バンコク滞在2日目。この日、ナイトバスでチェンマイへ移動する予定だが、昼間はまるまる時間があるのでせっかくだから観光しようとお寺巡りに出かけた。まずは巨大な寝釈迦仏で有名なワット・ポーを目指す。地図を頼りにずんずん歩いて行くと、あれー!近くだけど違うお寺ワット・スタットに着いちゃったよ!......せっかくだからここも見て行く事にした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/3c/30ca99d2f15e01810396802529f72d32.jpg)
本堂に足を踏み入れた時、空気が一変した。棚に仏典であろう本が置かれ、それを手に取って沢山のタイ人の参拝者がお祈りしていた。タイのお寺はまず靴を脱いで上がり、お祈りの仕方も手を合わせた後、正座の姿勢から手を床について伏す様にする。信仰心が作り出す神聖な空気が本堂には満ちていた。床に座り込むと、旅に出て興奮気味だった心がすーっと落ち着いて行くのがわかった。思わず手を合わせずにはいられない気持ちになり、僕もアジアの仏教徒なんだなぁと実感してしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/54/9f09483c14df9cdcb38a4d54961cf93d.jpg)
本堂内部を埋め尽くす壁画が圧巻だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/c0/214d01f9b71b41f8c0f750c303fbcb51.jpg)
心が洗われた様な気持ちになり、当初の目的だったワット・ポーに移動した。
ところが、こちらは欧米の観光客であふれかえり神聖のしの字も感じられない状況であった。これではアミューズメントパークだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/5c/163c3d14bf79465278500a525fcbb1fe.jpg)
有名な寝釈迦の後頭。枕してるんですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/5e/c4e801c843869ee401d2a56d1cb7fe6c.jpg)
境内には仏塔がたくさん建っていて、よく見て回れば見所は多いが、ここも観光客でいっぱいだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/7c/c7796e0ef9c1e1e7f384fabfe1b98bba.jpg)
次は船で川を渡り三島由紀夫の小説「暁の寺」の題材になったワット・アルンに行くつもりだったが、すっかりうんざりしてしまって、川沿いで見つけたおしゃれなイタリアンカフェで、対岸よりその容姿を眺めるだけで良しとした。まぁ、気温も高くなって移動もしんどくなってきたし、川縁の涼しい風に吹かれて水上交通の様子を眺めているのは、かなり極楽な時間でした。
その後、適当な時間になったのでゲストハウスに荷物をとりに行き、チェンマイ行きのバス停へ向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/9a/909dfbd3ec445881c4861f7d17854270.jpg)
待てど暮らせどなかなかバスが来ない。僕等より先に来ていた日本人旅行者が手持ち無沙汰に楽器をいじり出す。初めは軽く太鼓を叩いていたくらいだったが、だんだん興が乗ってきてご機嫌なセッションが始まった。これがこの後旅の道連れとなる「天草」のマートとコータンとの最初の出会いだった。もうひとりは若きレゲエボーカリスト、大鹿村2世のタケル。彼らのお陰でバスの待ち時間も楽しいひと時となり、そして旅は転がり始めた。
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本堂に足を踏み入れた時、空気が一変した。棚に仏典であろう本が置かれ、それを手に取って沢山のタイ人の参拝者がお祈りしていた。タイのお寺はまず靴を脱いで上がり、お祈りの仕方も手を合わせた後、正座の姿勢から手を床について伏す様にする。信仰心が作り出す神聖な空気が本堂には満ちていた。床に座り込むと、旅に出て興奮気味だった心がすーっと落ち着いて行くのがわかった。思わず手を合わせずにはいられない気持ちになり、僕もアジアの仏教徒なんだなぁと実感してしまった。
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本堂内部を埋め尽くす壁画が圧巻だった。
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心が洗われた様な気持ちになり、当初の目的だったワット・ポーに移動した。
ところが、こちらは欧米の観光客であふれかえり神聖のしの字も感じられない状況であった。これではアミューズメントパークだ。
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有名な寝釈迦の後頭。枕してるんですね。
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境内には仏塔がたくさん建っていて、よく見て回れば見所は多いが、ここも観光客でいっぱいだ。
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次は船で川を渡り三島由紀夫の小説「暁の寺」の題材になったワット・アルンに行くつもりだったが、すっかりうんざりしてしまって、川沿いで見つけたおしゃれなイタリアンカフェで、対岸よりその容姿を眺めるだけで良しとした。まぁ、気温も高くなって移動もしんどくなってきたし、川縁の涼しい風に吹かれて水上交通の様子を眺めているのは、かなり極楽な時間でした。
その後、適当な時間になったのでゲストハウスに荷物をとりに行き、チェンマイ行きのバス停へ向かう。
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待てど暮らせどなかなかバスが来ない。僕等より先に来ていた日本人旅行者が手持ち無沙汰に楽器をいじり出す。初めは軽く太鼓を叩いていたくらいだったが、だんだん興が乗ってきてご機嫌なセッションが始まった。これがこの後旅の道連れとなる「天草」のマートとコータンとの最初の出会いだった。もうひとりは若きレゲエボーカリスト、大鹿村2世のタケル。彼らのお陰でバスの待ち時間も楽しいひと時となり、そして旅は転がり始めた。