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寄り道研究所

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ナルニア国物語の新作です

2008年05月22日 | Movie
法事で福井の方へ帰っていましたので、しばらくぶりの書き込みになってしまいました。

久しぶりに通夜の夜伽でびっくりしたんですが、
夜伽というのは交代でロウソクと線香を絶やさないで番をするのですが、そのロウソクが電球のものなのはよくあるのです。
倒れて火事になると大変ですからね。
最大限にびっくりしたのが、お線香にそっくりなのですが、先がLEDなんでしょうか、ちょっとだけ燃え残りの灰も残っていたりして、まるっきり本物なのですが、煙が出ていませんでした。
火事が心配なのはわかります、さらに東京だと、会館だと夜は全員帰って締め切ってしまうそうですが、
形式主義もここに極まれり、そんなのでいいのかなあ

そんな気分をはねのけて、お休みをとって映画です

ナルニア国物語第二章・カスピアン王子の角笛



ナルニア国からもどってイギリスで暮らしてた兄弟が、とつぜん呼び戻されてしまい、滅んでしまったナルニア国と人間の戦いに挑みます。
わくわく、ドキドキを感じながら、あっという間の二時間なのですが、何かもの足らない感じはなんなんでしょう
二番煎じ的なところはやっぱり二作目の宿命なんですけどね。
敵の兵士とはいえ、下っ端の兵士が殺されまくるのは抵抗を感じますねえ

面白いよ~って、すすめていいもんだろうかと悩みつつ、映画らしい迫力を堪能するために映画館で見てほしいのと、

二時間以上の上映なんですが、一時間くらいにしか思えない面白さなので

☆☆☆★★

問いかけられてしまいました、映画・最高の人生の見つけ方

2008年05月17日 | Movie
残り時間を意識し出すと、こういう映画から目が離せなくなってしまいます。
ほんとうは「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」を見ようかと思っていたのですが、二者択一の葛藤に負けたというか、面白いかどうかは別として、両方とも見るべきなんでしょうが。

ガンで亡くなる方は多いですし、告知された方も多いのでしょうが、その時に何を思うのか、何をしようと思うのでしょうか。
若い人に聞いてもだめですよ。
真剣に死ぬときがやってくるなんて思ってませんし、リセットすれば復活すると期待しているでしょうから。

猶予期間を与えられた二人はどうしたのか
とりあえずお金を貯めておきましょう

☆☆☆+☆α

面白いかどうかより、貴方はどうするの?
と、問いかけられているのかもしれません

映像としては、両巨頭のコストがかかりすぎたのでしょうか、せっかくの雄大な景色のはずなのに、まるで書き割りのようなチープさです。
残念

<マック情報>

左の秘書役がなかなかの好感



MacBookを使っていて、役としてもいい感じ

ほっとして帰れる映画なら「ミスポター」

2007年10月08日 | Movie
秋の空に、思わず!



フェニックスが羽ばたいているように見えません?

楽しみにしていた、っていうよりは一週間も見るかどうか考え込んでいた映画「ミス・ポター」を見にでかけました



とりあえずは誰もが知っていると思うのですが、服を着たウサギが主人公の絵本ピーターラビットの作者ビアトリクス・ポターさんの半生くらい?の物語です

見終わって館内が明るくなると、なんだか夢見心地というかほんわかとした感じ?なんですね。
「ありがとう」って言える気持ちかな

上映もあともう少しでしょうから、興味があるならぜったいお奨めします
お早めにどうぞ

小さい頃から自然やら動物が好きで、スケッチも大好きで、物語に入り込んでしまう夢見る少女だったんです
資産家の娘なのに結婚もしないで絵ばっかり書いていたのですが、やっと絵本が初台されたらシリーズ化されて、あっという間に有名作家に

恋があって、別れがあって、美しい英国の湖水地方に住み、私財で自然を守った、などなど、盛りだくさんなエピソードなのに、たった90分にまとめてしまうのは無理なんですよね

もっといろいろな思いがあるはずなのですが、何しろ時間が短すぎますねえ

ピーターラビットの知識はここからどうぞ

湖水地方ってほんとにきれいです
もしかしたら、ハリーポッターの映画にも出てきていませんでしたかね?

