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宮下昌也の近況報告    MASAYA MIYASHITA 's News

美術家・宮下昌也の展覧会、ライブペインティングなどの活動情報と
南房総、鴨川の日々の生活から最新情報を掲載しています。

タイツアー:シャンバラ祭・自然風景編

2011-03-07 | 
タイツアー報告が長くなって来てしまった....、もう少しおつき合いを。


会場を囲む大自然を象徴するかの様な、雄大なチェンダオ山。山奥には仙人が住んでいるという噂。


会場内を流れる川。ここで水浴びしたり、果物冷やしたり。


会場を出て散歩に行くと、こんなジャングルや....


こんな風景に出会う。


すぐ近くにある少数民族の集落。


集落を抜けてもう少し歩くと......


日本人が作ったという土管温泉。この温泉があるお陰で,キャンプ生活もずいぶん快適に過ごせた。


ライブペインティングを演らせてもらった会場入り口にあるフレッシュフルーツジュース屋さん。官能的な程の美味しいジュースにご満悦のRyuji君。果物の豊富なタイではどこへ行っても搾りたてのジュースやシェイクが飲めて幸せだったが、ここのが一番だ。


色とりどりの果物から3種類を選ぶとブレンドしてくれます。
トオルさんは、このお店を経営している少数民族の女性をパヤカに呼んでジュースバーをやってもらおうと思ったらしいが、日本にはとっても行きたいけれど国籍が無いのでパスポートが取れない、との事。う~ん、アートも、音楽も、おいしい食べ物も、簡単に人の心をつないで行くのに、政治や法って何なのよ!

もっともっと想像しようぜ!!国境なんて無い、ただ空があるだけだって事を!


タイツアー:バンコク名刹巡り編

2011-03-04 | 
バンコク滞在2日目。この日、ナイトバスでチェンマイへ移動する予定だが、昼間はまるまる時間があるのでせっかくだから観光しようとお寺巡りに出かけた。まずは巨大な寝釈迦仏で有名なワット・ポーを目指す。地図を頼りにずんずん歩いて行くと、あれー!近くだけど違うお寺ワット・スタットに着いちゃったよ!......せっかくだからここも見て行く事にした。


本堂に足を踏み入れた時、空気が一変した。棚に仏典であろう本が置かれ、それを手に取って沢山のタイ人の参拝者がお祈りしていた。タイのお寺はまず靴を脱いで上がり、お祈りの仕方も手を合わせた後、正座の姿勢から手を床について伏す様にする。信仰心が作り出す神聖な空気が本堂には満ちていた。床に座り込むと、旅に出て興奮気味だった心がすーっと落ち着いて行くのがわかった。思わず手を合わせずにはいられない気持ちになり、僕もアジアの仏教徒なんだなぁと実感してしまった。


本堂内部を埋め尽くす壁画が圧巻だった。


心が洗われた様な気持ちになり、当初の目的だったワット・ポーに移動した。
ところが、こちらは欧米の観光客であふれかえり神聖のしの字も感じられない状況であった。これではアミューズメントパークだ。


有名な寝釈迦の後頭。枕してるんですね。


境内には仏塔がたくさん建っていて、よく見て回れば見所は多いが、ここも観光客でいっぱいだ。


次は船で川を渡り三島由紀夫の小説「暁の寺」の題材になったワット・アルンに行くつもりだったが、すっかりうんざりしてしまって、川沿いで見つけたおしゃれなイタリアンカフェで、対岸よりその容姿を眺めるだけで良しとした。まぁ、気温も高くなって移動もしんどくなってきたし、川縁の涼しい風に吹かれて水上交通の様子を眺めているのは、かなり極楽な時間でした。

その後、適当な時間になったのでゲストハウスに荷物をとりに行き、チェンマイ行きのバス停へ向かう。


待てど暮らせどなかなかバスが来ない。僕等より先に来ていた日本人旅行者が手持ち無沙汰に楽器をいじり出す。初めは軽く太鼓を叩いていたくらいだったが、だんだん興が乗ってきてご機嫌なセッションが始まった。これがこの後旅の道連れとなる「天草」のマートとコータンとの最初の出会いだった。もうひとりは若きレゲエボーカリスト、大鹿村2世のタケル。彼らのお陰でバスの待ち時間も楽しいひと時となり、そして旅は転がり始めた。



タイツアー:カオサン通り編

2011-03-02 | 
旅の始まりはバンコクからだ。まずこの街で一泊してから翌日のナイトバスで、北部の古都チェンマイへ移動する予定で、空港からバスでバックパッカーの聖地カオサン通りへ向かう。22年ぶりに訪れたバンコクだが、アジアの都市の喧噪は変わらない。宿を決め、荷物を置いたら、早速夜の街の探索へ繰り出した。


深夜まで屋台と出店と旅行者でごった返すカオサン通り。おもちゃ箱をひっくり返した様な大騒ぎ。旅行者達は日常から解放されて羽目を外し、バックパッカー達は何かを探し求め、その隙をついて物売り達はがらくたを売りつけようとする。
メインストリートから、さらに細い路地裏に入って行くと....。


かっこいいストリートアートがいっぱいだ。


人一人やっと通れる様な細い路地にて。


タイはペインティングアートが盛んだ。空港には大きな絵画がいくつも飾られているし、チェンマイのナイトバザールには絵描きの店が沢山ある。カオサンのストリートアートもそんなお国柄が反映しているのかもしれない。


