宮下昌也の近況報告    MASAYA MIYASHITA 's News

美術家・宮下昌也の展覧会、ライブペインティングなどの活動情報と
南房総、鴨川の日々の生活から最新情報を掲載しています。

ゴンベエさんあらわる!

2011-09-29 | 地域生活
いつも駒ヶ根の「くらふてぃあ・杜の市」でお世話になっているバルーンアートの大道芸人ゴンベエさんが遊びに来てくれました!


ゴンベエさんは4月からスタートした全国行脚の旅の途中、南は九州から北は青森まで回って、あと数日で伊那谷に帰る前に鴨川に立ち寄ってくれました。


急遽地元の「長狭こども園」での公演が決定!


音楽に合わせて次から次へと、風船でいろんなものを作ってしまうゴンベエさんに、こども達は釘づけ!目がキラキラしています!


最後は風船で作ったバスケットに、みんなの書いたメッセージカードを乗せて、大空に飛ばします。


飛びました!


天気も良くて風も穏やか、どこまでもどこまでも登っていく風船を、こども達も先生もいつまでも見上げていました。なんだか、じ~んと来ちゃいましたね。素晴らしいショーでした。


ゴンベエさんの車を覗いたら、運転席の前に植村直己さんの言葉と家族の写真が貼ってありました。これが彼の元気の源。
全国行脚の旅も、あと10月1日の川崎市宮前区での公演を残すのみ!もうひと踏ん張り、楽しい旅を!ありがとうございました。


縄文土器作りワークショップ

2011-09-28 | ワークショップ
長南町にある「あしたの国 シュタイナー学園」にて、縄文土器作りのワークショップを行って来ました。


といっても子供達に教えた訳ではありません。歴史の授業で縄文時代を学ぶにあたって、子供達と土器作り体験をするために、まず先生達がその技法を学びたいと言う依頼です。歴史の授業で縄文土器作り!ユニークですね!


皆さんけっこうハマってました。4人の先生達に、3日間かけて縄文土器作りを伝授して来ました。

ところで絵描きの僕が、何で「土器作り」教えてんの?と思われる方もいると思います。

土器との付き合いは、学生時代に訪れたヒマラヤで「野焼き」という技法に出会ったことから始まっています。山から取って来た土を水でこねて火で焼くことで作品が出来るという事実は、当時画材屋で買った素材でしか作品を作ったことがなかった僕にとっては衝撃的でした。その影響で、大学の卒業制作のテーマは「野焼きによる楽器製作」。そして鴨川移住後、運命的に出会ってしまった縄文土器作家の井筒禎二師匠の元で1年半、縄文土器作りのノウハウを学ぶに至りました。

今は平面作品が仕事の中心ですが、この時学んだ、何も無くても自然素材だけで作品を作る技術は、今でも僕の表現活動の重要なバックボーンとなっています。自然素材によるクラフト作品やワークショップはもとより、絵画表現のテーマ性にしても、土器作りの体験が無ければ生まれてこなかったでしょう。


完成した土器達。10月中旬にこれを野焼きします。果たしてうまく焼けるかな?久し振りに行う野焼きなのでドキドキですね。

awanova秋分祭

2011-09-24 | ワークショップ
昨日はawanova秋分祭でした。


普段新月の日にオープンするawanovaが、休日のオープンということもあってか、出店ブースもいっぱい出て、沢山のお客さんで賑わっていました。


道の向かいにもenishiや白い風のブースが並ぶ。


僕は今回初めて出店。子供達のためのワークショップブースを出しました。何をやろうかいろいろ考えましたが、木や石などの自然素材に絵を描くワークショップにしてみました。


楽しんでもらえたかな?

金沢文庫芸術祭1DAYイベント

2011-09-19 | ライブペインティング
金沢文庫芸術祭1DAYイベント楽しんできました!いやー、スッタフ百数十人、来場者1万人を越える大っきいイベントでした!会場の海の公園は、海辺に広がる芝生の広場と松林、向こうに八景島シーパラダイスが見える気持ちのいいロケーション。天気も最高!13回培った実力を感じる素晴らしいイベントでした。

例によって開場時間はずっとライブペインティングしてたので、朝オープン寸前にかけあしで、会場を見て回った時の写真を来ご覧下さい。


ビーチではサンドアート。


こちらはキッズエリア、ワークショップコーナー。


かっこいい木馬!


只今リハーサル中。


いたるところにアートが。


フードコート。美味しそうなものいっぱい。


子供達の絵はやっぱり素敵!


災害支援のブース。


このブース、すごい気になる!


朝のセレモニーを行う先住民族広場。


僕はアサバアートスクエアのブースで一日中描いていていました。この写真は芸術祭スタッフの方が取ってくれたものを、夕方にプリントアウトして持って来てくれたものです。ありがとうございました。
コヅカ・アートフェスティバルに来てくれた方、絵本読者の方、パヤカで絵を見てくれた方、他にも沢山の方とお話が出来て、11月にアサバアートスクエアで開催する展覧会が、ますます楽しみになりました!
この時描いた絵も展示します。皆さん、見に来て下さいね~!


そして夕闇が迫る頃、八百万の神々を歌った「地球オペラ」が始まる。


フィナーレのパレードがスタート!


参加自由で、いろんな仮装をした人た達が続きます。


まだまだ続きます.....。


ベリーダンサーズ。


音楽隊。


しんがりはお神輿登場。


長くて濃い一日が終わって房総半島に帰る途中、一休みした海ほたるで見た東京湾上のお月様。
金沢文庫芸術祭すばらしいです!11月の展覧会でまたお会いしましょう!!


お知らせ:森のアートモビール作り&インスタレーション

2011-09-17 | インスタレーション
7月のキャンピカや、8月のコヅカ・アートフェスで好評だった「森のモビール作り」ワークショップを、北杜エコアートプロジェクトの一環として、10月8~10日(土~月)の3日間、ふたたびキャンピカ明野ふれあいの里で行います。


そして、今回はワークショップ以外にもインスタレーションとして、間伐材を使い、大きなモビール作りに挑戦しようという試みです。


北杜エコアートプロジェクトは、植物や木、水をテーマに、または素材として利用 している美術家の作品を通し?て、別の側面(アートの側面)から自然環境についてアフ?ローチて?きるような展示をおこなったり、ワークショッフ?を通し?て森について、また、自然素材か?リサイクルて?きるものて?あることを体験してもらう 企画を開催したりと、アートガーデン・コヅカと同じ理念を掲げているプロジェクトです。

南房総とは全く生態環境の違う、標高1.000mの森の会場での新たな創作と、ワークショップで出会える子供達の笑顔を、今から楽しみにしています。

宮下昌也と巡る悠久の旅