宮下昌也の近況報告    MASAYA MIYASHITA 's News

美術家・宮下昌也の展覧会、ライブペインティングなどの活動情報と
南房総、鴨川の日々の生活から最新情報を掲載しています。

3年経ったコンポストステーション

2013-08-28 | 地域生活
アートフェスが終わり、キッズサマーキャンプが終わって夏が一段落した感じです。やっと日常のペースを取り戻しつつあります。
雨が降ったので久し振りに庭仕事をし、3年前に作ったコンポストステーションを開けてみました。


3年間我が家から出るありとあらゆる有機質のゴミや庭の草を、毎日木枠の中にただ積み上げて行った状態のコンポストステーション。始めのうちはシートをかぶせたりしていましたが、それすら不要だと思いました。


切り崩してみると、積み上げた層のある程度下はきれいに土に還っています。プラスティックの蓋付きコンポストよりいい状態に堆肥化しています。


少しずつ畑に還して庭先で起きた小さな循環を実感しています。
この程度の大きさのコンポストステーションといくつかのプラスティックのコンポストがあれば、我が家の生ゴミ問題は解決すると分りました。家庭から出る諸々の有機物のゴミは水に流せば汚染の原因、土に還せば地質を豊かにする肥料。解決方法にたどり着き循環がはじまると、身の回りのゴミすら生活を豊かにする素材に見えて来ます。

お知らせ:ライブペインティングwithインド古典音楽

2013-08-18 | ライブペインティング
4月にヒンドゥヒンドゥ東海ツアーを一緒に廻ったインド古典音楽奏者の安藤真也さん(サントゥール)原口順さん(タブラ)のコンビが、信州~関東~東海10ヶ所を廻るオータムツアーで鴨川まで来てくれることになり、9月13日(金)シュガーソルトカフェでライブを行います。この日は僕もライブペインティングで参加します。

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インド古典音楽/サントゥール・タブラ コンサート 
サントゥール/安藤真也 タブラ/原口順 withライブペインティング/宮下昌也


日時:2013年 9/13(金)  18:30オープン 19:00スタート
会場:シュガーソルトカフェ(千葉県 鴨川市 金束375-1)

料金:予約¥2,000 当日¥2,500
問合せ:TEL 04-7098-0616
http://www.sugarsaltcafe.com/
info@sugarsaltcafe.com

その他インフォメーション
http://rabitrecords.com/
info@rabitrecords.com



サントゥールはピアノの原型となった打弦楽器で「百弦琴」と言う意味です。木製のボディに張られた100本の弦をスティックで叩いて演奏し、繊細な音色が魅力ですが、安藤さんはさらに圧倒的なスピード感とトリッキーなリズムアプローチで、現在も進化を続けているインド古典音楽の世界を体感させてくれます。
タブラは代表的なインドの打楽器なので知っている方も多いと思いますが、原口さんは世界的にも少ない女性奏者としてインドでも定評を得ていて、繊細でキレの良いリズムで聴く者を魅了します。
毎年インドで音楽修行を続けているお二人の演奏を房総半島で聴けるのは今回が初めてとなります。この機会をお聴き逃し無く!



コヅカ・アートフェスティバル:最終日

2013-08-13 | コヅカ・アートフェスティバル2013
コヅカ・アートフェスティバル2013、終わっちゃいました~!
今年も沢山の方にご来場いただき、素晴らしいアーティスト達とお客様をお迎えする事ができ、人と人、人と自然との交流が其処かしこで起きる場に立ち会えた、素敵な日々を過ごせました。多くの方々とのご縁に感謝いたします。

盛り上がった最終日の様子をupします。


自然派タイ料理「メイノブ食堂」の素敵なケータリングカー。最終日は出店も賑わい、さながら森の中のマーケットでした。


手回しかき氷器で作ったかき氷に手作りシロップが大人気の「けい工房」。


バーナーワークも体験出来る工房アルコスのブース。


コヅカ初登場、木工のFull Sun。


森の家では「ひょうたんたけし」のくるくる紙芝居のはじまり、はじまり~!


夕暮れになりライブ会場に人が集まり始めました。


日が暮れて行く中演奏がはじまりました。トップバッター、天草。気持ち良すぎる......。

ステージデコレーションは昨年に引き続きiori.toの力作。キャンドルデコレーションは3月から館山にやって来たばかりのYuuki Candle。


ペインターズ。左から笠倉三千代、こまちだたまお、宮下昌也。


奈良大介さん&息子のジュウキ。奈良さんの演奏の時画面に入るのはいつも赤だ。


今年もありがとう!モーフの旅。


また来年、ここでお会いしましょう!


コヅカ・アートフェスティバル:野外展示/コジマユウジ・笠倉三千代・関田裕明

2013-08-10 | コヅカ・アートフェスティバル2013
昨日は会場地図を頼りに山道を歩くルートをご紹介しましたが、今日は車道に沿って展示されている作品をご覧下さい。


道を登って行って先ず目に入るのがコジマユウジさんの作った鳥籠の様な構造物。参加2年目のコジマさんは5月からコツコツとこの場所に通って、山の中から杉の枝を集めてこの展示を作りました。


中に入るとちょうど差して来た光が幻想的でした。


コジマさん、可愛いすぎっ!


こちらも参加2年目のミッチーこと笠倉三千代の野外展示。参加年数を重ねて、アートフェスの主旨と山の生態系への理解を深め、自然との対話を楽しみながら展示をしてくれるアーティスト達の作品が増えています。


ミッチーの作風は、よく僕の世界観と近いと言われます。僕も彼女もその辺はお互いにシンパシーを感じていますが、彼女が過去の南米の旅で得たモチーフ達は、僕の表現には無い物だと感じています。


こちらは先日南米から帰って来たばかりのTRIPTRACKS(関田裕明)の森の中の写真館。開催1年目からここで表現を続けている関田君の展示は毎年グレードが上がっていて、歩き易い様に地面を削って作られた階段も全て彼が作った物です。マクラメワークショップもここで開催されています。


最後に森の家に至る土手に展示したオープニングの時にライブペインティングした僕の絵。まだサイン入れてなかったですね。最終日のライブでもう一枚描きますので、お楽しみに!


コヅカ・アートフェスティバル:会場地図/バンブービレッジ→青海文庫

2013-08-09 | コヅカ・アートフェスティバル2013
今年初の試みでアートガーデン・コヅカの会場地図を配布しています。


7.000坪もある敷地の何処で何が行われているか?、分りずらいイベントなので、この地図をgetして会場内散策をお楽しみ下さい。


この会場地図は山道を歩いて登って来て、アートガーデン・コヅカの敷地に入る所に設置してあるポストに入っています。他にも敷地内の森の家、かまどの火、星見亭にて配布しています。


この地図を頼りに今回は車道を外れて竹のトンネル道を通って行くと.....


毎年アートフェスの時に建築が進められて行くバンブービレッジプロジェクト。


そこからさらに竹で出来た道標を頼りに、けもの道を登って行ます。途中ロープをつたって登る崖もあるので健脚向き?


どんどん登って行くと「火と仲良くなろう!」ワークショップ会場の青海文庫の写真展示にたどり着きます。


青海文庫の藤村館長です。


藤村館長は環境社会学の視点から、今まさに自分たちが立っている房総半島の大地の事について語ってくれます。


ゆっくり読書も楽しめる森の中の図書館になっています。


焚き火をしながら、館長の入れてくれるお茶で一休みにお勧めのスポットです。


宮下昌也と巡る悠久の旅