ほんと、何が面白い映画かってわからないものですねえ。

なにしろ地味な宣伝なので、見に行くかどうか迷ってしまいますし、映画館の大画面で見るよりレンタルビデオで見た方が楽かな、なんて思ったりすると、1800円も払って出かける気なんかしぼんでしまうのです。

あいかわらずHeroは大人気のようで、満席でしたよ。
こちらはこちらで、エンタテイメントとしての映画の代表ですね、お奨めします。

映画館で見た予告のポスターです
楽しそうでファンタジー、みたい感じが漂ってくるのですが、よ~く見ていると、右下の方に見慣れたキャラクターが



アメリカ映画なんですよ、なのに、ちょっと古いけどオタクの象徴「ケロロ軍曹」が敬礼してます
オタク文化の輸出も盛んと聞いていますが、ファンタジーな映画にまで進出したかとひとしおの感激も!!


さらによ~く見ると、右下に「配給 角川書店」と


どうやら、無理やり書き込んでしまっているようです
そんなことしていいのかなあ、映画にでてるのかなあ

オリジナルと思われる映画ポスターには出ていないぞ



シマウマと変な猿?がいなくなって、かわりの変な人形が書き込まれたり、微妙な違いが面白いです

よい子は、ケロロ軍曹が出ていると思って見に行かないでね、たぶん

そんなケロロ軍曹のサイトはこちらで

ミスポターの彼女が使っていた万年筆、デザインがかっこよかった
メーカーとかわからないかなあ、調べてみよっと

007カジノロワイヤルは007らしくない面白さ100%

2006年12月06日 | Movie
007の新作・カジノロワイヤル、面白いです。

お正月映画の第一弾をはでに打ち上げるのにふさわしいタイトルの映画なのですが、一言で言えば面白い、最初からエンドタイトルまで眠くなりません
この映画をスパイ映画としてみるより、派手なエンタテインメント、ストレス発散のお楽しみ映画として期待しておられる方が多いと思います。



今回は、違うのですよ。
殺人を許可された諜報員の番号00をとったばかりのジェームズボンドが、諜報員を辞めてまで一緒になりたかった女性を失うまで、という、悲しいストーリーと派手なアクションをびっしり散りばめた映画なのです。

アクションもCGに頼らないで、ほんとにはらはら、どきどき、まさに映画です。
CGだと、どこかに安心感がありますからね。

007にはおなじみのアストンマーチンも、今までなら機関銃からロケット弾まで仕込んであるはずが、今回は見せ場はほとんどなくて、はでにひっくり返ってあっという間にぼろぼろになってしまいます。

ちょっと豊満すぎません?


ストーリーには直接関係ないのですが、懐かしいアストンマーチンも登場してます。
ファンサービスなんでしょうね。


勧善懲悪、ぜったい死なないスーパーマンは映画に欠かせないヒーローなのですが、人間らしいところもあるんだよ、苦しんでるんだよ、なんていう庶民性をふりかけて全体を引き締めています。

そんなわけで、007カジノロワイヤルはふた味くらい違う007で、もしかすると007というタイトルをつけてはダメなんじゃないかと思うくらいです。

絶対お薦めの☆☆☆☆★

先週は「椿山課長の七日間」

死んだ人間が七日間だけ元の世界に戻れるという、なんとも難しい設定ですから、途中で説明のセリフがいっぱい必要なのです。
小説なら気にならないことが、画面でいちいち説明されると、スクリーンに溶け込めない自分を見てしまいます。
まあ、しらける、のですかね

一週間考えましたが、どう考えても映画館でみるレベルではございません、ビデオを待ちましょう
☆★★★★

見た!パイレーツカリビアン/デッドマン・チェストは☆1

2006年08月03日 | Movie
ついに新作が登場、夏休み突入でちょっと早めの上映時間に超期待しながらでかけました。
この意気込みが裏目に出たのか、期待が大きすぎたのか、とにもかくにも眠かったぞ
最初から最後まで面白いというのは少なくて、前半は世界の説明、後半で本編突入、目が離せません状態になるはずと期待し続けたのですが、

