3.11後の世界

その後の世界について書きます。

土壌汚染

2012年03月24日 15時28分34秒 | 日記
土壌汚染は μ㏜/hと正比例の関係がある。
これは正しい。

しかし、μ㏜/hがある程度低くても 相当土壌が汚染されていると考えたほうがいい現実がある。(線量が低ければ低いほど検出が容易ではなくなる。)

気まぐれな放射線の上下に 土壌汚染の数値が隠れてしまい 検出しづらい状態が現在の管理されていない放射性物質に満ち溢れた関東の現状



皆さんご存知の放射能防御プロジェクトの数値
どう考えても 西日本しか選択肢はありえないという結論になる。
放射能が怖くないといっていた数々の歴史は 結果的に放射能を恐れる結末になっている。

ヒロシマの人間がなぜ 放射能を恐れるのか?
それは二世三世の障害がでてきている現実らしい
(こういう大事なデーターは差別を恐れ表にでづらいと思う オレはその本人から家系の状態を聞き 実態を把握)

http://www.radiationdefense.jp/investigation/west-part1/

さてここで 最近発表された 木下氏の数字
Bq/kg

http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/6ffe54f6c3c9f8a5f440edea1210ff41

オレは都合のよくない東京の東にいかないから と考えても100から300Bq/kgはある。
ちょっと多めに平均値として200Bq/kgとしてみる。
これに 65をかけると/平方メートルに換算できる

突出した大きな値はイレギュラーな数字としてみて 平均的な数値をみていくと500は超えていない  が  その反面 正確に 碁盤の目のようにランダムに測定ポイントをとっていない可能性も排除できないので ここはある程度推定しながら数字を仮定するほうが賢明だと思う。



65×Bq/kg=Bq/㎡



200×65=
13000Bq/平方メートル
つまり1万3千Bq/m2
 
(参照http://radi-info.com/q-956/

これは チェルノブイリ放射線管理エリアの1/3にあたる。
当然 数字というのは 拾い方でかなり幅がでてくる。
この木下氏のようによくない数字を中心として拾おうとすれば1000Bg平均 つまり6万5千Bq/m2放射線管理エリアに入ることになる。

ここで重要なのは適切な測量ポイントと平均値になるが これだけ数字がすくないとある程度の予測しかできない。


それでも 物事というのは 限られた情報の中である程度の予測をまとめるところに意味があるので これじゃあ わかんないよ という前に
国や東電 しかるべき機関が数字をそのうちだすだろうではなく

ある程度 推定 していく作業が必要だと思う。
数字が全くないのではなく これだけあれば 充分だろうとオレは思います。

あえてポイントとして 書いておくとすれば 2年経って半減期を迎えるセシウムがあるから 時間が解決すると思うのは間違いの可能性があるということ
逆に東京なんかは増えるんじゃないかと思ったりする。
その根拠は 汚染区域からの汚染物質の流入

そしていまだに 拡散しつづけるフクシマ原発の放射能 
これが 雨風となり、幾度となく線量をあげるのではないだろうか

NEWSにならないが 拡散しているのはもう事実
それから目を背けないこと。

絶望の中から希望をみるようにすると道は開けると思うし
難しいと頭をかかえたら ゲームオーバー なのは どの場面でも同じ





<チェルノブイリ>
    (強制避難エリア):148万Bq/m2(MBq/km2)
第一区分(強制移住エリア):55万5千-148万Bq/m2(MBq/km2)
第二区分(補償つき任意移住エリア):18万5千-55万5千ベクレル/m2(MBq/km2)
第三区分(放射線管理エリア):3万7千 - 18万5千Bq/m2(MBq/km2)