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お座敷都市開発

計画性のない箱庭的乱開発でおうちの中が増々カオス。

京阪 旧3000系、ロールアウト!

2014年08月01日 01時43分27秒 | レゴ(オリジナル)
できました…117系も含めて一気に8輛は結構キツいです。それぞれもっと楽しみながら作ればいいんでしょうけど、時間があったらあったで、5年くらい掛かりそうですし(笑)。

それにしても暑いですね…

手前から淀屋橋側の、3055(Mc2)+3155(M1)+3855(TD)+3505(Tc)です。パーツ発注の直前で、分散型クーラーの形状とか、設計変更しています。



狭窓がズラリ…は、なかなか壮観。ダブルデッカーが良いアクセントですが、元々は中間車の改造なので、車端に残った狭窓が、他の車輌との馴染みを良くしているように思います。

LDD(CAD)の画面と、クーラーの向きが違いますが、リアル作品の方が正解です。



ダブルデッカーを抜くとこんな感じ。オリジナル編成も統一感があって美しいのですが、PF機器はダブルデッカーに搭載しているので、自走出来ないのです。

台車中心ピンの位置が違うので、そのまま9V用台車に換装…というワケにもいかないので、ダブルデッカー抜きでの走行は諦めて下さい(笑)。



3055(Mc2)のパンタ廻り。前後にクーラーが迫っているのでキツキツですね…下枠交差パンタの本領発揮です。長いランボードとか、このゴッチャり感が、旧3000系の魅力でもあります。

パンタは出来るだけ低くする為に、屋根板に直付けなので、簡単に外す事が出来ないメンテ性の悪さよ…。会場設置の架線柱に引っかかりませんように(笑)。



ダルデッカーは動力車ですが…屋根はフラットでスッキリ!

イベント会場での利便性を考えて、屋根の一部を押すと、電源のon-offが出来る便利仕様。去年の経験が生かされています。残念ながら、パイロットランプは外から見えないのですが、暗い所だと、2階の窓から緑色の光がボンヤり見えるかも(笑)。

受光部は露出させる事が出来なかったので、泣く泣く2階の窓からの受信…という、暴走キケン仕様ですが…コレが、実際にテストしてみるとなかなか感度良好で、かなり上からの送信でもうまく受信してくれます…ホッ。


<告知> 再掲載です…

「鉄道模型フェスティバル2014」
・開催場所:阪急百貨店うめだ本店
・開催日:8月6日(水)~19日(火)但、レゴトレインは12日迄
・時間:10時~19時
・入場料:600円

私は設営(非公開)日と、少なくとも、10日(日)&11日(月)に参加予定です…たぶん。

3000系(リアル)進捗状況…

2014年07月29日 22時29分39秒 | レゴ(オリジナル)
まずは告知です…

「鉄道模型フェスティバル2014」
・開催場所:阪急百貨店うめだ本店
・開催日:8月6日(水)~19日(火)但、レゴトレインは12日迄
・時間:10時~19時
・入場料:600円

私は設営(非公開)日と、少なくとも、10日(日)&11日(月)に参加予定です…たぶん。

それ用の車輌、第二弾を製作中…の進捗状況です。

阪急でのイベントなので、まぁ、折角なのでライバルの京阪特急を持って行ってみようかな…と。因に、第一弾はこれまた強力なライバル、117系の新快速です。なんか、怒られそうですけど、関山さん作の阪急電車達の引き立て役という事で、結構力を入れて製作中です。ダブルデッカーとか箱根組とか、主役を喰う気満々(笑)です。



先頭車の順組部分…ディティール至上の設計なので、強度がかなりヤバい。ドア部分を境に、前、中、後ろ部分の床は、それぞれ2スタッドづつしか接続されていないご機嫌仕様。あとの強度は屋根任せ(笑)…マジで。

あと1週間くらいしか無いのですが、実は、まだ最後のパーツが届いていない(!)という、なかなかスリリングな状況です。おまけに、今になって、強度に関わるパーツの発注をミスしている事に気が付き…まぁ、いいや(笑)、笑うしかない。構造的に、別部分で補強とか出来ないのですよ。

取り敢えず、外観は設計通りに見えるようにはしました。走行中にバラバラになったら、笑って許してやって下さい。



設計は既に終わっているので、ある意味気が楽…とも言えますが、中身はこんな人だらけなので、今週のビックリドッキリメカ並にゾロゾロと単調な作業が半端無いです。

深夜にふと我に返らないようにしないと、心が折れそうになります。



で、先のガワに具を詰めるとこんな感じになります。最初の設計よりもかなり軽量化しましたが、まぁ、引き換えに…神の手不可なユル車輌。

たぶん、関山さんの車輌と衝突しても…勝てる気がしない。

近鉄30000系(オリジナル)ビスタカー三世

2014年07月06日 03時54分02秒 | レゴ(オリジナル)
現在はビスタカーEXとしてリニューアルされている近鉄30000系、1978年に新製された当時のオリジナルな姿で作ってみました。

