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ホリスティックライフスタイル

「つながり」について、ヨガや、食、セミナー、毎日会う
人や、環境からも考えていきたいです。

1960年代のリアリティ

2010-04-29 16:33:10 | つぶやき
こんにちは~カルメンです
今日は晴れたり雨が降ったり止んだりだったが、午前中私は思い切って県美術館に足をのばす。
今日はヤスミかしら、と思うほど人の数は少なくて、常設展示や西洋絵画を見た後、2階の1960年代の絵本の挿絵展がやっていたので、中に入ってみた。
あらあら~とこころの中で大きな声。なつかしい!昔絵本で見た挿絵がいっぱいよ
私のメモリーは一気に幼稚園と小学校へジャンプその当時本が大好きだった私は、空想の世界にひたることも大好きだった
「おおきなかぶ」の絵も懐かしいし、「グリとグラ」も可愛いし、なんていったって大好きだった「いやいやえん」の作者の挿絵もあり、思わずため息をつく
その時に、1960年代はなんてリアリティがあったのだろうと思った。高度成長で
全てが上げ上げの勢いがあった。今の私にはリアリティがないという気がしてこれはこころの声のような気がする。
美術館の庭に出てみると、桜がもうかなり散っていて、それでも花びらがはらはらと落ちる姿は美しい。そこに知人の訃報が入った
昨年12月に会ったのが最後だったが、年上の男性でカルメンのことを
「車から降り立つ姿の美しい人を見て、それがあなただった。惚れ惚れした」と言ってくださり、とてもうれしく思ったのを覚えている。
今日は朝からものが折れたり、お皿がひっくり返ってこぼしたりとか、あら私はどうしたのだろうと思っていたが、お知らせだったに違いない。
人が死ぬという事実があるたびに、リアルに突きつけられるものがる。
今日は生まれた年代から死への道筋も一気に感じられた1日だった