【🏃Run4-10 5.36km 31:50 淀川河川公園】 先日、上六で仕事後、新大阪駅までのタクシーで「大阪歴史博物館」前を通過、そう言えばここって行ったことないなぁと思い、最近博物館にはまっている小学三年生を誘ってみたら行きたいとのこと。
橋下徹からの大阪維新のせいで、病院、保健所、プールなどのスポーツ施設・国際児童文学館・おおさか府民牧場・総合青少年野外活動センター・大阪人権博物館(リバティおおさか)などの文化育成施設や公的施設がたくさん廃止されたり、維新のせいでそのほかにも廃止の危機に陥ったりしてきた施設がたくさんあるが(市立美術館統廃合の危機を乗り越えたのは良かった!)、ここは維新府政・市政以前に、大阪城脇にあった「大阪市立博物館」から「難波宮跡と大阪城公園の連続一体化構想」のもと、平成13年(2001)11月3日に開館した博物館だ。
10階 古代フロア 発見!難波宮大極殿
エレベーターでいっきに10階に昇るとそこは地上57m、歴史体感のはじまりです。朱塗り柱と塼敷き床の大極殿から、史跡難波宮を望みます。 エスカレーターで降りた9階には、中世や近世の大阪の景観が再現されます。 8階では、発掘現場が現われ、考古学を体験します。 7階は近代の街角スライス。繁華街の賑わい、郊外住宅の暮らしを伝えます。 また各階では、実物資料にグラフィックや映像、情報端末をおりまぜ、「都市おおさか」のさまざまな顔を紹介します。常設展示場で行っているハンズオン・スタンプラリーの紹介もご覧ください。
「大阪にも都があったんやで」
「都って何?」
「天皇がいたところ。難波宮、難波(なにわ)って昔、大阪は上町台地以外は海で海の潮が複雑で『難しい波』だから難波って呼ばれてん、浪速とも書くんやけどこれも『浪が速い』って意味で同じことを言ってるやろ。今の難波(なにわ)は『なんば』って言うけどな」
「今の都は『東京都』?」
「その通り、江戸城に天皇が住んでるやろ、だから東京が『都』」
「明治維新から東京が都になってんな」
「その通り、今『京都府』って呼ばれているが、京都は平安京から明治になるまで1500年くらい天皇がいたからめっちゃ『京が都』って自己主張しているが、そうでもないねんけどな。ちなみに京都府って、『京』って『天子の住まいのある土地。帝都。みやこ。』って意味を表していて、『都』って『天子の居所のあるまち。みやこ。』を表していて、『府』っていうのは『政庁がおかれていた場所』を表しているから、京都府ってのは都・都・都っぽいってな地名なんでどんだけ~やねん」
「じゃあ、東京都ってどんな意味なん?」
「京都の東にある都ってことやな、いちおう京都をリスペクトしていたんや、明治の頃は。いまはまったくリスペクトしてへんけどな」
「日本の都って、奈良と京都と鎌倉と江戸・東京と思っていた」
「鎌倉と江戸は『幕府」ってことで将軍のいた場所やから、都とはちゃうな。大雑把に天皇がいた『都』を言えば、飛鳥⇒難波⇒長岡⇒平城⇒平安⇒京都⇒東京の順番や。」
笏を館内案内のしおりで模してみた。
参考までに日本に都の変遷。
軽島豊明宮(かるしまのとよあきらのみや 奈良県橿原市大軽町)⇒
難波大隅宮(なにわおおすみのみや 大阪市東淀川区大隅)⇒
難波高津宮(なにわたかつのみや 大阪府大阪市)⇒泊瀬朝倉宮(はつせのあさくらのみや 奈良県桜井市)⇒磐余甕栗宮(いわれのみかくりのみや)⇒近飛鳥八釣宮(ちかつあすかやつりのみや 奈良県明日香村)⇒石上広高宮(いそのかみひろたかのみや 奈良県天理市)⇒泊瀬列城宮(はつせのなみきのみや 奈良県桜井市)⇒樟葉宮(くずはのみや 大阪府枚方市)⇒筒城宮(つつきのみや 京都府京田辺市)⇒弟国宮(おとくにのみや 京都府長岡京市)⇒磐余玉穂宮(いわれのたまほのみや 奈良県桜井市)⇒勾金橋宮(まがりかなはしのみや 奈良県橿原市)⇒檜隈廬入野宮(ひのくまのいおりののみや 奈良県桜井市)⇒磯城島金刺宮(しきしまのかなさしのみや 奈良県明日香村、奈良県桜井市など諸説あり)⇒百済大井宮(くだらのおおいのみや 大阪府河内長野市、奈良県広陵町、大阪府富田林市、奈良県桜井市、など諸説あり)⇒訳語田幸玉宮(おさたのさきたまのみや 奈良県桜井市)⇒磐余池辺雙槻宮(いけのへのなみつきのみや 奈良県磯城郡、奈良県桜井市など諸説あり)⇒倉梯柴垣宮(くらはししばがきのみや 奈良県桜井市)⇒豊浦宮(とゆらのみや 奈良県明日香村)⇒小墾田宮(おはりだのみや 奈良県明日香村)⇒斑鳩宮(いかるがのみや 奈良県生駒郡斑鳩町)⇒飛鳥岡本宮(あすかおかもとのみや 奈良県明日香村)⇒田中宮(たなかのみや 奈良県橿原市)⇒百済宮(くだらのみや 奈良県広陵町、奈良県桜井市など諸説あり)⇒飛鳥板蓋宮(あすかいたぶきのみや 奈良県明日香村)⇒
