山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

どっぷり筍漬けの日

2022年07月01日 | 山菜料理

 覚悟はしていたけれど、本日は丸1日筍漬けになってしまった。

 午前1時台に出発して、午前10時前に帰宅。これだけで一日分の勤務時間になってしまうのだが、ある意味で、ここからが本番になる。

       本日連れ帰ったタケノコ達

 前回と同様に下ごしらえをしましょう。

 ・例によってお米を使ってアク抜き

 ・冷めたら新聞紙で包んで

 ・今後、1週間分のタケノコを確保

 そして、残りは、≪タケノコの瓶詰め≫にします。

 ただ、ここまででお昼を過ぎてしまったので、昼食の準備をする妻に台所を明け渡たして、ちょっと休憩。お昼はトマトのパスタ。旨かった。そして後半の部。

 ・残っているタケノコの皮をひたすら剥いていきます

 ・硬い節を切り離していきます。

 ・硬いのは節だけで、節の下部は食べられるので、更に切り分けて残します

 ※画像の左が瓶詰め用。右が残して再利用する分

 ※画像が、全体の1/3程の状態。これで、保存瓶1本分ぐらいです。

 この辺から妻の救助が加わり助かった。

 ・瓶の底に向かって根元側を下にして詰め込んだら、残った隙間に逆さまにして差し込んでいくと、たっぷり入ります(画像参照)。

 ・瓶にも鍋にもお湯を入れて加熱開始

 ・鍋のお湯が沸騰し始めたら、瓶に軽く蓋をして

 ・鍋にも蓋をして弱火で加熱し続けました

 ※強火だと鍋からお湯が溢れるので、火加減に注意

 ・瓶の中からも泡立ってくる(沸騰する)まで、1時間ぐらいかかりました

 ※鍋の水が蒸発していくので、隣で待機していた熱湯を注ぎ足します

 ・瓶の中での沸騰が始まってから30分を目途に加熱を続け、瓶内の空気を追い出します

 ・頃合いを見て、瓶の蓋を閉めて、火も止めます

 ※火傷注意!マタギもちょっとやっちまった

       逆立ちさせて冷めるまで数時間

       翌朝には蓋が凹んでいました

 凹んだということは、中の水蒸気が水に戻り、真空状態になったということ。

 しっかり空気が抜けていれば、このまま何年かは保存がききます。蓋が膨らんでこないか、暫くは注視します。

 ま、とりあえずは、ここまで辿り着けた。瓶詰め完了が、午後3時(正確には翌朝)。 

 さあ、ここからディナーですよ。瓶詰め用を切ったときに残ったタケノコの切れ端が400gもあった。これだけで十分に間に合うはず。本日は、ここまでできれば満足と言ってよいでしょう。

 さあ、もうひと踏ん張り。

 美味しいディナーにしますよ!