百休庵便り

市井の民にて畏れ多くも百休と称せし者ここにありて稀に浮びくる些細浮薄なる思ひ浅学非才不届千万支離滅裂顧みず吐露するもの也

「わたなべちひろ」さん 13歳、楽しみな方です ~ H30.3.19 NHK-G 放送 「イマジン そこに「境界」はない」より

2018-03-25 17:47:35 | 日記
 標記番組は、左足膝下喪失のダンサー「大前光市」さんと



生まれつき視力を失ってられる ピアニスト 兼 歌手 「わたなべちひろ」さんに スポットを
当てた、夢のある 素晴らしいドキュメンタリー番組でございました。








ここでは、13歳の「わたなべちひろ」さんに絞って、書き留めておきたく存じます。
 
2歳から 自ら進んで おもちゃのピアノに向かいだしたそうです。

6歳のときには、「ヘレンケラー記念音楽コンクール」で優勝されました。

7歳の折には、盲学校を訪問された「ゆず」さんと一緒に 歌ったこともあります。

今は歌手を目指して、毎日 ピアノの前で楽曲の習得や創作、そして自由なピアノアレンジに取り組み、地域でのライブ演奏もこなすなか、歌があれば誰とでも心を通わせられるとの確信を深めるにつれ、じゃぁ世界一のエンターテイメントシティのニューヨークの人たちに、本当に届くのだろうか確かめたいと、昨年(2017) 10月、勇気を持って 渡米したのでした。


初めての 路上ライブにも挑戦しました。



プロ・ゴスペルグループ「Infinity's Song」とも、路上セション しました。
活躍中のジャズ・ピアニスト「マシュー・ウィテカ」さんとも 即興で共演を楽しみました。




そして、マイケル・ジャクソン スティヴィー・ワンダー ダイアナ・ロスといった歌手さんたちも潜(くぐ)ったという スターへの登竜門、名高い「アポロ・シアター」での「アマチュアナイト」に出演したのでした。評価基準は、情け容赦なくブーイングを浴びせかける、超 耳の肥えたニューヨーカー 1,500人の拍手です。 



いよいよ ちひろさんの出番です。

唄い終わりました。結果は 2位。大健闘です。



アポロシアターのプロデューサーさんから すごい評価をいただきました。





新聞記者さんの評価も高く、このような特集記事を組んで下さいました。





そして番組では、素晴らしく楽団編成された「イマジン」と、
「ゆず」さんと共演の「またあえる日まで」という、ふたつの歌のプレゼントがありました。






わたなべちひろさん、大いに期待してます。まだまだ訓練が足りなく、荒削りなのは分かってますが、大人たちには どうか変にイジクらないで、伸び伸び 育ててってほしいと思います。あくまで本人の美的感覚と音楽的感性に委ねるようにして。

終わりに、こういう番組を拵えて下さった NHK さんに、深く感謝申し上げます。
もちろんオイラは、上の 2曲、CD に取り込まさせていただきます。ゴッツアンです。





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