先の京阪旧3000系と共に、関西私鉄の中では個人的に思い出深い車輌なので、いつかは作りたいと思っていたのですが、何やらレゴトレイン界隈でダブルデッカーが盛り上がっているようなので、丁度いいタイミングです。鉄は熱いうちに打て…という、まぁ、そのまんまな感じで。

あと、最近ちょっと自分の作風がマンネリ化してきていかんな…という思いがあるので、もう少し進化させる意味で、ちょっとした目標を立てています。

・客用扉の更なるリアル化(0.5ポッチ後退)
・ポッチ出しを出来るだけ控える
・箱根組を進化させる(張り上げ屋根への廻り込み表現)
・レアカラーへの挑戦
・鉄道模型として通用するくらいの外観

といった処です。



編成全体の図。

中川のデルタ線があるので、あっちこっち編成の向きが変わってややこしいのですが、Wikipedia先生に従って、大阪上本町に向かって右側を「山側」・左側を「海側」と呼ぶ事にします。

この画像では大阪・京都発着編成の場合、一番手前の車輌が、車内販売準備室付きのモ30200形(Mc1)、続くダブルデッカーがサ30100形(T1)、サ30150形(T2)、最後尾がモ30250形(Mc2)になります。床下に抵抗器がズラリと並んでいる側が「海側」ですね。

先頭の運転席直後にある白い窓が車内販売準備室ですが、反対の「山側」に窓はありません。

「先頭と中間車作って、それぞれコピーすればいいのでラクだな…」と思い込んでいたのですが、特に先頭車は、車内販売準備室の関係で窓割りが全然異なり、客用扉の数自体も違うんですね。2階立て車輌も、車体は進行方向に対して対称ですが、床下は基本的に向きが揃っている…という感じです。なかなかラクはさせて貰えない(笑)。



気になる分解図。狭窓と、それに揃った幅で張り上げ屋根部分に廻り込んだ飾り窓が悩み処…と、手を動かすまではフォースの弱さを露呈させていた感じなのですが、やってみると案外カンタンでした。脳内ビルドで練り込んであった…というのもあると思いますが、中間車であるダブルデッカーの設計は半日で完了です。

2階の狭窓自体は5プレート=2ポッチ高×同幅という寸法なので、普通の横組で窓間の1プレート分の柱も簡単に表現出来ます。その送りに合わせてクリアのポチスロを2個づつ並べた飾り窓を置くわけですが、1プレート分の窓間は、1x2タイルを半ポッチ内側に寄せて嵌め込んであるだけです。完全な面仕上げにはなりませんが、車体端部と中央付近の曲面ブロック(%6091)の印象が影響して、案外きれいに見えます。

外観を見ると、さぞ複雑な組み方をしている…ように見えますが、箱根組は車端部から5つ分の飾り窓だけです。後述する中央にある折戸の方が難しいくらいです。



0.5プレート分後退させた折戸の構造。順組だけだと先のキハ35の応用でいいのですが、横組が混じると、奥行きの0.5プレート後退分と順組部分との固定…という2つの要素を考えなければいけません。

単に凹凸を嵌め込んで上下で押さえれば…という方法が使えません。ユニット全部をポッチ接続しないといけません。

…その上、横組部分に塗り分けが掛かる、という、谷底に突き落とされるライオンような気分です。

具体的に言うと、0.5プレートの後退はヘッドライトと1x1ブロック側面1ポッチの差分を活かして固定。順組と横組部分の接続はブラケットと1x1ブロック側面1ポッチを、風吹けば桶屋が儲かる式リレーで世の中繋がっているんだよ…的な良く分からない説明の間接的接続です(笑)。適当に分析してみて下さい。言葉ではうまく説明出来ないです。具体的に言うんじゃなかったのか。



メンバー紹介です。奥がモ30250形(Mc2)、手前が車内販売準備室付きのモ30200形(Mc1)、共に主制御器が付いた「山側」です。

客室窓は普通の横組なので、客用扉と先頭部分以外は室内広々。PF機器は問題無く入ると思います。受信機の受光部は、屋根中央部分の2つのヒューズポックスあたりに出すとスマートですね。室内も作れそうですが…あぁ、目標には入れていないですね。

117系や京阪3000系で苦労した、動力台車の取付ですが、今回は中心ピン位置を簡単に移動出来るようにしてあるので、動力化にあたっての修正はほとんど要らない筈です。