パイレーツカリビアン/デッドマン・チェスト恐るべし

とにかく評価させていただきます・・・☆


特殊メイクで脅かすだけの登場人物というか悪霊たち、生身の海賊たちもえらく不潔、あとはタコが船を襲うCGで引き込もうとがんばってます。
主人公のジャック・スパローがとってもつまらない海賊になっていて、爽快感ゼロです。

悪霊のボスも、スターウォーズから出張?

お金がかかってるのはわかるのですが、ストーリーがつまらんのです。

映画はストーリーと役者、お金かけてるだけじゃだめよ。

公式サイトに興行収入・史上最速1億ドルなんていってますが、第2弾にみんな期待していたのにねえ

第一弾・呪われた海賊たち ☆☆☆


映画「ファイアーウォール」は☆☆でお奨めしません

2006年04月05日 | Movie
週の真ん中でお休みです。

桜が咲いているというのに雨が降り、何をしていいかわからないときは、とりあえず映画館へ直行です。

マック好きとしては、パソコンつながりで「ファイアーウォール」に興味津々、見に行かずばなるまい。
ハリソンフォードが主演ですから、アクションも見せてくれたですが、インディジョーンズのイメージからはとっても老けてしまって、アクションも痛々しいです。

銀行のシステムに進入してお金をいただくストーリーがあまりにも当たり前、肝心のファイアーウォールといえば、銀行のものならよっぽどこったものになっているかと思えば、主役が銀行のシステム担当役員ということで、えらくあっさり仕上がっていて、どこがファイアーウォールかと首をひねってしまいます。

結局のところ、ファイアーウォールとは関係のない、誘拐アクション映画なのです。


こんなもの、映画館のスクリーンより、テレビの前でおかきとお茶を用意しつつ見るのが正解かと。
そんなわけで☆☆

公式サイト

映画館のポップコーンは大好きなのですが、コップが大きいけど食べたらあっという間で、ちょっと悲しい。
これでも一番小さいSサイズなんですが


どこにもマックは登場せず、銀行のシステムもデルのサーバーで、彼の娘がiPod miniのシルバーを使っていました。
なかなか渋い趣味で好感大

映画って楽しいです・・・ラストサムライに見る武士道

2006年02月23日 | Movie
映画館にいきたくなる映画と、何度も見たくなる映画というのは何が違うのだろうか。
見たくなるのは、いかにもハリウッド映画のスターウォーズ、これからならナルニア国物語、アメリカじゃないけど、今年は登場しそうな007シリーズは見逃せません
ただ、これらは一回見れば満足してしまうのです。

久しぶりに見た「ラスト・サムライ」で感じるのは、やっぱり人間が主役じゃないと、何度も見れないのかも。

評価は二分されているようですが、ピュアな武士道を描いて、エンターテイメントととしてたっぷり楽しめる映画だと思います。

外国人が見た日本だ、そのころの武士が英語を話す分けない、などと、無粋な評論はいかがなものかと思うのです。

いろいろな見方が有るもので、そんな受け取り方ができるものなのかと、面白くはあります。


気になった評価をいくつか

日本の武士道を世界向けに分かりやすく紹介したファンタジー映画と言うべきかも。見終わった後はすごく感動したけど覚めるのも早かったのも正直なところ

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この映画は「日本人」にはリアリティーがない。しかし、おそらくここにこそ、現代の日本人が感動する秘密がある。時代劇なぞ見なくなった日本人はアメリカ人程度にしか日本がわからないのだ。
映画『ラストサムライ』を斬る
――これは「サムライ」についてのアメリカ人による一解釈にすぎない 
03年12月31日
萬 遜樹

