諸葛菜草叢記

 "窓前の草を除かず“ 草深き(草叢)中で過ごす日々の記

西日がまぶし

2012-10-13 22:16:57 | 日記・エッセイ・コラム

 “栖栖(せいせい)たり 世中の事 歳月と共に相疏(あいそ)なり” (世はあわただしく動いておりますが、時過ぎ行きますと共に疎遠になって行くものであります。)=陶 淵明 ▼ 日々の生活は、無所属の時間のなかにあります。十月の明るい日差しのなかで、本のページを開くだけで、ついウトウトいたします。 (←草は伸びます。木の枝も暴れるように伸びております。庭仕事をすれば、健康的なのは・・解っておるのですが・・

 きじ鳩の 間のびした声 聞きゐりつ 無為の一日は 西日のまぶし  ー夢蔡ー

20120707_018 ▲ 【鳩】 (形声文字) 鳥+九。九=を表わす。漢音=キュウ 呉音=ク。*「名詞」 ハト科の鳥の総称。はと。 (キジバトをさすことが多い) *「動詞」 ひとところに集まる。あつーまる。あつーめる。「鳩 民」(=民衆を集める) 「鳩 首」 (=ハトが首を寄せ集めるように、人々が額を寄せ合って相談すること。“2012年10月現在では、民衆を集めることのない、談合的政治状況を意味する。”) (←三省堂「漢辞海}参照)

 ーー話題性 乏しくて、日暮れであります。ー

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  入つ陽や 地上の赤を 集めたり 夢蔡ー

   -<老犬モモタロウが、散歩が遅すぎると・・>ーー(了)