場所として最適な環境ですね。

今、日本の時代劇はドラマなどと比べ予算がかかる上、
購買力の低い高齢の視聴者に支えられていることから
スポンサー離れが起こっていることで、存亡の危機に
瀕している中、この「水戸黄門」だけは国を代表する
人気時代劇として奮闘しています。

今や世界をマーケットに発信できる日本文化にまで
なった時代劇をもう一度盛り上げる為にも
「水戸黄門」には頑張って頂きたい。
また、伝統を受け継ぎ継承していける、本物の
時代劇俳優とスタッフが育つ環境を守り続ける為に
我々の世代もしっかり応援していきたいと思います。

今年も「保津川下りの船頭さん」はっちんブログでは
「水戸黄門」並びに日本時代劇を応援していきます。

【水戸黄門・第38話】
TBS系列 毎週月曜日 20:00~20:54分
※一部地域で放送日時が異なります。
【出演】
里見浩太朗 / 原田龍二 合田雅吏 / 由美かおる
松井天斗 / 小沢真珠 / 内藤剛志 他

明日、保津川帽子がTVデビューです!

2007-10-10 22:21:37 | 映画・芸能界
以前もこのブログで紹介しましたが、明日11日の
午後7時から日本テレビ系列で放送される
「驚きの嵐・世紀の実験 学者も予測不可能SP」
に友人で俳優の酒井敏也さんが保津川下りの帽子を
被り出演されます!

当日は裏番組で「内藤VS亀田」のボクシングの
世界タイトルマッチがあるので、かなりの苦戦が
予想されますが、私はしっかり酒井さんを応援
したいと思います。ボクシングはちょっと苦手
という方は是非、「驚きの嵐・・・・」を観て下さいね。

「驚きの嵐・・・」はアイドルグループの嵐が、専門学者ら
の協力を得て”世紀の実験”に挑む科学バラエティ番組。
「人はたこで飛べるのか」「秋にサクラを咲かせられるか」
「紙の船で海は渡れるか」など、予測不可能な前代未聞の
難題に、嵐のメンバーが挑戦していくのですが、その
ゲストに酒井さんが保津川帽子を被り登場されるのです。

保津川の帽子と弁当カバンを持って芸能界を
闊歩する酒井さん。
J系のタレントにも保津川グッズは評判いいらしいですよ!

これからの秋の観光シーズンを前に、酒井さんのアピール
のお蔭で、保津川下りに注目が集まることになれば
本当に嬉しく思います。友情に感謝!です。

★「驚きの嵐 世紀の実験 学者も予測不可能SP」
 10月11日 木曜日
 日本テレビ系列 午後7時から~



酒井さんが「保津川下りの帽子」でTV出演!!

2007-09-20 00:19:24 | 映画・芸能界
友人で俳優の酒井敏也さんが10月11日(木)に
日本テレビ系列で放送される
「驚きの嵐・世紀の実験 学者も予測不可能SP」
に保津川下りの帽子を被り出演されます!

アイドルグループ‘嵐’が仕切るこの番組。
その中で保津川下りの帽子が映るとは!!
まさに衝撃です!酒井さんの友情に感謝!!

この帽子、酒井さんが6月に保津川下りをされた時
プレゼントしたものですが、それ以来、ご自身でも
一番のお気に入り帽子として、撮影現場に行く時はもちろん、
外出される時も必ず被って行かれるそうなのです。

現場での評判もよく、共演者の方々から「私もほしい~」
との声が多く上がっていているというから
私はっちんも本当に「驚きの嵐」です。

先日も撮影で京都に数日間、来られていましたが、
いつでも、どこでも「保津川下りの帽子」と
「船頭の弁当カバン」を持って動かれていたようです。

帰りの新幹線へもこの「船頭の弁当かばん」を担いで
頭に保津川下りの帽子を被った酒井さんを目撃した
人がいたと聞きます。

「芸能界でもかなり評判いいですよ!この帽子」
と酒井さん。

貴方の様な強力な「広報宣伝隊長」を得て、
保津川下りはたいへん心強く思っております。

これからも保津川の宣伝よろしくお願い致します~

「驚きの嵐・・・」はアイドルグループの嵐が、専門学者らの
協力で”世紀の実験”に挑むバラエティ番組。
「人はたこで飛べるのか」「秋にサクラを咲かせられるか」
「紙の船で海は渡れるか」など、予測不可能な前代未聞の
難題に、嵐のメンバーが挑戦していくのが見物。

