統合医療日記

ここでの統合医療とは単に西洋医学と東洋医学の統合ではなく、病気を肉体と精神と社会及び自然環境の4視点から見ていきます。

αリノレイン酸(炎症をコントロールする油)

2011-01-15 20:24:07 | 日記

12月慌てて畑の一部を耕した


去年の夏は暑く、今年の冬はほんとに寒い。寒いときは体中の油が固まって体の動きまで鈍くなる。昨年の秋はクリニックが忙しく、ケールの種をまくのができなかったが。しかし、トラクターで畑の一部を無駄を覚悟で12月にイチかバチかで種を蒔いた。しばらくして何とか芽を出したが、
12月末にケールの芽が出た

すぐ霜で枯れるだろうと思っていた。ところが霜が降っても見事耐えた。周りに真っ白な霜がついたが枯れることはなかった。

霜で覆われたケールの芽、もう昼の日が射している

これはケールがω3の不飽和脂肪酸であるαリノレイン酸を持っている証拠である。飽和脂肪酸の多い私たち哺乳動物が氷漬けになれば血の流れは止まり死んでしまうが、ケールの柔らかい芽は枯れないのである。海の底の冷たい海水の中で自由に魚が泳ぎまわれるのはこのω3のDHAやEAPのおかげなのである。ω3の多い血液はサラサラとして身体は凍ることはない。ケールという冬でも枯れない野菜(だからケールは多年生)はαリノレイン酸というω3の油の多く含んでいるのである。肉類に多い飽和脂肪酸は常温でも固まる。だから肉食の多いい人は血液も固まりやすいため、心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすい。魚や野菜を食べる人はそのω3の油の働きで血液がサラサラなのでそれらの病を防ぐことができる。さらにαリノレイン酸は炎症を抑える作用がありガンを防ぐこともできるのである。詳しくは述べれないがガンも炎症の結果なのである。だからケールや青麦若葉の青汁療法がガンの統合医療にも使われる。ゲルソン療法の野菜ジュースでは人参が使われるが、人参は冬でも凍って腐ることがない。1月2月は心筋梗塞や脳梗塞が多発する。冬にも強い体を作ることがガンだけでなくあらゆる病気に対抗する基本である。脳は60%が油でできている。だから頭の固い頑固な人は野菜を食べない人が多い。と思う??
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