難波宮(難波長柄豊碕宮)(なにわのみや(難波長柄豊碕宮なにわながらのとよさきのみや) 大阪府大阪市)⇒飛鳥川原宮(あすかかわらのみや 奈良県明日香村)⇒後飛鳥岡本宮(のちのあすかのおかもとのみや 奈良県明日香村)⇒朝倉橘広庭宮(あさくらのたちばなのひろにわのみや 福岡県朝倉市・高知県高知市朝倉丙)⇒近江宮(おうみのみや 滋賀県大津市)⇒飛鳥浄御原宮(あすかきよみがはらのみや 奈良県明日香村)⇒藤原京(ふじわらきょう 奈良県橿原市)⇒
平城京(へいじょうきょう 奈良県奈良市)⇒
難波京⇒保良宮(ほらのみや 滋賀県大津市)⇒由義宮(ゆげのみや 大阪府八尾市)⇒恭仁京(くにきょう 京都府木津川市)⇒
難波京⇒紫香楽宮(しがらきのみや 滋賀県甲賀市)⇒
難波京⇒長岡京(ながおかきょう 京都府向日市・長岡京市・京都市)⇒
平安京(へいあんきょう 京都府京都市)⇒福原京(ふくはらきょう 兵庫県神戸市)⇒平安京⇒東京府→ 東京都(とうきょうふ→ とうきょうと)
ちなみに途中、南朝があったのでそれにも触れておくと、吉野行宮(よしの(の)あんぐう 奈良県吉野町)⇒賀名生行宮(あのう(の)あんぐう 奈良県五條市 )⇒天野行宮(あまの(の)あんぐう 大阪府河内長野市)⇒住吉行宮(すみよし(の)あんぐう 大阪府大阪市)
ってわけで、430年~745年のあいだの多くの時期に、「京」は大阪にあったのだ😊
9階 中世近世フロア 探検!水都の町並みぐるっとめぐり
エスカレーターで9階に降りると、信長と戦った本願寺の時代の大阪に到着。さらに、天下の台所の時代 では文楽人形「浪花屋」を水先案内人に、水都の景色を楽しんでください。1/20のミニチュア模型では町の賑わいを再現。活気あふれるなにわの町人たちの暮らしが、いきいきとくりひろげられます。
ま、大阪城はまた別やが…。
孫1号が「猿は?猿は?」って言ってたのがおもろかったわ~。
8階 歴史を掘るフロア
冒険!実物大の発掘現場「なにわ考古研究所へようこそ。原寸大に再現した発掘現場で、調査方法や遺構・遺物の見かたを学ぶことができます。いろんな道具や資料を使ったワークショップも開催実施します。実物を見て触れる考古学の体験空間で、須古所長といっしょに研究を始めましょう。」
ここはじいじとばあばはソファーで休んでるんで、1号、ゆっくり散策しておくれ~😅
ってことにしたら、かなり興味があったらしく、じっくり鑑賞していたので、じいじ・ばあばは十分に休ませてもらえた😆
7階 近代現代フロア 経験!等身大のリアルな街のパノラマ
10階からつづく時空の旅は、7階で終着へ。いまもその香りが残っている懐かしい大阪との出会いがまっています。大正末期~昭和初期にひときわにぎわった心斎橋筋、道頓堀などの街角を、大きさ、雰囲気そのままにきりとってリアルに再現。当時の記録映像とともに繁栄するモダン都市・大阪の街を歩くことができます。
この地図の、中本町の「中」のすぐ上が自分の生まれた家の位置だ。
この頃は東成区中本やったんやなあ、自分の本籍は城東区東中浜になっていたが。
今、住んでいる家の辺りの地名は、この頃から変わっていないってことも確認。
阪神電鉄の梅田駅、味わいあるなぁ。
ついでに「BKプラザスタジオ」ってとこに寄ってみたが、じいじばあばが沖縄の孫2号(5歳)と孫V3(1歳)のためにいろいろ演技を求めても、ぜんぜんノリが悪い9歳やし…👿
【孫1号9歳がリフティングの練習を始めた⚽じいじ57歳はいままでやったことがないが100日で100回目標チャレンジ😅 2023/2/19 20日目14回(4号球)】
じいじは正月以降「こうやって練習してん」ってことで、昨日、参考にしたyoutubeを一緒に鑑賞。
①一回蹴って手でキャッチ、②一回蹴ってワンバウンドで次に蹴る、③2回蹴ってワンバウンドでまた2回蹴る、っという練習方針を確認して、今日、その通りやってみたら、孫1号9歳、手応えを感じたようだ。
となると、伸びしろが多い孫1号に、速攻で追い越されるのではないかと急に焦りだした57歳っ💦