嵐もいいけど、酒井さんの帽子という細かい所の
チェックも忘れずに見ていただくと嬉しく思います。

「驚きの嵐 世紀の実験 学者も予測不可能SP」
10月11日 木曜日
日本テレビ系列 午後7時から~

お世話になります。太秦キネマ塾さま。

2007-07-22 21:22:18 | 映画・芸能界
映画つくりの楽しさを子供たちに教える学校
「太秦キネマ塾」の入塾式が昨日21日、京都太秦
のNPO法人「京都の文化を映像で記録する会」事務所
行なわれ、我が息子・コージローと弟の子ハルキが
入塾させていただきました。

太秦キネマ塾は次世代の‘映画人’育成を目標に
OBや現役など映画づくりのプロが集結し、小学生を
対象に隔週ペースで台本の原案作成、カメラの回し方、
編集作業までを教える塾で、3年前に設立されました。
当初は大映通り商店街振興組合が京都府の助成を
受け、地元小学生を対象に始められた企画でしたが、
昨年度から京都の伝統文化を映像でアーカイブしている団体、
NPO法人「京都の文化を映像で記録する会」(NPO京文映)
が正式な事業として運営されているものです。

幼い頃よりカメラやビデオなど映像機械が大好きな
我が子コージロー。いろんなイベントや祭りなどでは
いつも我が家の撮影隊として大活躍しているので、
この機会に同塾へ入会し本格的な映像技術と感性を
磨いてほしいとの思いで入塾を勧めたのです。

同塾主催者のNPO京文映さんとは昨年
「保津川開削400周年事業」で一緒に
保津川下りの記録映像を撮影したことが縁で
スタッフの皆さんとの知遇を得、今年、
我が息子と甥っ子の入塾をお願いしました。

でもこの塾、子供向けの映像教室とばかにすることなかれ、
講師陣は東映京都撮影所出身のOBの方や現役映像スタッフ、
またR大学映像学部の教授という超一流の映像のプロがずらり!

毎月2回、映画づくりに必要な機材の使い方、カメラの操作
など基礎からみっちり学習し、年度末には塾生各自が
作品を制作するまでの実力を付けるのが目標というから
かなり本格的。入塾式でも早速、講師陣皆様から
「遊びではない!厳しく指導するのでそのつもりで!」と
我が息子たち新塾生への‘喝’が入れられていました。

年度末には塾生制作の作品発表会も開かれ、
ドキュメントやアニメなどいろんな分野で
かなりレベルの高い作品が完成しています。

子供達には、日本映画の‘ふるさと’京都太秦の地で、
次世代のプロフェショナル映像人という‘夢’に
向かって、大いに学び研鑚してほしいと思っております。

京文映の皆様、ご指導のほどよろしくお願い致します。


坂東三津五郎さん主演の舞台「砂利」を観てきました。

2007-07-14 01:01:08 | 映画・芸能界
酒井敏也さんも所属する劇団ダンダンブエノが主宰する
舞台「砂利」兵庫公演を11日、観てきました。

なんと今回の舞台は酒井さんが招待をして下さったのです。
会場は開演30分前には満席状態!
当初、昼公演のみだったものを夜も追加公演になったほどです。

今回は歌舞伎役者の坂東三津五郎さんを主演に迎えての
公演とのこと、さぞかし気品があり正統派な舞台なのかな?
そんな予想をしていた私の期待は、いい意味で見事に裏切られました。

