本名正憲の朝イチ的ここだけ話

喋るだけでは飽き足らず…

なまらくご。

2009-02-12 23:12:04 | private

「広島で生の落語を聴く会2」がゲバントホールで開催されました。今回は柳家三三(さんざ)さんの独演会。もちろん僕はお初だったんですが、本場では「末は名人」との呼び声の高い本格派、さすがの芸を堪能いたしました。特に仲入りあとの二席目、夫婦喧嘩のくだりは聴かせてくれましたねえ。二階席まで入ったお客さんの全神経を一手に集中させるってのは、これはなかなかできるもんじゃあありません。分野は違えど同じ喋りに生きるものとして大いに刺激を受けた次第です。といっても三三師匠はまだ34歳、この人の脂が乗ったときは一体どうなるのか、本当に楽しみです。また合間に色物として翁家和助さんの太神楽が入りました。太神楽といいますのは古来日本のジャグリング。和助師匠もまた若手なのですが、ユーモラスかつスリリングな芸に、会場は圧倒されたのでした。
前回に続き大満足の「生落語会」。上村代表はじめスタッフの皆さんの熱意に敬意を表します。皆さんのおかげでまた落語の楽しさを味わうことができました。第3回、いつになるのかなあ、誰が来るのかなあ、本当に楽しみです。
というわけで、まだこの世界に触れたことのない皆さん、次回はゼヒ聴きにいきましょうよ。この楽しさは絶対病みつきになりますぜ~。


さて、終演後同じビルの7階にある、みちのく系居酒屋「どんだべ」で落友(らくとも)と打ち上げ。



なかなかこちらでは食べられない「生ほや」で辛口の冷酒をきゅーっ。