手前がサ30100形(T1)、奥がサ30150形(T2)、同じく「山側」から見た図、です。クリアブロックがキラキラ輝いて独特の密度感が出るモデルになると思います。アクセントとして、車端部床下に黄色いハンドスコッチを付けてみました。実車は白ですが、この辺は個人的な好みで…。

1階部分の組み方をもう少し工夫すれば、エントランスの階段を含めて、室内が作れるくらいの余裕はあります。今回のモデルは、案外室内がキツキツじゃないんですよ。向こう側が透けて見えないのは、客用扉だけです。

高さは京阪旧3000系のダブルデッカー車と同じですが、全長いっぱいに2階部分の窓があるので、もの凄いボリューム感です。この車輌だけを見ると、アメリカの大陸横断鉄道のような感じがします。

実車は、入り口横の窓越しに設置されたフロア案内と行き先案内表示や、吹抜けのエントランス部分など、独特の雰囲気がある車輌です。乗り込む時のワクワク感を今でも思い出します。リニューアルされたEXはどんな感じになったのでしょうか。

…そういえば、乗り込んでからの「あれ、外から見えてた小窓は何処いったん?」というオチもチャメっ気がありましたね。本当に飾り窓だったのか(笑)。



モ30200形(Mc1)の先頭部分アップ「山側」の図、です。

張り上げ屋根は、リッチなボリューム感があっていいですね。

今回、一番難しかったのがこの顔部分。オーソドックスなパノラミックウィンドウ&貫通スタイルですが、シンプルゆえにバランスを取るのがもの凄く難しい。おまけに、色に対してパーツの種類が極端に少なくて、難易度が思っていた以上に高かったです。この先頭車、ダブルデッカー車の5倍くらいの時間が掛かってしまいました。

オデコのL字アンテナ、思いついた時は、このパーツ!ピッタリじゃないか!…と思って取り付けてみると…逆やん(笑)。まぁ、いいか。下向きのがあればいいのに。

難易度は高かったのですが、実際に供給されているパーツの種類を確認しながら作っていったので、ここまで出来れば、リアル化するのは容易だと思います。あと半月早ければJAMに間に合ったかも知れないのに。

最後の問題はコストですね。既に来年分の予算を前倒しで使っている状態ですけど、コレを作らなければ一生後悔しそうですしねぇ…。

国鉄キハ35系気動車…扉、今度は微妙に凸です。

2014年06月30日 05時01分16秒 | レゴ(オリジナル)
微妙なレリーフ扉…の応用です。117系用に買ったタンのトレイン窓ハーフが少し余っているので、旧一般色のキハ35とか丁度いいな…と、去年から脳内ビルドしていました。

最近の作品では、解像度を上げる…という目標は達成したのですが、序所に側板の「のっぺり感」が気になるようになってきたので、もう少し色々表情を出せないかな、という思いの、ネク~スト第一歩です。

地味な題材なので食指は動きにくかったのですが、模型として見ると、なかなか見所の多い車輌です。何より同系列1輛でもOKで、混結どんどこウェルカムなフレドリーさに心はホットです。

窓表現とか、一連の流れから抜け出していない感じですが、電車じゃないので結構新鮮だったりします。旧一般色が懐かしく、車内の匂いや、カランカランと心地良いエンジン音が蘇ってきます。



先頭部をズームイン。外吊り式の扉と上部レールを、0.5プレート飛び出させてみました。レール部分は、天地方向にあと1プレート積み重ねたいところですが、客用窓との兼ね合いで、これが限界です。まぁ、そんなに違和感は無いですけど。

ドア下は、車輌限界内に納める為に薄くなっています。この薄い部分を0.5プレートの飛び出しにして、上部をさらに0.5プレート分の厚み…つまり、側板よりも1プレートの飛び出し…という事も考えたのですが、緻密感を損ないそうだったので見送りました。



恒例の構造図。前記事の凹扉構造と考え方は同じで、0.5プレートの後退に1プレート足して、0.5プレートの凸にしています。

室内幅は4スタッド+1プレートに広がるのですが、長さが4スタッドしか無いので、PF用バッテリー(長さ:8スタッド)は入りませんね。受信機だけなら入りますけど。

客用窓部分は、例によって箱根細工状態なので…まぁ、PFでの動力化は無理ですね。混結する相手に依存です。両運転台のキハ30を作って単行運転とかは無理です。9Vなら大丈夫ですけど、動力台車、持ってないし。



水平シリンダーのDMH17Hエンジン他、床下機器に萌えます。キハ35は、燃料タンクの後方にトイレ用の水タンクがあるのですが、スペースが無いので省略しています。この辺が40ポッチ長スケールの「ちょっと足りない感」を実感する所です。