全て観終わって先ず頭に浮んだ感想は
「あの三津五郎さんがよくぞ、ここまでやったな~」
という驚きでした。
歌舞伎界の重鎮であり、由緒正しき「十代目・坂東三津五郎」
ともある方が、ここまでイメージを崩し挑まれたということ
がなんといっても凄い!しかも現代劇は今回が初めてと
いうから、この作品に込めた思いの強さも感じられた。

聞けば某番組で共演した酒井さんに坂東さんの方から
「今度、ダンダンブエノの舞台に出してよ」とお願い
されたというのだから『劇団ダンダンブエノ』恐るべし!

父親の介護疲れから、人としての感情を全てなくし、
空っぽなった自らの心を埋めようと、無意識に他人の
思考を自分の思考だと思い込む主人公。
その主人公に翻弄されながらも、支えていく家族と
奇妙な同居人たちが繰り広げる摩訶不思議なストーリ。

セリフや場面ごとに必ず‘オチ’があり、喜劇を観ている
ようなコミカルなストーリ展開の中に、人間の深い
心理描写を随処に垣間見せるという演出には脱帽しました。
さすがは今をときめく本谷有希子さんと倉持裕さんの
コンビですね~丁寧に作られているのが感じられました。
もちろん出演者それぞれが実力派の役者でなければこれほど
の作品に完成しなかったことはいうまでもありません。


公演終了後、酒井さんが楽屋に呼んでくださり、
田中美里さんはじめ共演者の皆様を紹介して下さいました。
なぜか皆さん私や保津川下りの事を御存知で、にわか
営業マンのように記念写真を撮らせていただいている間にも
「保津川下り」の宣伝をいっぱいさせていただきました。
また、パンフレットには「十代三津五郎」という
三津五郎さん直筆のサインも書いていただけました。

いろいろと気を遣って頂いた酒井さんには
本当に感謝しております。ありがとうございました。
好物だというOO屋のパンの差し入れだけでは
申し訳ないので、帰りに劇団のTシャツを
買わせていただきましたので、京都で着ますね。

明日は愛知厚生年金会館で19時から。
16日は山口情報芸術センタースタジオAで。
21日~31日までは東京のスパイラルホールで
公演されますので、お近くの方は是非、足を運んで
みてください。




明日、西宮市で酒井敏也さんの舞台「砂利」が公演!

2007-07-10 22:38:06 | 映画・芸能界
友人で個性派俳優の酒井敏也さんが出演されている
舞台「砂利」が明日7月11日、兵庫県西宮市の
兵庫県立芸術文化センター・中ホールで
午後2時(14時)から公演されます。

公演は一回のみです。

今回は歌舞伎役者の坂東三津五郎さんを主演に迎え
劇団ダンダンブエノが主催する舞台です。
ダンダンブエノという劇団は、代表の近藤芳正さんをはじめ
酒井敏也さん、山西惇さんという3人の個性派俳優が揃う劇団。
毎回ゲストの役者さんを迎え、公演を行っています。

今回は今話題の本谷有希子原作、演出・倉持裕さんのタッグで、
出演者も坂東さん、近藤芳正さん、酒井敏也さん、山西惇さん
のほか、田中美里さん、片桐はいりさんというかなり異色な
取り合わせの6人が、繰り広げる人間模様を描きます。

「人の心を踏むような砂利の音。音を消そうと舞い落ちる雪。
 その雪にすら怯えつつ、人々は四六時中ある人物がやって
 こないか庭に耳をすましている。
 これは雪国のある屋敷で起きた本末転倒な人々のお話…」

人間の不可解さをコミカルな演出で表現するそうです。

さあ~一体どのような人間ドラマが展開していくのか!
お近くの人、時間の許す方は明日、会場へ足を運んで
観てみて下さい。

7月11日(水)兵庫県立芸術文化センター・中ホール
        午後2時(14時)~

東京公演は7月21(土)~31日(火)までの10日間。