ハヤカワ文庫 JA
人間に奉仕するために造られた人工妖精(フィギュア)。その一体の揚羽(あげは)は、東京自治区の閣僚を殺戮し続けている人工妖精“麝香(ジャコウ)”の影を追っていた。その頃、揚羽の双子の妹である真白(ましろ)は、自治区総督の椛(もみじ)閣下が暗殺されたことを知る。自治区最大の危機を前に、揚羽と真白はそれぞれ、己の今後の人生を左右する選択を迫られる。守るべき者のために、己の全てを犠牲にする覚悟をした揚羽の運命は……揚羽をめぐるシリーズ4作のフィナーレ。
ようやくシリーズ最終作。
おもしろいけど・・・・読みにくい。
頭が固くなってしまっているので理解するのに時間がかかる。
でも読みにくいところもこのシリーズの良いところだと思う。
独特の話の進め方。
一応結末はハッピーエンドと言っていいのか?
続編がもし出るのなら是非読みたい。
そのときは揚羽をあまりいじめないで欲しい。