本名正憲の朝イチ的ここだけ話

喋るだけでは飽き足らず…

豊島大橋ツーリング。

2008-11-22 22:04:28 | bike

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久しぶりに遠足の前日の小学生気分を味わいましたな。待ちに待ったる「とびしま海道」ツーリングの日がやってまいりました。もうこの日が来るのが楽しみで楽しみで。


メンバーはいつものとおり、まもさんと、今回お初となるまもさんの知人のHサン。最初は広島港集合で3人でまずフェリーで呉まで行き、そこからツーリングスタートという計画だったのですが、とにかくGIOSで走りたい私は全行程自走することにしてまず呉港へ。



快晴のR31。気温は低めでしたが幸い風はなく呉まで実に快適なクルージングでした。ウェアはロングタイツに半袖ジャージ、アームウォーマー、そしてウインドブレーカーという組み合わせ。シューズにはもちろんカバーをかぶせて防寒対策は万全。


家を出ておよそ30キロ、呉港に到着。左は「てつのくじら館」、右は「大和ミュージアム」


ほかの二人が乗ったフェリーを待つ間に朝食。呉港売店で名物「メロンパン」をゲット。これがうれしいことに焼きたてであったかいの。



待ち人登場。後ろのオレンジさんはわしらのグループではありません。


さて、3人そろって呉から一路仁方方面へ。豊島大橋開通後初の休日ということで、予想通り島を目指すサイクリストにたくさん出会いました。



まず最初に渡るのは安芸灘大橋。「とびしま海道」唯一の有料橋です。もっとも一番手前にあるので本土側からのドライバーはゼッタイ料金を払わなくてはなりません。もちろん自転車・歩行者は無料です。これは下蒲刈島側から本土を向いてのショット。


下蒲刈は県民の浜海開きのときに自転車で行ったことがあり、2度目のツーリングとなります。橋を渡ってからやたらアップダウンがありまして結構体力を消耗しますね。県民の浜別れをまっすぐ進むと真新しい道路がまっすぐ伸びています。そして立派なトンネルが。安全のためずっと歩道を走ってトンネルを抜けますと、お目当ての豊島大橋がその姿を現します。



途中で半袖一枚になっちゃいました。それぐらい暖かかったということ。


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そしてこれは橋の中央でポーズを取る怪しげなオヤジ達。左のHサンは体重88キロ。TREKの目茶目茶かっこいいフルカーボン(値段は奥さんにはナイショだそうで)に乗ってました。8月から本格的に乗り始め、体重4キロ減。この計算で行くと半年後に80キロを切れそうです。自転車はランニングに比べて運動強度ははるかに低く、したがってダイエット効果は少ないと思っていたのですが、週に300キロ程度乗ってますとさすがに体重は増えないようです。ジョギング通勤でなかなか58キロを切れなかったのが、今はコンスタントに57キロ台。僕の身長(161センチ)だと55キロくらいまではなんとか落としたいのですけどね~。まあそれはともかくとしてカラダに優しいのが自転車の一番の美点でしょうか。関節を痛める、ということはまずありません。


上の写真の地点から本土側を望みますと、こんなに穏やかな景色が・・・。


この橋を渡って豊島に上陸。さらに豊浜大橋を渡って大崎下島へと走ります。この島の中心地、御手洗(みたらい)という町はかつて大変栄えた海上交通の要衝でした。往時の活気は町並みに残されています。



御手洗の路地を一歩入ると一気にタイムスリップ。見事な町屋が軒を連ねます。この日は観光バスで訪れる人たちもいまして大変にぎわっていました。昼食は「見晴らし食堂」という昔ながらの食堂で。僕は玉子うどん(300円!)とでっかいサバの煮付け(250円!)を頂いて腹いっぱい。うわさによるとラーメンもうまいが鍋焼きうどんも捨てがたいらしい・・・。



御手洗の港を守る常夜灯。91年の台風19号で倒壊しましたが、復元されました。



御手洗のお医者さん、「越智医院」。現在も開業しています。この看板、いいですねえ。


さて御手洗から少し道を戻っていよいよ県境を越えるべく岡村島に向かいます。平羅橋、中の瀬戸大橋と連続して橋を渡り、岡村大橋を渡ると愛媛県。



なんと路面にペンキで手書き。この手作り感がいい。くるっと岡村島を一周して来た道を戻って本土へ。



安芸灘大橋を渡り終えて小仁方のバス停であとの二人を待つ。とにかく暖かくて風もなくてサイコー!のコンディションでついついペースが上がってしまい、あとの二人を置いてけぼり。スミマセン、俺ゆっくり漕ぐの苦手なんかもしれん。こないだ換装したSelle SMPのサドル(コンポジット)がやっぱりいいですわ。100キロ超でもぜんぜん痺れないし痛まないし、そして下ハンが全く苦にならないのでペースが上がったのかもしれません。きょう東急ハンズ行ったら滝川師匠も同じ時刻に御手洗あたりをツーリングしてて、「そういや小柄なGIOSのライダーがいましたね、あれ本名さんでしたか!マジでしたね~」なんて冷やかされてしまいました。




呉名物メロンパンで幕を開けたツーリング、やはりシメも名物で。といやもちろん「福住のフライケーキ」でがしょ。疲れた体にサイコーにやさしい甘さなのでした。


「瀬戸内とびしま海道」、結論から申しますと大変楽しめます。広島市からだとフェリーを使えば全行程のうち50~60キロは短縮できますし、広島市役所を基点とするとすべて自走しても160キロくらいの道程ですので、ロードバイクなら日が暮れる前に帰宅することは十分可能です。いやあ、また走りに行きたいですね。日が長くなったらゼヒ「一筆書き」に挑戦してみたいものです。