僕等が宿を取ったゲストハウスのある路地裏。この辺りでも、最も安い宿がある地域。こうゆうのは鼻が利くんだ。


たどり着いた安宿でくつろぐ翠君。旅はすでに始まっている~。

長野ツアー 佐久平編

2009-06-16 | 
安曇野を後に小諸に向かい、まず立ち寄ったのは2年前に個展でお世話になったギャラリーむぎ草。森の中にある染織作家・安藤しん子さんとハヤシのおっちゃんこと彫刻家・林通雄さんの自宅、工房&ギャラリー。


敷地内には林さんが作った3階建てのツリーハウスがあります。
3階建てというだけでスゴいのに、2年前に屋根の上に巨大なヤジロベエをつけると言っていて、今年行ったらてっぺんに、そのための支柱を建造中。どうやら本気のようだ....。また来年来るのが楽しみです。

むぎ草にグッズを納品して、次に向かうは軽井沢追分宿にあるカフェギャラリーごんざ。ここも2年前に個展でお世話になったギャラリーです。


ここで旧友のミュージシャン・オギタカと合流。彼とはライブペインティングを始めた頃からのつき合い。2年前のごんざ&むぎ草の個展の時はライブペインティング&ワークショップでコラボしまくりました。


ごんざは中庭のある贅沢なカフェスペース、奥には私設ミュージアムと言っていいくらいのギャラリー空間を有しています。万年少女のオーナーめぐみさんと来年秋の個展の約束をして店を出ました。

夜はオギタカがなんと近くのユースホステルに予約を入れておいてくれて、そこでゆっくりすることに。このユースホステル、音楽のライブなんかも企画しちゃう行けてるユースなのだが、季節外れの平日とあって僕等の貸し切り!久々に酔っぱらいモードになって、芸術談義やら子育て談義やらで遅くまで語らいました。


翌日は浅間連峰、標高2000mの池の平湿原に連れて行ってもらいました。下界とは全く違う高原の空気を満喫。


めずらしい高山植物いろいろ。ピンクの花が咲いているのはイワカガミ。小さい緑の葉っぱはコケモモの葉。


最後は、小諸に行ったら必ず立ち寄ることにしているお気に入りの布引温泉へ。泉質が素晴らしいです。浸かっていると身体の老廃物が出て行く感じ。
小諸滞在時にはオギちゃんには毎度お世話になっています。本当にありがとね!来年、コラボできるのを楽しみにしています。

そんなこんなで、1週間の長野ツアーを終えて一路鴨川へ。
滞在中、お世話になった皆さん。本当に感謝です。また来年お会い出来ます様に!合掌。

長野ツアー 安曇野編

2009-06-14 | 
安曇野では、まずwa cafeポレポレへ。
小さいお店だけど隣接する川の土手にもテーブルがあったり、ハンモックが吊るしてあって気持ちいいんだ。運転疲れで、外の椅子に座ってうたた寝させてもらいました。
ロータスカフェなき後の安曇野の宮下グッズ取扱店となってもらっています。ありがとうございます。


ポレポレの晴美さん。オーガニック&ベジタリアンメニューでおもてなししてくれます。苺&バナナスムージー美味しかった!

夜はいつもの様に安曇野のmy family、チャクラムーンのチャーリー&民ちゃん夫妻宅のお世話に。翌日午前中はシャンティクティで民ちゃんのアユルヴェーダ・キッチンファーマシィのワークショップがあるという事なので、これ幸いと参加することにしました。


一年ぶりに訪れたシャンティクティは、広大なパーマカルチャーガーデンになっていてたまげました。去年まではうっそうとしたイメージだったのに、さすがシャロムヒュッテを作った臼井夫妻です。開拓して行く馬力がすごいです。


キッチンファーマシィとは日本語にすると台所薬局。身近な物で病気を治療して行く方法を学びます。今回はハーブボールを作るワークショップ。シャンティクティの庭でまずは薬草探しから。


集めた薬草を台所で選別します。


薬草を小さくちぎって、晒しに詰めてボールにして


蒸します。


蒸し上がったボールで患部をとんとん叩きながら暖めます。僕は痛めている肩をやってもらいました。暖かくって、ハーブの香がしていい気持ち。

気持ち良く癒されたところで、午後はダグとワラさんの紹介で、ブラウンズフィールドにいたことのあるというシュラーク夫妻のbio-landへ。


bio-landは安曇野の最北にある小谷村。これまた山をどんどん登った天上界の様な所。最近はどこに行っても山道ばかり走ってるな~。こちらも自宅カフェや農家民宿を準備中。トキさんの「なかや」も行ったことがあるそうで、なんかいろいろつながってます。今回の旅はそんなことばかりでしたけど...。
旦那さんのシュラークさんはネイチャーガイドの仕事でお出掛け中でした。


小谷村には森の中にある公営露天風呂があるというので行ってみました。露天風呂の表示のある小道を歩いて行くと、ありました!壁も何にもありません!一応脱衣場だけはありました。誰もいなかったので心ゆくまで浸かってきました。見上げると木々の葉が揺れて最高の気分。


脱衣場にあったドネイションボックス。イイ感じでしょ?

安曇野でも2泊させてもらって、次は小諸に向かいます。

宮下昌也と巡る悠久の旅