諸葛菜草叢記

 "窓前の草を除かず“ 草深き(草叢)中で過ごす日々の記

七種なずな

2019-01-07 16:09:19 | 日記

  

      ひょろひょろと はたけ小隅の なずな哉  夢蔡

 白菜、ホウレン草、ブロッコリー、冬野菜が、収穫期になったころ

 畝間には、薺が、白い小花と、ぺんぺん草の由来の種をつけております。

写真は、ホウレン草の茎の間から伸びあがった<ナズナ>であります。

ホウレン草の収穫あと、畑は耕されます。ナズナは、土の中へ埋もれます。

土の中で、種となって、次のチャンス・日和を待てばいいのです。

ねずよく生き残ります。

  <せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ>

 ご案内の、春の七草であります。本日は、万病除けに、七種粥を食します。

 なずな・ごぎょう(ははこ草)・はこべ・ほとけのざ(おにたびらこ)

 我が庭の片隅には、ほとんどが生えております。

  残念ながらセリは、

 機械化農業の結果、田の畦から姿を消してしまいました。

  大根引き 白き肌(はだえ)の 光かな  夢蔡

        

           --------<了>--------