さて、高橋信次研究その④の続きが半年以上にもなりました。
黒ニンニクづくりや日本ミツバチの飼育騒動で、どこまで話したか分からなくなりましたが、
断片的にもその⑤として継続して久しぶりに書きたいと思います。
外来で3回名前を読んでやっと注射に来た夫人
私が研修医のころ内科外来での面倒な仕事は研修医の仕事でした。
1、胃や大腸の透視検査
2、初診時問診係
3、そして外来での注射係です。
ある日私が外来での採血や注射に追われていた時、何回読んでも出てこない患者がいました。
外来も終わること最後に3回目呼んでこなければ医局に帰ろうと思っていました。
呼んでも来ないので帰ろうとしたとき、不気味と言っては失礼だが眼光の鋭い中年の夫人が出てきた。
早く終わろうと、私は彼女の腕を掴んで血管を探しました。
比較的大きな血管があったので、私は楽に確実に針を刺しゆっくりと静注していきました。
ところが何といつの間にか漏れているではありませんか!
私はバツが悪いので彼女と四方山話をしながら、再度血管を選び注射を打ちました。
彼女はどうも宗教家のようで、私も高橋信次を学んでいたので彼女の話に興味がありました。
そして彼女は最後にこう言いました。
「今日は予言がありました。今日は特別な人に会うと」
「私は予言がされたとき、その予言の確実性を試すために、それを避けようとします」
「ですから、1回目呼ばれた時からいましたが、わざと出ませんでした。」
「そして3回目になり外来も終わろうとしていたので、この人に会うことが予言であると確認し出てきたのです」
といった話でした。
私が彼女の言う特別な人とは考えにくかったのですが、とりあえず何回か彼女と会い宗教についてお話をしました。
彼女はある大教団の霊断預言者で、「東京に出てきたときは会いに来てください」とのことでした。
「同じ名前が多いので分かりませんので、来られて呼び出すときは私の名に先生を付けなければ分かりません」とのことで、
かなり霊団の上の方の人だったようです。
奇妙なラボランチン
当時医局秘書のことをラボランチンと呼んでいました。
ある日私が医局にいるとある奇麗な他科の医局のラボランチンがやってきました。
「私は喘息なので喘息の本がお借り出来ないでしょうか」というのです。
まあ同じフロアーなので貸しても良いか!?と思い本を貸しました。
その後数日して「本を返したいので喫茶で待ちたい」と言ってきました。
私は素直に喫茶店に行き本を返してもらった後、彼女とお話をしました。
彼女は「実は私は喘息ではありません。本を借りるのは口実であなたに会ってお話をするため嘘をつきました」と話した。
先日の霊断預言者の件も有ったので、「おいおいまたかよ!」という感じで素直に彼女と宗教のお話、
特に高橋信次についてお話をしました。
恐らく彼女らは、または彼女たちの守護霊が私を通じて高橋信次の情報を聞かせたかったのだろうとその時思っていました。
彼女はどちらかというと密教系の過去世が多いようでインドでヨガなどをしていたようです。
私は高橋信次が偉大であることに当時かなりの確信を持っていましたので、
もっぱら高橋信次のことを彼女たちに話しました。
この世の3大魔(色魔・睡魔・慈悲魔) 続く