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「ラスト サムライ」は時代考証もいいかげんな虚構で、虚構をあえてしてまで言いたかった「武士道」とはなにか。「明治維新」は結果的に絶対主義的天皇制を成立させたけれどもサムライの社会、封建社会から近代社会の時代の進歩を阻もうとしたサムライの「武士道」を英雄視する危険な今日の背景をしっかりみつめたいと思うのです
http://www.seko-yukiko.gr.jp/profile/index.html

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富士の山と渡辺謙演じるサムライと小雪演じる「大和撫子」が出て、まるで西洋人のステレオタイプの日本人論(芸者・冨士山・侍)の範疇に止まっている。
http://www.st.rim.or.jp/~success/Last_SAMURAI_ye.html

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定めが明かされるまで最善を尽くすのも武士道
そんな気持ちにさせてくれるなら、素直に受け入れて、殺伐とした現代社会を乗り切る糧にすればいいじゃないか
 by 寄り道研究所所員

「Mr. & Mrs. Smith」アンジェリーナ・ジョリーにコロッ!

2005年12月04日 | Movie
「Mr. & Mrs. Smith」


タイトルだけでは意味不明なのですが、お互いが知らない殺し屋夫婦で、それぞれの偽名がsmithなんですね。
ブラット・ピットとアンジェリーナ・ジョリー、美男と見方によっては美女、セクシー前回の旬の女性で、この映画では明らかにキャラが立ってます。
映画トゥームレイダーのララクロフト印象が強いのですが、Mr & Msでもアクションはそちらの路線なので、ブラット・ピットの印象が薄れてしまうのですね。
どちらかのファンなら見られる事はお勧めできますが、コメディと強烈なアクションが少々水と油風に溶け切れていないのが残念。
☆☆☆でお薦めします

Mr. & Ms. Smith
ララクロフト

ハリーポッターは☆☆☆+

2005年12月01日 | Movie
今日は何の日 映画の日~
ってことで、1000円で映画が見れるというありがたい一日で、その中でも一番効率が良さそうな「ハリーポッター・炎のゴブレット」鑑賞してまいりました。
効率というのは、上映時間÷入場料金の数値が高いほどお得!
そんな効率の事はさておいて、ハリーポッター、指輪物語、どちらも三時間に迫る上映時間で、緊張感をそんな長い間持てなくて30分くらい耐えきれず寝てしまう、もしくは半トランス状態になってしまうので、わたしは辛い、という人が多いですね。

さて、「炎のゴブレット」これはジェットコースタームービーと言えるほど、スピーディ、スリリング、アップダウン、ちょっと違う仕上がりです。
私が一番好きなのは、ハリーポッターが魔法学校で必要な物を買いにいくダイアゴン横町の雑多の雰囲気なのです。
今回はアクションメインで、魔法を学んで成長していく物語としては物足りない気がします。

宣伝でも、ハリーの初恋、なんて事で興味を持たせようとしていますが、あまりにも頼りないハリーとして描き過ぎて、ちっともかっこよくな~い。
ギャップを大きくして、成功した時の感動を大きくしよう、なんていうのが見え隠れして、ちょっと心が離れちゃいます。

今回の☆は
☆☆☆+(第一作は☆☆☆☆)
とにかく楽しんでください


魔法新聞のおばさん記者なんですが、役目が今ひとつ不明

映画シン・シティ☆☆☆

2005年10月01日 | Movie
全編モノクロ、影絵のような画面に常に解説が付いてくるという、まるでアメリカンコミックのような世界、というより、アメコミの映画化らしいです。
愛がテーマになっている三つのハードボイルドエピソードが、血と暴力、これでもかこれでもかと迫ってきます。
ラストをお話ししましょう、というわけにはいかないのですが、ハードボイルドはストイックであらねばならぬ、畳の上では死ねない、できる事なら路上で人知れず、まさに神髄を見せてくれます。
苦しくも悲しい男を見せつけてくれる、男なら必見、女性なら愛してほしい生き様です。
エンターテイメントとしてはハッピーエンドでないのは残念ですが、楽しめる映画ある事は救いです。
スペクタクル大作ではありませんが、映画館のスクリーンで鑑賞される事をお薦めしたい、珍しい作品です。
愛すべき男たちに会ってください。