山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

始まりました、フキノトウ料理!

2023年03月23日 | 山菜料理

 おめでとう、侍ジャパン!

 多くの感動をありがとうございました。

 これで終わってしまうのって寂しいです。

 シーズンに入ってからは、それぞれのチームでのご活躍を応援したいと思います。

 3年後、どんなチームになって帰ってくるのか楽しみに待ってますね。

 

 

 タコが釣れずに終わった今シーズン初の庄内釣行。潔く、海の神様に別れを告げたマタギだったけど、『川の神様』『里の神様』には、まだ挨拶してなかったよね。

 帰り際に、最上川の河川敷をちょっとだけ歩いてみることにした。

 おっ、やっぱり!

       藪の中に独特の春色

       なんだか

       「連れて行って」と呼ばれているような

 それほど広い群生ではないので、今宵のおかず分だけ戴いて帰ることにしました。神様たち、ありがとうございました。

       食べ頃の初物

 フキノトウは20株。これをどう調理して春の訪れを楽しむか。どうする?マタギ!(最近、こればっか)

 これは、何はさておいても フキノトウの天ぷらでしょう!

 ただ、フキノトウだけだとつまらないという方もいるので、別の具材も加えます。丁度出かけるという妻に、

「タコは憎いからイカ。なかったらエビ買ってきて。」

と頼む。

 途中にいろいろあったんだけど、省略。妻は海老を買ってきてくれたので エビ天も揚げます。

 もう一品ほしかったので、冷凍しておいたキノコも使ってみましょう。マイタケの天ぷらです。

 このぐらい揃えば文句はあるまい。

 それでは、調理に取り掛かりましょう!

 下ごしらえの部

 ・フキノトウは、外側の紫色の葉を外して、ついてきた汚れをそっと洗い落とします

 ・水分はふき取っておきます

       これは、揚げる直前の様子

 ・エビは、解凍して殻むき背ワタ抜き等を済ませて、これも水分をぬぐって、小麦粉をまぶしておきます

       こんな感じ

 ・冷凍マイタケも水分を含んでいるので

 ・水分を拭きとってスタンバイ

 ・卵黄2個分を解きほぐした卵水300mlに、薄力粉300+片栗粉75mlを3回に分けて

 ・ふるい落とし、泡立てないように、上から抑えるように混ぜていきます

 ・これを揚げる直前まで冷蔵庫で冷やします

 ※具材も冷蔵庫で冷やしておきます

 調理の部

 ・フキノトウは、衣をつけたら頭を下に向けて、170度の油につけます

       葉がきれいに開いて浮いてきます

 ・揚げ玉を掬い取り、具材を返して泡立ちが収まってくるのを待ちます

       マイタケの部

       エビの部

 共通している留意点

 ※具材も衣もできるだけ冷やしておく

 ※一度に揚げる量は少なめに

 ※揚げ玉はこまめに掬い取る

       いつもより、ふくよかな仕上がり

       本日の食卓(分かる?フキノトウの美しさ)

 天つゆを少々つけて口に運ぶと、意外と軽めのほろ苦みとともに、春の香りが口の中に、ふわーっと広がりました。

 これは旨い!!!

 やっぱりこれよ。春の恵み。

 

 ついに始まりましたねえ!

 

 最上川の神様たち、ありがとうございました。

 そして、山の神様、今年もよろしくお願いいたします。