キハ35系列は、本来、戸袋窓に当る部分も開閉出来る構造なので、桟が横一直線に揃っていて美しい。…というか、普通に窓を開けて頭でも出してようモノならギロチン並に危険なので、実車は少ししか開かない仕様ですけどね。自分が涼を取るつもりなのに周囲の人に涼を提供…って洒落にならないですよw



キハ35(手前)と、トイレ設備の無いキハ36(奥)。前述のように水タンクの有無を表現出来ないので…まぁ、タレ流し管だけ付けておきました(笑)。今では考えられないですよね…黄害(笑)。

レゴで遊んでいる気がしない…

2014年06月17日 05時01分01秒 | レゴ(オリジナル)
今年はユルく117系だけ持ってJAMに行こう…と思っていたのですが、いざ準備を始めると…まぁ、先の記事にも書いた通り、設計変更で中途半端にパーツが不足していて、注文するにしても、送料とか色々勿体ないので…ついでに次に制作予定のモノから適当にピックアップして、ある程度の数にしてから…とセコい事を目論んでいたら…。

まぁ、去年から気配はあったのですが、京阪神急電とそのライバル私鉄がいつの間にやら盛り上がっている感じなので、手持ちのストックを考えても、京阪3000系のプライオリティーが高いだろう…と。117系の次は、国鉄繋がりで113系を作りたかったのですけどね。

まぁ、スタートが遅かった…という事で間に合わなくても仕方が無い…最悪来年でいいや、と、甘い事を考えていたら、いつの間にかJAM以外にも色々締切が設定された世界に巻き込まれていた…という、あぁ、いかんいかん、急がないと時間が無い。

まぁ、LDD(CAD)とエクセルとカンブリという、三種の神器が無かったら、この短期間で完成させよう…という発想すら無かったですけどね。おかげでこの2週間、ヘロヘロですわ(笑)。早起きしたわけでも無いのに、毎日朝の新鮮な空気を味わっているのです。ホトトギス、カラス、ツバメ、シジュウカラ…鳥の鳴き始める順番で時間が分かるようになってしまいました。

CADデータのチェック、修正、パーツリストへの反映、あと、コストダウンの為に、手持ちパーツとの調整を行う為に、倉庫化してしまっているレゴ部屋をひっくりかえしたり…と、なんか、もう「レゴで遊んでいる気がしない!」…のです。おまけに、この期に及んで存在しないパーツで設計してしまっているのを見つけたりするので、油断出来ません。

スケジュール的に、購入したパーツの不足分や変更をフィードバックしている時間は無いと思っておいた方がいいので、リスト作りに緊張感が漂います。安全マージンを取り過ぎるとコスト上がっちゃうし…。



ほとんどコンピューター上での処理ばかりですが、CADだけでは分からない所もあるので、手持ちのパーツを最大限活かして実物検証も(「も」…かよw)しています。117系の先頭部では、実際に組んでみるとポッチで接続されていない…といったミステリアスな事も、実際に起こっていますからね。

さて、3000系の中では、一番気になるダブルデッカーのバスタブフレーム部分。ここは、ちょっとチャレンジャーな構造なので、一度組んでみないといけません。LDDの自動書き出しインスト通りに、普通ではありえないトンチンカンな順番で組んでいきます。

バスタブ部分の天面がタイルになっていますが、この上には、横組の窓が乗ります。そのタイルは、客室ドアの沓摺りの際まで伸びているので、腰板とは…接続されていません(!)…実際には側面から1ポッチ入った新灰の1x8タイルに2ポッチ引っかかっているだけです。

…整理して書くと、両端の通常床部分と、ダブルデッカー部分は、上記のタイルで接続されているだけです。あとは窓も幕板も独立していて、屋根は両端部分しかポッチ接続されていない…大丈夫か?

まぁ、これが、先に記事に書いた「クラッシャブル構造」の正体です。

比較的しっかり接続されている両端と屋根は大丈夫だと思うのですが、バスタブ部分が抜け落ちそうな気もします…的な感想ですね。ダメそうなら内部を補強出来そうなものですが、PF機器がいっぱい&横組テンコ盛りな構造なので、補強材が入る隙がありません。まぁ、PF機器を入れると、その接続も補強になるような気もするので、大丈夫かな…かな? …かなぁ。

脱線した時はそれぞれコロンっと塊ごとにバラバラになるので、修復はラクラクな快適生活の筈です。

まぁ、気になる所はまだあるけど、キリがないのでもういいや(笑)。パーツ発注、FIXです。…あとは届いたパーツを組み立てるだけ。9割方は完成したようなものですね。…気分的に。

…まぁ、まだ、全然カタチになっていないのが、ほんのちょっとだけ、気になるのですけど。