宮下昌也の近況報告    MASAYA MIYASHITA 's News

美術家・宮下昌也の展覧会、ライブペインティングなどの活動情報と
南房総、鴨川の日々の生活から最新情報を掲載しています。

アートガーデンの忘年会

2012-12-28 | アートガーデン・コヅカ
手作りカレンダー里山花鳥風月暦ご予約下さった皆さん、ありがとうございました!やっと今日ご注文分全ての発送が終わりました。すっかり遅くなってしまい申し訳ありませんでした。

さて、昨日はアートガーデン・コヅカの忘年会がありました。


毎年恒例となって来たお餅つき。杵を振るっているのはアートフェスでツリークライミングワークショップを開催してくれた河内林業の河内君。力持ちの彼のおかげで、今年のお餅は素晴らしい出来に。


つき上がったお餅を手際よく丸める女性陣。つきたてのお餅はやっぱり最高!


餅つきの後は、11月に出来たばかりのピザ窯で、薪焼きピザ。3度目になる火入れで、すっかりアートガーデンのピザ焼きマスターとなった来嶋さん。かまどの火のピザ生地作りも毎回研究を重ね、夏にはここでビヤガーデン開業か?


次々焼けるピザに、大人も子供も舌鼓を打つ。


さんざん食べて飲んで、焚き火を囲んで宴は夜まで続きました。

今年も本当に後わずかになって来ましたね。皆さんも良い年末をお過ごし下さい。

里山花鳥風月暦2013版作ってます!

2012-12-10 | アーティストグッズ
毎年作っている手作りカレンダー「里山花鳥風月暦」2013版、10~11月と出掛けていることが多くて進んでいませんでしたが、12月に入ってやっとペン入れ作業迄こぎつけ、図案が完成しました。そんな訳で、今年はいままで告知が出来ず、毎年ご愛用いただいている方にはご迷惑をおかけしています。


2013版図案の一部公開。

まだまだ完成迄は何段階かの作業過程がありますが、出来上がるめどが立ちましたので、遅まきながら予約受付を開始します。

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里山花鳥風月暦2013版

?サイズ:縦30×横11cm(短冊形)
?仕 様:全14頁。和紙に墨1色印刷、祝祭日、新月満月に手作業による色入れ。糸による和綴じ。サイン、エディション、捺印入り。
?価 格:¥3.000(送料込)

予約お申し込みは、〒番号、住所、氏名、希望部数を明記して
hoshimitei@gmail.comまで

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和紙にプリントした一枚一枚を糸で和綴じにして、出来る限り年内にお手元にお届けしたいと思っています。
新月・満月の日には印を付け、自然界の循環が感じられる仕様です。
予約限定生産品です。

尚、ネパールカレンダーの方はスルジェの会のネパール作業所の都合により2012版で生産が終了しました。今迄ご愛用いただいた皆様、ありがとうございました。

3度目のチェンマイ滞在

2012-12-03 | 
しばらくブログを更新しませんでしたが、アサバアートスクエアの個展が終わった2日後より10日間、チェンマイに行っていました。その様子を報告したいと思います。


行きの飛行機より富士山を望む。この日は快晴で日本列島上空を通過する間、大阪湾、淡路島、桜島から南西諸島の島々まで太平洋岸すべてが見渡せました。


たどり着いたパヤカチェンマイ。2月にオープンした時より植物達が成長し、緑に被われていました。ここに10日間滞在。チェンマイは結構な都会ですが、パヤカの植物達のおかげでずいぶん助かりました。朝はスズメの半分位の小さな小鳥やリス達が遊びに来ていました。


旅人のオアシス、宇宙が行き交う旅の宿パヤカチェンマイ。

3度目になるチェンマイ滞在の目的は、パヤカのヘンプブランドasanaのグラフィックデザイン用のイラスト制作。パヤカトールさんとはいつもイベント時に会うので、お互いアイデアがあっても話し合う時間が持てず、洋服作りの現場チェンマイでじっくり練り込もうという計画。


洋服の縫製工場の企画室で、出来上がったサンプルを手直しするパヤカトール。
服飾デザイナーモード全開で、イベントの時のミュージシャンやオーガナイザーといったトールさんの顔とはまた違った一面です。


縫製工場で仕上がり具合をチェック。
この後プリント工場も見学させてもらいました。こういった現場は中々入る機会が無く、今回洋服作りの行程にふれたことはグラフィックを起こす上でも参考になり、何よりどういった環境の中で作られているのか知ることで、asanaのブランドコンセプトをより理解することにつながりました。そしてトールさんとの毎晩に及ぶディスカッションの末、何枚ものイラスト描いて手渡して来ました。来年の春頃よりパヤカの服に登場します。オンラインショップをチェックしてくださいね!

毎日パヤカで絵を描く日々でしたが、合間をぬって今までに知り合ったチェンマイ在住の人々の家やショップを訪ねたり、興味ある場所を訪ねたり、お楽しみもいろいろありました。少しづつチェンマイの地理も理解できて来た感じです。


タイ人アーティスト・トアのギャラリーMATOOM ART SPACEの前で、奥さんの葉子さんと心月ちゃん。旧市街の中心地近くにあります。


チェンマイ大学の敷地内にあるランナー様式の古民家を集めたミュージアム。実はパヤカチェンマイの建物も100~150年経っている古民家なので、ここにある建物に作りが近い。


その近くのマーケット。


ちょっと奮発して行ったべジタリアンビュッフェ。タイはとにかく美味しいものいっぱい!


滞在中ちょうどロイカトーンという大きなお祭があり賑わっていました。


ロイカトーンは日本でいう灯籠流し。葉や花で作った灯籠を願いを込めて川に流します。灯籠は各家で作ったりしますが、ピン側沿いにはいろいろな形のカトーン(灯籠)が沢山売られたいました。


ロイカトーンの時のピン川の様子。川辺には沢山の灯籠が流れ、空にはコムローイが浮かび、打ち上げ花火や爆竹が夜通し鳴っています。


パヤカの庭でコムローイを上げる所。コムローイは紙で出来た小さな熱気球。ボール紙を蝋で固めた様な着火部に火をつけると、見る見るうちに熱気がたまって空に飛んでいきます。


これは他のサイトから引用した写真ですが、ピン側沿いはこんな光景。よくこれで火事が起きないな、とちょっと心配。今年の春は3・11の追悼のためこのコムローイを上げるイベントがあったそうです。


もう乾季に入る頃なのに度々雨もありました。日本のように湿度を含んだ空気のチェンマイも新鮮でした。おかげでチェンマイゲートの上にかかった虹にも遭遇。


帰りの飛行機より、夕日に照らされるベトナム東海岸。


宮下昌也と巡る悠久の旅