宮下昌也の近況報告    MASAYA MIYASHITA 's News

美術家・宮下昌也の展覧会、ライブペインティングなどの活動情報と
南房総、鴨川の日々の生活から最新情報を掲載しています。

中島和也スライドショー「アラスカの自然と動物たち」

2009-02-11 | アートガーデン・コヅカ
いよいよ来週の土曜日21日に迫った、カズボーこと中島和也さんのスライドショー「アラスカの自然と動物たち」。
http://www.ag-kozuka.net./ws090221_01.htm

カズボーと親しくなったのは彼が勤めているキャンプ場で、僕の展覧会やワークショップを企画してくれてからなんだけど、年に一ヶ月くらい休みを取って毎年アラスカに行っている事は聞いていたし「今年はどうだった~?」「やっぱり良かったですよ~!」なんて会話は交わしていた。しかし彼は多くを語らなかったし、実際カズボーがどんな旅をしているかという事は、今ひとつ想像出来ないでいた。けれど、去年の9月に明野町のcafeくじらぐもでの僕の個展の初日に、カズボーのアラスカの写真をまとめたスライドショーもやろうという話になって、初めてその旅の全貌を知ってたまげちゃった訳でした。


何しろ自然公園(広大な原野)の中にセスナ機で、たった一人おろしてもらって後はカヤックを組み立て、全ての食料と道具を積んで何日も川を下る。川が氷で閉ざされているところはカヤックが浮かべられる地点まで、カヤックを含め全ての荷物を何回かに分けて担いで運ぶ。途中数々の動物たちに出会えど、人に出会う事はまずあり得ない。かなりのアウトドア野郎だとは思っていたが、ここまでとは....。これを冒険と呼ばずしてなんと呼ぼう!


アラスカ冒険の写真といえばカズボーも敬愛している故星野道夫さん。星野のさんの写真は作品として完成度が高く圧倒されますが、カズボーの写真は、アマチュア的であるがゆえにアラスカを身近に感じる事が出来ます。カズボーのスライドショーを見た後に星野さんの写真集を見ると、その世界が本当に僕等の住んでいる惑星の上にあるのだと実感出来ます。また、スライドショーとしてのストーリー構成も丁寧で、今回アートガーデン・コヅカでぜひ!という事になったのでした!


カズボー曰く、「こんな旅してる日本人いくらでもいますよ~.....」。しかし、少なくとも僕はカズボー以外知りません!!大変貴重な映像と話に触れる機会だと思います。


皆様お誘い合わせの上、ぜひお越し下さい!

麹作り 味噌作り

2009-02-05 | 
うちの奥さんは天然酵母パン屋をやってるだけあって、醗酵好きで味噌はずっと自分で作っていますが、近年はそれが高じて麹作りまでやっています。試行錯誤の末、今年は米の出荷用袋で作る方法で、かなり満足のいく麹が出来た様子。


これは、お味噌用の玄米麹。


こちらは、甘酒用の五分搗き米麹。きれいに花が咲いている様子がわかるかな?
麹が出来るときは、以外ですけどちょっとボンドの様なケミカル臭がするんですよ。広子ちゃんが麹作りをはじめた頃、夜寝ているときになんか変なにおいがするな~と思ったら、納戸部屋でこっそり麹を作っていたからだった、って事もありました。


「かまどの火」の名前の由来になった竃で、4キロの大豆を煮ているところ。少ない薪で、大量のお湯がわかせるので、味噌作りには重宝してます。


八升瓶いっぱいに仕込んだ味噌。夏過ぎ頃から食べられる予定。
子供が小さい頃は、みんなで味噌玉を瓶に投げ入れたり、楽しく味噌作りをしていたのに、最近は家族で足並みそろえる暇もなく気がつけば、広子ちゃんが一人で仕込んでしまって、頼もしい限りですけど、ちょっと淋しいね...。

今年はさらに麦麹を作って、麦味噌も作るつもりらしく、広子ちゃんの醗酵道は続く....。

みかんジュース

2009-02-02 | 
第一次産業の土地柄で嬉しいのは、旬の農産物や魚が回って来る事ですね。夏は、茄子、ししとう、トマトなどの夏野菜が地域からあふれて、食べきれない程回ってきます。お金以外の流通が盛んに起き、まるで物々交換社会です。
今の季節は、みかんです。商品にならない小粒のはね出しみかんを沢山もらったので、しぼってジュースを作ります。実はおとといの夜から三男が熱を出したので、ビタミンC補給のために、みかんや夏みかんなど、手に入る柑橘系をどんどんしぼって、子供たちに飲ませています。この週末は次男の受験もあるので、ここで風邪をひかれては大変です!


そこで大活躍なのが、このシトラスジューサー。良くあるレモン絞りの電動版。簡単な機械だけど大量の柑橘系を処理するのに重宝しています。先日森の家に稲毛のマンションからのお客様が来たときは、これで子供たちと夏みかんジュースを作りました。


見た目も美しい100%みかんジュースの出来上がり。
奥さんがパン屋で忙しいので、ここ数日は主夫度upしています。

宮下昌也と巡る悠久の旅