にごり好きのオイラに、知人が2本下さいました。どちらも山口県岩国市の村重酒造サンが誇る「金冠黒松」です。右が「日下無双(ひのしたむそう)」、左が本醸造にごりです。きょうはまず「日下無双」を開けてみましょうね~。るんるん。
種別としては純米大吟醸。きのうまで飲んでた「雨後の月」と同じです。が、「斗瓶囲い」とある。「とびんがこい」って読むんかのう。なんのこっちゃ??
おおっ、これは薄にごりではないですか。このタイプははじめて飲むです。楽しみ~。
わずかながら含まれるオリが絶妙です。「雨後の月」ほど華麗な香りはありませんが、実にキレのよい飲み口。そして次に来るのはもろみの香りとほのかな甘さ。そして最後にアルコールのひろがりがパァ~ッときます。ちょっと痺れるような感覚かな。複雑な旨さとなんといっても気品が感じられます。こっちは惚れてるんだけど、相手の本心がなかなかわかんないイイ女って感じっすか?どっぷりハマるとヤバイ恋。お酒でよかったっ!
なんとモダンな英語のラベル。ってよく見るとローマ字なのでした。このへん遊び心あって大変よろしいのでわ。『日下無双とは「この世に比類なきもの」であると同時に、村重酒造の杜氏「日下信次氏」の名前でもある』とのことです。
カープの勝ちゲーム見ながらこんなお酒いただくなんて、最高の贅沢、至福のひとときなり。