本日は、朝から1日審判業務。
正直言って、辛かった。何がって、蒸し暑さとマスク。この気候の中で動き回ること自体が年寄りには苦痛なのだが、そこにマスクがつくと拷問みたいなものだ。
コロナ感染を予防するために熱中症にかかるなんてアホらしい。この辺の対策の使い分けが必要なことを、改めて実感させられた。
で、帰宅したら、早速、冷たいスイーツ作りですよ。日本酒のロックを引っかけながら作ってみたのだ。その名も、
≪ソフトクリーム≫
アイスクリームじゃないよ。ソフトだよ。何度か試しているんだけど、どうもうまくいかない。あの、冷たくてとろける食感を楽しみたくてチャレンジしてきたんだけど、固まってしまうんです。
このところ何回かアイスクリームを作ったんだけど、原因のめぼしがつき始めているので、それを確かめたいという思いもあります。それでは、行ってみましょう!
下ごしらえ・調理の部
・牛乳40gを、70℃でレンチン
・粉ゼラチン5gを溶かしたら、砂糖50gも加えてよく混ぜます
※ダマっぽくなったところも気合いで溶かしました
こんな感じ
・牛乳の残り170gぐらいに生クリーム120gを溶かして
・バニラエッセンスを数滴かけて、よく混ぜます
・最初に作ったゼラチン牛乳を加えて、更に混ぜたら冷凍庫へ
・10分おきに出しては混ぜてを繰り返していくと、1時間20分ぐらいでそれらしく固まってきました
・しぼり器に入れて、ニュウルニュルっと絞ってみました
※器は事前に冷やしておきました
お、なんだかいい感じじゃない。
・それぞれに、ココアパウダーとイチゴジャムとブルーベリージャムとを乗せて
・冷凍庫で待機
食後に戴くはずだったのだが、夕食を食べ終わった途端に眠ってしまったらしい。
・・・翌朝目覚めて、妻に聞いてみると、
「美味しかった!」
とのこと。
喜んで、冷凍庫に残った1個を出して、スプーンですくおうとすると、
ガッチガチ
なんじゃこれは!夕べのふわトロ感は、どこに行ってしまったんだ!!
と言いつつ、実は、こうなることは、ある程度予想出来ていました。だって、今までのアイスクリーム作りでもそうだったから。ゼラチンを入れたぐらいじゃ根本的な解決にはならないよね。
でも、多分、間違いありません。
・硬くなったアイスを冷蔵庫に移して1時間後、スプーンですくってみると
フワッ。
口に運ぶと、トロッ。
これよこれ!これを食べたかったんだよ。
やっぱり、予想通り。問題は、温度だったんですね。
凍ってしまえば、硬くなるけど、溶ける直前まで来ると、この食感が楽しめるってことです。
多分なんだけど、ゼラチンの弾力が、この段階で生きてきます。つまり、牛乳を凍らせたら、0℃を上回った時点で溶け落ちたり崩れたりするけれど、粉ゼラチンが入っているから、型崩れしないんだと思います(生クリームをホイップしても効果がありそうな気がする)。
ああ、うまくいってよかった。そして、いろいろ分かったぞ。
これは、寝落ちしてしまったせい。ということは、あれですね。
くたびれ果てた審判業務とお酒の力に感謝しましょうか。
ありがとうございました。