宮下昌也の近況報告    MASAYA MIYASHITA 's News

美術家・宮下昌也の展覧会、ライブペインティングなどの活動情報と
南房総、鴨川の日々の生活から最新情報を掲載しています。

個展経過報告

2009-04-21 | 展覧会
個展が始まり初日より3日間、在廊のため東京に滞在していました。
18、19日の夕方は東京アースデイから流れて来たお客さんもいて、初めてお会いする方、久しぶりの再会の方、沢山の方に来ていただき嬉しい限りです。今回アースデイとの連動もあり、初日の夜に会場でアンビエントミュージシャンの長屋和哉さんのライブ&トークが行われました。


深く内側に降りて行く、神聖さえ感じる長屋さんの音の世界、かたや彼のトークは親しみやすく人懐っこい印象を受けます。子供の頃の話から今のスタイルの音楽表現に至るまで、ギャラリーという閉じた空間のせいか、かなりプライベートな話にまで触れるトーク内容でした。


そして翌朝8時(!)から、明治神宮の芝生の広場で行われた彼のワークショップにも参加しました。
「耳を澄ます、心を開く」というのタイトルのワークショップなのですが、参加者みんなが言う様にこの体験を言葉で説明するのは難しい。「耳は目と違って閉じる事が出来ず、聞きたくない音まで入って来てしまうが、私たちは(特に都市生活の様に絶えずいらない情報の音があふれていると)心の部分で耳に入って来た音を選択してブロックし、聞こえない事にしている。しかし本当は、耳はもっと多くの情報を、もっと鋭敏に立体的に感じる事の出来る器官なのだ。」そしてシンギングボールをならす事をきっかけに、周りの全ての音に耳を澄まし、それを受け入れる、今ここの世界に心を開いて行く。と言った感じかな....。ちょっと要約し過ぎですけど。
朝のおだやかな一日の始まりに、東京のど真ん中とは思えない緑に囲まれた空間で、とても気持ちのいい時間を過ごさせてもらいました。

長屋さんとは、10月3日(土)にアートガーデン・コヅカでライブペインティングする予定が決まっています。今からとても楽しみです。

そして19日の午後には「ひょうたんランプ作りワークショップ」を行いました。
これは写真撮るの忘れた!自分がパフォーマーの時は、記録まで手が回りませんねぇ....。

次の在廊は24日(金)25日(土)26日(日)です。
会場にてお待ちしています!

宮下昌也と巡る悠久の旅